原子力発電所から出た使用済み核燃料、プルトニウムは核兵器製造にとっての原料となります。そのプルトニウムを大量に保有する。また、原子力発電所を維持し、稼働させ続ける安倍、自民党政権の思惑との重なるアメリカ政府の中枢の見解です。
被爆国である日本が、憲法を変更し、再軍備、他国での軍事行動を行うことがーーー核兵器の開発保持と結びつけば、アジア・太平洋戦争の時代に逆も戻りします。そのような野望を打ち砕くためにも、安倍、山口自公政権を退陣、少数派にしなければなりません。
<朝鮮日報>「北の核開発を放置すれば日本が核武装」
米国のバイデン副大統領は中国の習近平・国家主席に対し「北朝鮮の核開発をこのまま放置し、その結果日本が核武装したらどうするのか」などとして北朝鮮に圧力をかけるよう求めていることが分かった。
バイデン副大統領は20日(現地時間)、米国のPBS放送に出演した際、中国側に上記のような論理を突き付けている事実を明らかにした。バイデン副大統領は「われわれは習主席に対し、北朝鮮がハワイやアラスカはもちろん、米本土まで攻撃できる核兵器の開発を進めている事実をはっきり認識するよう求めた」「それに対してわれわれが防衛システムのレベルを上げようとすれば、習主席はそれに反対し、米国が中国を包囲していると考えるようだ」などとも話した。バイデン副大統領が語る防衛システムとは、韓国と米国が韓国国内に配備を検討している高高度防衛ミサイル(THAAD)のことだ。
バイデン副大統領はさらに「われわれは中国に対し、日本が明日にでも核武装をすれば、どのようなことが起こるか理解しているのか問い詰めている」とした上で「日本は事実上、一晩あれば核兵器を製造する能力を持っている」との見方を示した。
ワシントン=ユン・ジョンホ特派員朝鮮日報/朝鮮日報日本語版