元慰安婦中傷に国連が勧告

こんにちは、蜂助です。

今日の我が家の花は「ハルジオン」　なんだ雑草じゃねえか、と思う方も多いでしょう。でも美しいでしょ。

紫苑は「シオン」と読みます。パソコンで変換すればすぐに出てきますよ。これはキク科の花の一種ですが、薄紫の一重の花を秋に咲かせますが、九州の一部で自生しているだけで絶滅危惧種です。春にさく「紫苑」に似た植物、これが「春紫苑」＝ハルジオンです。良く似た名前に「ヒメジョオン」があります。これは漢字では「姫女苑」、お姫様の女の園という感じでしょう。

我が家には、ハルジオンしか生えていませんが、違いは花びらです。写真のように花びらが糸のように細いのがハルジオンです。ヒメジョオンは花びらが２倍位太い感じでしょうか。その他はそっくりです。別々に見たら区別がつかない、マナ・カナのようです。

国連には、警察や国家権力による拷問や非人道的な扱いを禁止する拷問禁止条約に基づき１９８８年に「拷問禁止委員会」が設置されました。５月３１日にこの委員会が日本政府に勧告を出しました。橋下大阪市長の発言を念頭に「政府や公人による事実の否定、元従軍慰安婦を傷つけようとする試みに反論するよう」日本政府に求めました。さらに「法的な責任を認め、関係者を処罰する」よう勧告しました。この意味は、橋下を処罰せよということではなく、従軍慰安婦の設置や虐待に関わった者に対し、国も責任を認めるとともに、関係者を特定して処罰せよ、という意味だと思います。

そして、慰安婦への補償や「あやまちを繰り返さないために、教科書への記述などで周知するように」とも勧告しています。生活保護受給手続きを簡素化するようにとの国連の勧告を無視しただけでなく、さらに手続きをしにくくしたと同じように、この慰安婦問題の勧告も無視するのでしょうか。首相自らが、こんな事実は歴史上無かったと思っているのだから、当然のことながら無視するでしょう。

国連の勧告を立て続けに欺こうとする日本政府は、世界から笑いものにならなければ良いのですが。

この問題では、ノーベル平和賞を受賞した５人の女性が連名で、橋下大阪市長の発言を非難する声明を５月３０日に発表しました。対人地雷全面禁止運動活動家、イラン人権活動家らの５人は「戦時における”性奴隷”は、性暴力であり、今日では戦争犯罪と定義されている」として「もっとも強い言葉で非難する」と発表しました。

日本人の私も恥ずかしいです。

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