Ｎさんの大切な虎二朗くんが４月の11日に旅立ちました。
虎二朗くんのお宅は・・・。
2021年の冬の寒い日に、
五郎ちゃんの新しいおうちに名乗り出てくださったおうちです。
猫と暮らす会が関わった多頭のアメショーたちのうちの1匹が
五郎ちゃんでした。
片耳がつぶれていて、譲渡していくのは時間がかかるかなと考えていましたが
Ｎさんのおかげで、そして受け入れてくれた虎二朗くんの懐の深さのおかげで
すっかりなじんで幸せな生活を手に入れることができたのです。
Ｎさんは、路上で傷ついている子をいつも連れ帰っています。
そんなＮさんだから、片耳がつぶれて変形していても
気にも留めなかったんだと思うのです。
その五郎ちゃんを受け入れたお兄ちゃん猫の虎二朗くんが
静かに還っていきました。
いろんな思い出がたくさんあるだろうし、
新しい猫をいつも受け入れてくれてましたから
Ｎさんにとっては同志だったともいえるはずです。
こんなお便りをいただきました。
ありがとうございます
まだ実感がわかなくて
と言っても最後は私の腕の中で逝ったのでわかっているのです
冷たく硬くなってく体も
わかっているのですが朝起きた時、仕事から帰った時、
名前を呼んで探してしまうのです
今まで沢山の子達を見送りましたがいつも虎二朗が慰めてくれたのに…
保護した動物の面倒をみてくれ私を支えてくれ感謝しかありません
向こうの住人がどんどん増えて寂しくなりますね
また会えることを信じて
向こうで待っててくれることを信じて
これからも頑張っていかないと…
ご心配をお掛けしました
まだ心の整理がつくまでにかなりの時間がかかりそうですが
五郎ちゃんもギャーギャー鳴きながら虎二朗を探しているので
２人で沢山虎二朗の話をしようと思います
きっと向こうの世界で待っててくれますね。
いつかまた会えるその日まで、ほんの少しだけお別れです。
ありがとう、虎二朗君
