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“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

東電の社外取締役

2012年05月23日 06時00分29秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、東電の社外取締役の話です。

信じられない、NHK経営委員会の数土(すど)文夫委員長が東京電力の社外取締役に内定し、双方を兼務するというのです。報道の公平さが疑われて当然です。原発事故の首謀者とそれを報道する経営のトップを兼務するというのは常識では考えられません。

自民党の総務部会幹部は5月15日に数土氏を党本部に呼んで「NHKの中立性を損ねる」との懸念を伝え、社民党も就任辞退か経営委員長辞任を要求しました。

ところが、枝野経済産業相は「法的に問題ない」と言ったと報道されています。

それはそうです。枝野という男は、法律の専門家ですが、人間的には失格のようです。法律を違反していなければ何をやってもいい。このようなことをやるために弁護士になったのでしょう。

その他にも、住宅設備最大手の住生活部ループ社長の藤森義明氏は、日商岩井(現双日)、日本ゼネラル・エレクトリックを経てアメリカのゼネラル・エレクトリック社の上級副社長を務めていました。ゼネラル・エレクトリック社は原発事故を起こした、福島第一原発の原子炉を製造したメーカーです。

原発製造関係者と、ほぼ国営放送の経営委員長を取締役にするとは、「東電、おまえもワルよのう」と言われて当然です。

東京電力は、原子力村からまだ考えが抜けられないようです。いや、たぶん原子力村にどっぷり浸かっていることの意味がわからないのでしょう。

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