なんともやりいれない話です。浪江町牧場が研究のために牛の処分をしないで飼育を継続し、大学など研究機関と一緒に調査活動を行うと話していました。放射性物質の飛散により、森林、農地など土壌汚染が進みその放射性物質が生物、農産物に取り込まれる循環が起きています。除染により放射性物質を除去、隔離しない限り、このような循環を断ち切ることは出来ません。悲しいことですが、事故による放射能汚染調査、その調査を通じて除染、農産物、畜産物への対応策をどうすべきか研究、対策に役立ててほしいと思います。それしかないのかもしれませんが。実際に、その作付け、飼育にあたる農家、酪農家の方々の悲しみ、怒りは計り知れないものがあります。
<汚染米水田:試験用として作付け継続を…東大大学院が提言>
東京大大学院農学生命科学研究科は13日、東京電力福島第1原発事故で玄米1キロ当たり100ベクレルを超す放射性セシウムが検出された水田について、試験用として作付けを継続すべきだとする提言を発表した。提言はすでに農水省に提出したという。
農水省は昨年末、玄米のセシウムが暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えた地域は「作付け制限が必要」との方針を示したが、提言では「今年作付けしなければ、稲の放射性物質が今後どのように推移、蓄積するのか、予測が難しくなる」と指摘している。
記者会見した長沢寛道・同研究科長は「高い値の放射性セシウムが検出された水田で作付けし、データを正確に把握することは、福島県の農業復興に必要だ」と話した。
<汚染米水田:試験用として作付け継続を…東大大学院が提言>
東京大大学院農学生命科学研究科は13日、東京電力福島第1原発事故で玄米1キロ当たり100ベクレルを超す放射性セシウムが検出された水田について、試験用として作付けを継続すべきだとする提言を発表した。提言はすでに農水省に提出したという。
農水省は昨年末、玄米のセシウムが暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超えた地域は「作付け制限が必要」との方針を示したが、提言では「今年作付けしなければ、稲の放射性物質が今後どのように推移、蓄積するのか、予測が難しくなる」と指摘している。
記者会見した長沢寛道・同研究科長は「高い値の放射性セシウムが検出された水田で作付けし、データを正確に把握することは、福島県の農業復興に必要だ」と話した。