サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

覆す情熱と愛

2014-05-01 21:03:03 | Weblog
父の前立腺癌が発覚してから3ヶ月ほどたちました。



血液検査で どれくらい進行しているかが数字でわかるのですが、今回の再検査で そのPSAの数値がかなり下がっていました。



しかも「これなら大丈夫」と医者が合格出すくらいの下がりよう。



今やっている治療と、わたくしが無理矢理勧めた野菜ジュースやココナッツ製品が 多少効いたのかな、嬉しくなりました。





ですが、1つ問題発生。




父は糖尿病でもあるのですが、血糖値は上がってしまった。



いつもかかっている地元の医者に「このままだとインシュリン(注射)ですよ」とせまられました。



この話は わたくし一人にされたので、先生に「数字を見せて、父親に食事に気をつけろ、と説得しなさい」と言われ。。。。。




わたくしは心の中で「それは親子喧嘩しろと言ってるようなものです」と思ったけど、「わかりました」と答え、帰ることに。


帰りの足取りは重かった。(涙)




今まで 家族の注意に聞く耳持たなかったから 病気になったわけで、今さら「食べ物に気をつけろ」と言ったっも無理だろ~~!が本音。




一応 母親にも伝えてみたけど「言ってもきかないし、逆に怒られるからヤダ」の返事。


そう、その通り。(笑)






姉は不在だし、もう腹をくくって わたくしが父と話すしかない。





で、その日のうちに父と話すことにしました。




血液検査の結果をみせ、インシュリン注射をせまられたことを伝えると、父は「そんなに食べてない」と。



でも 母からは父が色々買い食いしてることを報告されているのです。(笑)





つまり自覚がないわけで「これくらいなら大丈夫」と つい食べたり飲んだりしているのでしょう。




そして 予想通り、わたくしのイチ押しのココナッツ製品に文句を言い出した。



「コレが悪いんじゃないの?」と。



医者のやることと、わたくしのやることは真逆なので、どちらを信じてもらうかは本人次第。




いつかこうゆう日が来るだろうなぁ、と思っていた通りになりました。





わたくしにあるのは 愛情だけ。



医者のような知識もデータもない。





もう気持ちをぶつけるしかない、と思い、良くなってほしいからこそやっているのだ、と熱弁。



しまいには「死ぬかもしれないのが怖いからやってんじゃないの!」と怒鳴りながら泣きました。





ここまで父とわたくしで 長く熱く話したのは 人生で初めてのことだと思います。(ケンカ以外)





そして「威厳の父」「意見を譲らない父」が 初めて



「わかった、わかったよ。」



と答えてくれました。





どうにか伝わったようです。





結局、

「治療を続けながら わたくしの食事療法も続ける」

「(実家での)食事に気をつけ、血糖値を下げる努力をする」


ことに同意してもらえました。



もっと怒鳴り合いの喧嘩になるかと思いきや、わたくしの泣き落としで なんとかまとまり、ホッと一安心。






で、いったん父は帰ったのですが、孫の帰宅時間に合わせて 何事もなかったかのように一緒に登場。(オイ!)


父の手にはコンビニの袋。




夕飯の支度をしながら さりげなくチェックすると。。




ス○○の甘~~~いカフェラテ発見。




わたくし一気に脱力。



「ぜんぜんわかってないやんけ!」と、父にパイルドライバーの技をかけたい気持ちで一杯でしたが、グッとこらえ、「父ちゃん、コレはイカンよ。。」と小声で伝えました。



父は、、、無言。(笑)





しかし、、、まぁ~~~ 今まで何十年と重ねてきた生活習慣を覆すは なんと難しいことか。




精一杯伝えたつもりでしたが、わたくしが真剣で心底心配してるのが伝わっただけかも。





アタシの涙を返してよ!




戦いは続く。。。。

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