「何でもかんでも総ブログ化計画」の12番目のお題の「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」。
これは、体験談でまさにこんな感じだった日々があったなあと。
8月にブログを開きまして。
まあ、開いてみたってとこで、誰にも教えず、遊んでました。
今まで「知的障害児母」ネタで、HPや掲示板、メーリングリスト参加などもしてきましたが、それとは関係ないとこでブログ、って感じで。
まあ、生活自体は「知的障害児母」なので、全く関係なくというのも、また不自然な話ではあったのですが。
そこにある「事件」が起こりました。
松田聖子主演で、ダウン症ネタのドラマが放映されるそうだ、と。
それは、明治安田生命のCMで大きな話題を呼んだ「たったひとつのたからもの」で、高視聴率を記録するのはほぼまちがいないだろうと。
俳優として、3人のダウン症児がオーディションで選ばれたと。
放映前から、その話題はとても大きいものとなっていました。
さて。
知りたいのは、「普通の人」の感想です。
知らせたいのは、こうしたドラマの功罪です。
ふむ。
ブログ、持ってるな。
ブログ、使えるな。
これを利用しないというのは「損」、なんだろうな。
と、いうことで、まず放映前日に「たったひとつのたからもの」:ドラマを見る前に という記事をアップしました。
そして、いよいよドラマ放映。
見た後に、「たったひとつのたからもの」:感想 という記事をアップしました。
話題になったネタに関して反応の早いブログ、実に大活用するという経験になりました。
まずわたしは、「たったひとつのたからもの」というワードでブログ検索を重ねて、かなりの記事を読み尽くしていきました。「泣いた」だけの感想記事はどんどん読み飛ばし、「泣いた」にプラスアルファがある記事をどんどんメモっていきました。ひとつひとつにコメントを入れるのが大変だったので、自記事内に「ご挨拶」を入れる形でトラックバックを入れていきました。
トラックバック先の方でご訪問いただいて、コメント入れてくださった方とそうでない方がいらっしゃいましたが、コメントを入れてくださった方々とは、実に充実したやり取りになったと思います。
自分の感想としては、まさに「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」というのが実感でした。
そして、さらに、コメント欄で「関心」を持ってくださった方がいらしたことに力を受け、さらに関連していく「ダウン症」に関しての記事を、「たったひとつのたからもの」というカテゴリ を作って、そこに加えていきました。
この時期、気になっていたのは、参加している「医師が主宰する、ダウン症児の親とダウン症児に関わる人のためのメーリングリスト」のメンバーの、このドラマに対しての反応でした。乳幼児の親の参加者が多いこのメーリングリスト、メンバーである親たちが、特にダウン症という事実の告知から間もない小さい子の親たちがどんな思いでこのドラマを見ただろうかということ。親たちが、「普通の人」は、このドラマをどんな風に見たのか、関心を持っているのではないだろうかということ。
スットコドッコイなHNを使ったこのブログを、このメーリングリストのメンバーに知らせるのは、ちょっとこっぱずかしく躊躇があったのですが、見せたいものの「価値」と、自分の赤っ恥と、この二つを天秤にかけて、結局わたしは「価値」を選択。そしてわたしは、「ダウン症児の親」というものに「なりたて」で、まだまだ様々な「衝撃」にダメージを受けやすい小さい子の親たちの手をつないで、彼らの精神的安全圏に配慮しながら、ブログという世界に現れていった、このドラマの「普通の人」の感想を見せたのでした。
このことに対しても「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」という実感が、わたしにはありました。
この、高視聴率を記録したドラマの放映から、5ヶ月が過ぎました。
DVDも発売されました。
Googleでの「たったひとつのたからもの」というワード検索で、トップページに「たったひとつのたからもの」:感想 という記事が表示されることが、相変わらず続いています。
この現象がいつまで続くのか関心があったので、11月末日に、この記事に記事限定でアクセス解析をつけました。
その結果として、今年に入ってから減少しているものの、いまだにアクセスがゼロの日は皆無、12月1日から現在までユニークアクセスで千件を超えました。
ドメインで見ると、個人や企業からのアクセスに加えて、次のようなものがあがっています。
「ac.jp (大学/専門学校など)」「ed.jp (各種学校)」「go.jp (政府機関)」「lg.jp (地方自治体)」「or.jp (各種法人団体)」「ad.jp (管理組織)」。
新たなコメントがつくことは無いものの、インターネット上に表示されない日が皆無というこの「たったひとつのたからもの」:感想 という記事とコメント欄に「存在しているもの」が、何を生み続けていくのか。
この記事を存在させ続けていくことも、わたしにとっては「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」ということのひとつのような気がします。
*トラックバック
何でもかんでも総ブログ化計画 「【募集12】こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」。
*2005.6.25追記
トラックバック
♪3足わらじで福祉を考える♪ ■ [障害者家族] 「たったひとつのたからもの」を観て
これは、体験談でまさにこんな感じだった日々があったなあと。
8月にブログを開きまして。
まあ、開いてみたってとこで、誰にも教えず、遊んでました。
今まで「知的障害児母」ネタで、HPや掲示板、メーリングリスト参加などもしてきましたが、それとは関係ないとこでブログ、って感じで。
まあ、生活自体は「知的障害児母」なので、全く関係なくというのも、また不自然な話ではあったのですが。
そこにある「事件」が起こりました。
松田聖子主演で、ダウン症ネタのドラマが放映されるそうだ、と。
それは、明治安田生命のCMで大きな話題を呼んだ「たったひとつのたからもの」で、高視聴率を記録するのはほぼまちがいないだろうと。
俳優として、3人のダウン症児がオーディションで選ばれたと。
放映前から、その話題はとても大きいものとなっていました。
さて。
知りたいのは、「普通の人」の感想です。
知らせたいのは、こうしたドラマの功罪です。
ふむ。
ブログ、持ってるな。
ブログ、使えるな。
これを利用しないというのは「損」、なんだろうな。
と、いうことで、まず放映前日に「たったひとつのたからもの」:ドラマを見る前に という記事をアップしました。
そして、いよいよドラマ放映。
見た後に、「たったひとつのたからもの」:感想 という記事をアップしました。
話題になったネタに関して反応の早いブログ、実に大活用するという経験になりました。
まずわたしは、「たったひとつのたからもの」というワードでブログ検索を重ねて、かなりの記事を読み尽くしていきました。「泣いた」だけの感想記事はどんどん読み飛ばし、「泣いた」にプラスアルファがある記事をどんどんメモっていきました。ひとつひとつにコメントを入れるのが大変だったので、自記事内に「ご挨拶」を入れる形でトラックバックを入れていきました。
トラックバック先の方でご訪問いただいて、コメント入れてくださった方とそうでない方がいらっしゃいましたが、コメントを入れてくださった方々とは、実に充実したやり取りになったと思います。
自分の感想としては、まさに「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」というのが実感でした。
そして、さらに、コメント欄で「関心」を持ってくださった方がいらしたことに力を受け、さらに関連していく「ダウン症」に関しての記事を、「たったひとつのたからもの」というカテゴリ を作って、そこに加えていきました。
この時期、気になっていたのは、参加している「医師が主宰する、ダウン症児の親とダウン症児に関わる人のためのメーリングリスト」のメンバーの、このドラマに対しての反応でした。乳幼児の親の参加者が多いこのメーリングリスト、メンバーである親たちが、特にダウン症という事実の告知から間もない小さい子の親たちがどんな思いでこのドラマを見ただろうかということ。親たちが、「普通の人」は、このドラマをどんな風に見たのか、関心を持っているのではないだろうかということ。
スットコドッコイなHNを使ったこのブログを、このメーリングリストのメンバーに知らせるのは、ちょっとこっぱずかしく躊躇があったのですが、見せたいものの「価値」と、自分の赤っ恥と、この二つを天秤にかけて、結局わたしは「価値」を選択。そしてわたしは、「ダウン症児の親」というものに「なりたて」で、まだまだ様々な「衝撃」にダメージを受けやすい小さい子の親たちの手をつないで、彼らの精神的安全圏に配慮しながら、ブログという世界に現れていった、このドラマの「普通の人」の感想を見せたのでした。
このことに対しても「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」という実感が、わたしにはありました。
この、高視聴率を記録したドラマの放映から、5ヶ月が過ぎました。
DVDも発売されました。
Googleでの「たったひとつのたからもの」というワード検索で、トップページに「たったひとつのたからもの」:感想 という記事が表示されることが、相変わらず続いています。
この現象がいつまで続くのか関心があったので、11月末日に、この記事に記事限定でアクセス解析をつけました。
その結果として、今年に入ってから減少しているものの、いまだにアクセスがゼロの日は皆無、12月1日から現在までユニークアクセスで千件を超えました。
ドメインで見ると、個人や企業からのアクセスに加えて、次のようなものがあがっています。
「ac.jp (大学/専門学校など)」「ed.jp (各種学校)」「go.jp (政府機関)」「lg.jp (地方自治体)」「or.jp (各種法人団体)」「ad.jp (管理組織)」。
新たなコメントがつくことは無いものの、インターネット上に表示されない日が皆無というこの「たったひとつのたからもの」:感想 という記事とコメント欄に「存在しているもの」が、何を生み続けていくのか。
この記事を存在させ続けていくことも、わたしにとっては「こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」ということのひとつのような気がします。
*トラックバック
何でもかんでも総ブログ化計画 「【募集12】こんな使い方があったのか!ブログの可能性に挑戦」。
*2005.6.25追記
トラックバック
♪3足わらじで福祉を考える♪ ■ [障害者家族] 「たったひとつのたからもの」を観て