交通事故

昨日は職場から自宅に帰ったのが２２時
遅い夕食をかっこむと、すーちゃんママに連絡
目が腫れてしまったという子猫のために、
手持ちの未開封の猫風邪用の目薬と飲み薬を用意した


いざ出発
いつもと違う道を選んで、すーちゃんママさんちへ向かった


・・・え？？？


何かが道路に丸まっていた
小さく丸まった物体
急に止まれずに、轢かないように通過した


いや～予感がした
きっと猫だろうな


そのままにしては、２度３度轢かれてしまうだろうし
それはとても気の毒な話だ
時間はないけれど、後ではきっと後悔すると思い引き換えした


車を停車させて、丸まった何かを見たとたん
ヘビが鎌首を持ち上げるかのような、おかしな動きをしたのだ


い、生きてる
この子生きてるよ


首の持ち上げ方から、たぶん助からないかもしれないと思った
なおさらそのままにしておかなくてよかった


大きなシーツでくるみ、大至急獣医さんに連絡して（まさにたたき起こすって感じ）
すーちゃんママの家とは真逆の方向に向かった
こんな夜なのに、けっこう車が走ってて、正直こんなに邪魔だと思ったことはない
赤信号もうっとうしかった


途中、呼吸がくるしいのかぜいぜいしているし、鼻や口から血が噴き出していて
もしかしたら、このまま逝っちゃうんじゃないだろうかと、
気が気じゃなかった


やっとたどりついた獣医さんで、すぐに止血剤の注射をした




先生の分析によると、この子は脳震盪で意識がなかったとこをわたしが通過して、
それからすぐに気が付いて動こうとしはじめたとこだったんじゃないかと・・・


つまりは、事故に遭った直後だったのではないかとのことだ
なら、轢いた人は引き換えしてくれればいいのに・・・


しばらく預けて様子をみることにした
ただ、肺とかのダメージがひどくて呼吸困難などが予測されるなら
そのときは静かに眠らせてあげてほしいとお願いした
苦しんで苦しんで過ごすのは、あまりにしのびない




生後４～６か月くらいじゃないかと思う
縁あって、たどり着いたのだから、もし治れば、里親さんを探してあげたいと思う
野良気質が強かったら、苦労するだろうなぁ


そんなわけで、目薬はすっかり遅い時間のお届けとなり
猫回りも遅れ、猫達の夕食はう～んと後回しにされてしまった


この子は今日も、まだ様子をみている状態だ


交通事故で横たわってる子が、生きていたのははじめてのこと
さすがにかなり驚いている
後のことは後で考えるとして
今はとりあえず、この子がなんとかこの局面を乗り切ってくれたらと願っている