そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

伽羅ちゃん☆またね

2023-12-11 23:31:06 | 天に還った猫たち犬たち
Yさんのお宅の伽羅ちゃんが12月4日
天に還っていきました。

少し前に、食事を何もしないからどうしようと相談されました。
点滴だけだと栄養にはならないから、何か舐められるものを食べさせるか
鼻からチューブを挿管してもらって、そこから栄養のあるものを
流し込むようにしてみてはとアドバイスしました。

根気よく、いろいろ試してくださいました。

伽羅ちゃんの病気は『間葉系腫瘍』
お薬を飲み始めたばかりで、成果は見込めないまま
見送らないとならなかったそうです。

進行の早さにもとまどい、納得ゆく介護もできず、
早すぎる幕切れに、どうしていいのかわからないままだと・・・。
そして、2匹になった家の中が物足りなくなっているようです。
このやりきれない気持ち、本当によくわかります。

亡くなる時、伽羅ちゃんが苦しがっているように見えて
それが本当につらくて・・・と、苦しい心のうちを吐き出してくれました。
そこもわかります。

静かに・・・まさに眠るように逝く子と、そうではない子がいます。
病気を告げられて、なんとか治せないかと必死な時は
神様に、助けてくださいと命乞いをする自分がいます。

でも、もう終わりのときが近づいていて、あきらめの境地に入ったとき
目の前の愛猫が苦しそうだと、
神様に早く迎えに来てあげてくださいと、
涙ながらに真逆のことを祈るわけです。

伽羅ちゃんのママも、同じ気持ちだったんですね。
もしかしたら、若くして旅立つ子は、現世に名残がつきないのもしれません。

伽羅ちゃんは、道端で倒れこんでいるところを
とおりすがりの高校生に助けてもらいました。
近くの獣医さんにかけこんで、一命を取り留めました。



脱水の影響か、熱中症だったのか、頭を左右に振ることもありました。
でもそんなことはまったく気にも留めずに、Yさんは伽羅ちゃんを
お家の子に迎えてくれました。



かわいらしい伽羅ちゃん
成長しても、かわいらしいまんまでしたね。



Yさん宅から、すでに向こうに逝った先輩猫たちがいますが
みんなと足並みそろえるのは苦手だった伽羅ちゃん
出迎えてもらって、さて今頃何をどう話しているのかと
ちょっと聞いてみたい気もします。



泣き虫だけど、ものすごく優しいママを
これから、みんなで見守ってあげてほしいと思います。

お疲れ様、伽羅ちゃん。
素敵な一生だったね。


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