「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

ジョアン・ジルベルト、想いあふれて 

2005-05-24 23:58:32 | 芸能
ボサノバが好きな私です。ボサノバの聖地、リオ・デ・ジャネイロにも行きました(シンガポールで東回りか西回りか迷い、旅行代理店に問うたところ、「同じです」との回答。西回りのエール・フランスで機内24時間、パリ乗換えの旅となりました。機内ではもちろん亡きトム・ジョビンのフィルムを観ました)。
イパネマの娘のカフェにも足をのばし、Tシャツも購入。
イパネマ海岸にも宿泊。
こうなると、もちろん、ジョアン・ジルベルトの日本公演にも一時帰国です。

生きているジョアン・ジルベルトの生演奏が聴けるとは思いませんでした。動いてる~!とまず感動。ささやくような声とギターの弾き語りに感動。

空調施設を止めての演奏(2年目はちゃんと扇子持参)。
初年度は1時間以上の開演の遅れ、2年目はのんびりとしてましたら、何とちょっとの遅れで始まりました(初年度の場内放送は笑えました。「開演時間となりましたが、アーティストがまだホテルにいる為、もうしばらくお待ちください」 これが数回の後、「今、アーティストがホテルを出ました」 そして、演奏中にはフリーズして10~20分動かなくなりました)。2年目は普通で面白くなかったですね。やっぱり、変人であるからジョアン・ジルベルトなのでしょう。2年目は彼女と行きました。熱くボサノバを語る私(といってもトム・ジョビンとジョアン・ジルベルトくらいしか持っていないのですが)に彼女は引いていました。

入手ブックレット
「ジョアン・ジルベルト Japan tour 2003」
ジョアン・ジルベルトのディスコグラフィがあり、これは重宝します。歳を追うと共に無くなる髪の毛、切実です。

読書中
「ボサノヴァの歴史 ルイ・カストロ 音楽之友社」
分厚い本です。半分で止まっています。ボサノバの生い立ちが書かれています。ボサノバ好きには必読との本。

余談ですが、お行儀のよい日本の観客を大好きになったジョアン・ジルベルトでしたが、シンガポールに来たら・・・・・・途中で演奏止めて帰るだろうな、と思います。

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2 コメント

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はじめまして (mari-momo)
2005-05-25 00:18:55
お邪魔いたします。。。

ブログの新作記事から来ました。

思わずタイトルに反応してしまいました(笑)



ワタシは“想いあふれて” は英語で唄ってるんですが

( No More Blues )、ジョアン・ジルベルト…いいですよね~♪

わざわざ帰国されてライヴに行かれたのですね。



Japan Tour 2003 のブックレットはぜひ見てみたいです!

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Unknown (さとかず)
2005-05-26 01:57:36
コメントありがとうございます。

2004年のブックレットもどこかにあるはずですが、私の本棚は密林状態ですので・・・・・・。

今年も来るかもしれませんね。味をしめていますから。
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