“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

東電株主総会6時間越える

2011年06月29日 06時37分42秒 | 蜂助の呟き
おはようございます。蜂助です。

  

今日、6月29日は梅雨の中休みで抜けるような晴れ空です。

この話題は臼蔵さんの得意分野ですが、私も今回は言いたい。


昨日は株主総会がいろいろと開かれ、特に電力会社では東京・中部・九州・北陸の4社で開催されました。東京電力の株式総会は、6時間を越える大荒れの総会となったようです。

株主は、投資するために株を買い所有しているので、その会社が利益を上げることを願っている方がほとんです。原発継続の可否でも、何と言っても儲かるか、儲からないのか、これが判断の中心になるのは当たり前です。

総会で株主提案された、原発事業から撤退を求める議案は賛成8%のみで否決されました。東電の株主は大企業がほとんどなので、必然の結果です。資本の論理ですから。

しかし、株を所有している南相馬市、白河市はこの法案に賛成しました。当然と言えば当然です。福島第一原発による住民と自治体、地元産業の被害は膨大なもので、今後いつまで続くかわかりません。原発を停止し、廃炉を求めるのはこの地域の住民の本心だと思います。株を所有している自治体として、この気持ちを代弁して原発撤退を表明した勇気はすばらしいと思います。

福島県は東電株を所有していますが、議決権を行使しませんでした。佐藤県知事が脱原発を表明しているだけに残念です。福島県庁の役人は何を考えているのか!

脱原発を求める声は、しだいに大きくなっています。

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