“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

「町民電話帳」の作成 富岡町

2012年10月25日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
富岡町は全町民が避難しています。町民数は15600人です。故郷に住みたくても住めない。その人たちの工夫を自治体である町もかかわり、作成したとのニュースです。本当に悲しく、つらい話です。

<「町民電話帳」の作成  富岡町>

 富岡町が作成を進めていた「町民電話帳」が完成し、23日から県内外に避難する全町民約7200世帯への発送を始めた。東京都三宅島の噴火で全島避難の際に島民の心をつないだ「島民電話帳」がモデルで、初版は全世帯の約25%、1789世帯分の住所や電話番号などを記載した。町の関係者は東京電力福島第一原発事故の影響で、県内外に散り散りになった町民の絆を強めてほしいと願っている。
 A4判サイズで、名前や避難後の住所、電話番号、避難前の町内の行政区を記載した。調べやすいように氏名の50音順と、現在、住んでいる地域順になっている。
 電話帳の趣旨を理解し、情報提供してくれた町民の分だけを載せた。名前と電話番号だけ、名前と住所だけなど、町民の意向にも配慮している。双葉署の協力で、オレオレ詐欺防止の啓発も入れた。
 初日は、郡山市富田町の「おだがいさまセンター」で発行記念式が行われ、町関係者らに電話帳を披露した。
 富岡町民は1日現在、県内と、徳島県を除く45都道府県に約1万5600人が避難している。遠藤勝也町長は今後、掲載に同意する町民は増えるとみており、「時機を見て改定していきたい。リスクを超える意義を持つ、希望の1冊になってほしい」と話した。
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