「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

テレビで見る共産中国における反日デモに参加する若者

2005-04-12 22:35:20 | 歴史・戦争
ジローズが「戦争を知らない子供たち」を歌ってどれくらいの年月がたったでしょうか。いわゆる先の戦争を肯定するも否定するも、戦後生まれは戦争を肌で知らないことを自覚することが肝要ではないでしょうか?学校で習った歴史が史実だと考えるのは思慮が浅いのでしょう。自ら掘り起こしていく思考が大切です。

今回の報道で、生理的嫌悪感を持ったのは大使館に物を投げつける若者がへらへら笑っていたこと(あくまでも画像と言う切り取られたものにて判断することは危険ですが)。これが命を掛けて、天安門で戦車の前に立ちはだかった民族と同じとは思いたくない画像。
ただ、注意すべきは、以前、柄谷行人がブッシュ父のイラク攻撃を100%に近いアメリカ人が支持しているということだが、アメリカの友人達と話しても誰も指示はしていない。アメリカ人とは誰のことだろうとTVで話しておりました。これは同様のことが今回も言えるかもしれません。中国人とは誰を指して言っているのだろうか?なんて・・・・・・。

しかし、共産中国に阿南大使がいること自体が悪い冗談ですね。デモしていた中国人は大使のことを知っているのでしょうか?
読了本
「一死、大罪を謝す 陸軍大臣阿南惟幾 角田房子 新潮社」
まさか共産国の大使になるとは思ってもいなかったことでしょう。

国連は常任理事国になれなければ、脱退?
読了本
「悲劇の外交官 松岡洋右 上 豊田穣 新潮文庫」
歴史に学ぶ脱退の方法。下巻は読まず。

靖国神社へは行くならば8月15日に参拝に行くべきでしょう。
入手済み未読
「靖国 坪内祐三 新潮社」
靖国神社は博物館もあり、見所たくさんです。

日本人よ、卑になることなかれ!軋轢を恐れ、卑屈になることが問題を先延ばしすることになるとは戦後の歴史で学んだことに思えます。

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