ご近所の、一人暮らしのおばあさんのところへ
週3回お手伝いに行っています。
と、言っても、ごくごく簡単なお手伝いで
時間にすると30分ぐらいでしょうか。
お手伝いが終わると、チョッとお喋り。
私はほとんど聞き手です。
そのおばあさん、寝る前に一日使った道具や場所に
声を出して、手を合わせて 「今日も一日使わせてもらってありがとうございました」と
お礼を言うそうです。
その、おばあさん、家の中は手押し車のようなものを押して
ゆっくりですけど動けます。
「今日は、台所に行って、いつも水を飲むコップを、クレンザーで洗ってきた
そして、少し休んでから、ティッシュのビニールをはがした」と
自分ができる仕事を頑張ってしています。
そして「楽しかった」と言ったのです。
私はその言葉を聞いて、涙が出てきました。
なんと素晴らしいのでしょう。
私がおばあさんのお手伝いをしているのではなく
おばあさんが私の心を癒してくれているのかもしれません。