“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

腐敗した大金持ちと社会的貧困

2011年11月10日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
米谷ふみ子さん(作家)が書いた記事を紹介します。
その中に、アメリカのコメデイアンのジョージ・カーリン(故人)がショーの中で「景気が悪くなるとアメリカ政府は最初に教育費をカットする。なぜか知っているかい?この国の真の持ち主には意見のある国民は面倒だからだ。安い賃金で諾々と働く者を望んでいる。中産階級と貧乏人が争っている間に金持ちが大金を盗んでいる。政府は金持ちのためにあるんだ」。なかなか面白い表現、指摘です。

W・ストリートのデモでマイケルムーア監督がCNNに語ったこと。「政治家はW・ストリートの一雇い人に過ぎない。2011年の資本主義は悪質な組織である。僕たちは新しい組織を作らねばならない」。デモの参加者のプラカードには「今は不景気ではなく、我々は(富を)盗まれたのだ」「反核」「アフガンから引き上げろ」「堕胎合法を保護せよ」「銀行トップを投獄せよ」「ロビイスト制度をやめろ」「求む職」が書かれている。

アメリカ共和党右派、テーパーテイの人々は「道端に倒れていても健康保険がなくて病院に行けない人は死んでもよいのですか?」と尋ねられると「なるようにせよ」と異口同音に答えるそうです。私は(米谷ふみ子さん)アメリカに50年間住んでいて、初めてその冷血な奴隷の雇い主のうような答え方を恥ずかしげもなく繰り返すのを聞いて「寒くなった」。


<生活保護、7月は205万人超 通年で過去最多の可能性>
厚生労働省が9日に公表した今年7月の生活保護受給者数は、前月より8903人多い205万495人で、通年の平均で過去最多だった1951年度の204万6646人を上回った。受給者数が毎月1万人前後のペースで増える傾向にあり、今年度は通年でも最多になる可能性がある。政府は貧困対策の強化を求められそうだ。
 生活保護を受けている世帯数も、前月より6730世帯多い148万6341世帯で、過去最多を更新した。世帯の種類別で最も多いのは「高齢者」。63万527世帯と、全世帯の42%を占める。働ける現役世代を含む「その他」は25万1176世帯。リーマン・ショック前の3年前の同月(11万7005世帯)に比べて2倍以上に増えた。仕事が見つからず、生活保護を受けざるを得ない世帯が増えているとみられる。生活保護費の支給総額は、10年度で3兆2289億円にのぼる。
 市区町村別でみると、大阪市が15万1097人で最多だった。

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