ゴールデンウィークの前半は気候がいいので、ネットなんかしていないで、外に出たほうがよほどいいですね。
私も二日間完全にパソコンの電源を切っておりました。目の休養にもなる。休肝日ならぬ休眼日です。インターネット時代にはとても大事なことでしょう。
さて、今日は拙著『リーダー感覚』のなかの山本五十六語録を取り上げます。
山本五十六語録とは「やってみせて 言って聞かせて やらせてみて ほめてやらねば . . . 本文を読む
昨日は尻きれトンボになった感がありますので、書ききれなかったプロセス暗示の説明をいたしましょう。
詳しい方法や事例は拙著『暗示型戦略』にありますので、ここではポイントだけを説明します。
プロセス暗示というのは私の造語ですが、みんないろんな形で使っていると思いますよ。だから、私の説明を聞けば、「なんだ、そのことなら俺はいつもやっている」と言われるかもしれません。
たとえば、こういうことです。
. . . 本文を読む
組織に集中をもたらす方法は大別すれば二つあります。
一つは、焦点を与えてそれに集中する方法。たとえば会議室にメンバーが集まって、OHPでプレゼンするのを見ながら、意見をあれこれ言う。
これによって、問題点があきらかになります。そして、メンバーの間には、この問題に対する集中力が生まれます。
もう一つの方法は、夢を共有することです。夢に向かってメンバーの意識が集中していくのです。
前者は、圧縮 . . . 本文を読む
私は時折、整体で学んだことをこのブログで紹介することがあります。今日は、整体で骨格を修正することが、組織を改変することと似ているという話をしましょう。
私の場合で言えば、ケガで左下半身が歪んでおります。また、学生時代にスキーで転倒し左肩を脱臼していますので左上半身も歪んでいます。
肩の運動を司る背骨は上胸部にありますが、ここは呼吸器とも関係しています。それで肩を脱臼した人は、呼吸器が弱る可能性 . . . 本文を読む
久しぶりに拙著『先見力訓練法』を取り上げてみようかと思います。この本は私の処女作ですので、思いいれも深いのです。
時々読み返すことがありますが、結構いい線いっていると思います。自分で言ってもしかたありませんが。
こういう本はなかなか売れませんね。先見力なんか訓練したいという人は、あまりいないということです。目先、何が売れるかということにみな目が行きますからね。
じっくり読みこなせば、役に立つ . . . 本文を読む
囲碁で、新しく定石を覚えて、さっそくそれを実戦で使ってみると、かえって失敗することがよくあります。
なぜこういうことが起きるか。囲碁の定石というのは、ある局面で、自分と相手が最善の手で打ち合った姿です。それで五分の分かれになるというのです。局地的な戦いのセオリーとでも言えばよいでしょうか。
ところがいざ実戦となると、素人は最善の手を打てない。そこで定石を知っている人は、相手の悪手をとがめること . . . 本文を読む
昨日の続きです。拙著『リーダー感覚』では、ほめる訓練を実践することを勧めておりますが、その意味についてご説明しましょう。
よきリーダーになるためには、いくら頭でリーダーシップ論を理解してもだめです。人を指導する実践を繰り返さなければ、指導者として成長できません。
しかし、たいていの人は、人を指導しようなどと考えたとたん、金縛りのようになってしまうでしょう。そこで、ほめる訓練を繰り返すのです。
. . . 本文を読む
久しぶりに、拙著『リーダー感覚』から、ほめる技術をとりあげましょう。
ほめて育てることがどれだけ大事か、リーダーには是非実感していただきたい。また、それを通じて、人を指導する意味を学んでいただきたい。そんなつもりで、『リーダー感覚』を著したのですが、お読みいただいた方は、そのあたりを実践されて、実感されておられるでしょうか。
実際問題として、ほめると言ってもどこをほめたらいいかよくわからない、 . . . 本文を読む
難しそうな交渉相手に対して、資料などを準備するのは当然です。そういうことは、ここでは一々取り上げません。私が扱うのはそこから先の問題です。
要するに潜在意識の活用法ということなんですが…。
どうやるかというと、交渉をどういうふうにもっていこうか、前の晩に考える。
相手と仲良くなりたいのか、相手に気に入られたいのか、相手のそこがだめなんだと説得するのか、いろいろと考えます。
私の場合は、だい . . . 本文を読む
◆栄光のセブンーイレブン
今月の日経新聞「私の履歴書」には、セブンーイレブンをつくった鈴木敏文さんが寄稿されています。
ここ二、三日、セブンーイレブン創設当時の話が出ていて、非常に面白いです。
コンビニというと、今でこそ当たり前のように我々は使っていますが、当時としては画期的なシステムだったことがよくわかります。
そもそも、チェーン店になってもらえる人を探すのは当初たいへんだったでしょう。バ . . . 本文を読む