S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

ダイレクト電子メール

2005年03月08日 | インターネット雑記
インターネット上の無料サービスを利用するときに、「希望する分野のダイレクトメールを受信」という条件があるものが存在します。
「広告メール」というもの、そういう意味では「慣れている」もので。
まあ、必要ないものは削除すればいいということなだけなのですが。

「んん???」

と思うのは、そうしたサービスを介するものではなく、ネット上からアドレスを拾って送ってきたものだろうというもの。
自社製品に関して「大反響」「話題騒然」みたいな形容から始まるもので。
まあ、たいがい、削除すればいいというだけなのですが。

今回の困惑はこちらの会社からの商品紹介メールです。
商品はコチラ
受信したメールアドレスは、自分が管理するHPの掲示板に記載しているものです。
障害児教育に関してのメーリングリストに登録してあるものでもあります。
HPにはこの記載とは別にメールフォームがありますが、そこからの発信ではありません。
また、このダイレクトメールの本文において、メールアドレスをどこから入手した等の記載はありません。
突然入り込んでくる「得体の知れない広告メール」と、文章構成はほぼ同じです。
(「大反響」「話題騒然」から始まり、該当URLが記載)
安全のために、このメールのURLをクリックせず、記載されている社名で検索して商品を確認するという手順を取りました。
そういう手順を踏みたくなるほど、「得体の知れない広告メール」と受信の印象や文章構成、「商品に対しての美辞麗句」が酷似していたとも言えます。

「知的障害」「ダウン症」等で検索されるHPを管理していれば、こうした「案内」は来るものですが、今までに関しては「掲示板への投稿」やメールフォーム利用が主でした。
こうした形でアドレスに直接ということは何回かありましたが、アドレスの入手という「挨拶」から始まっていたこと、そのことで「違和感」を持たなかったという部分があります。
もちろん、ネット上にメールアドレスを記載するということは、そういう受信が「存在する」ということは承知の上で行わなければならないことだと思います。
その上での「感想」ということです。

「商品」としては、教育ソフトの一つとして認めるべきものであると思われます。
ただし、知的障害児に関しての言語獲得には、「発達に関しての全般的な支え」が必要かつ重要なもので、このソフトを使うことで「驚くほど能力が伸びる」ということではなく、あくまでも教材の一つであるとも思われます。

知的障害児の家族が管理する個人サイトはたくさんあります。
その方々のところにも、この「広告メール」は届いているのでしょうか。

なお、社名と商品名を出したのは、直接メーラーに飛びこんでくるよりも、別の形で情報を入手した方が「直接的な違和感」を持たずに商品自体を確認できると思ったからです。
また、「ことばのくんれん」で検索すると、様々なニュースソースも閲覧できます。
参考にされたい方はどうぞ。

*参考リンク
【マルチメディア・インターネット事典】ダイレクト電子メール