そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

世にも奇妙な体重計

2017-10-29 00:26:06 | そらまめのひとりごと
助けるときは、キャパシティやこちらの受け入れ可能な状況により判断しています。


10月19日の木曜日に何とかならないかと相談のあった6匹の仔猫たち。



400グラム超えていて離乳食を食べられるのなら引き受けましょうということに・・・。


体重計測も420グラム、離乳食も必死で食べるということで引き受けることにしました。


ところが、ところが。


自宅に帰って体重を計るといちばん大きい子でも380グラム


一番小さな子は250グラム




しかも、離乳食・・・まったく自分じゃ食べません。


わが家には、他にもりんどうちゃんというその日まだ210グラムのミルク飲みが手元にいましたし




体調がまだまだ怪しい黒猫と白猫のペアを抱えていましたが。


猫移動してこの子たちのお世話をしないとどうにもならなくなりました。


体調不良ですがやや大きいチーム4匹を会のベテランスタッフさん宅にお願いしました。


その日からわたしは総勢7匹の子ヤギたちのお世話に追われることとなりました。


通常の勤務もあり、捕獲の相談や現地調査もあり


当然、な~んちゃってではありますが主婦の顔もあるわけです(これはほとんどないともいえますが)


子ヤギたちの大合唱の中・・・布団で寝る日がなくなりました。


夏場に向かってお世話するときは室温をエアコンで調整するのですが、冬に向かっての今は


ミルクやお尻の世話以外に、湯たんぽやカイロをセットしなくてはならず


しかも下痢で脱水気味で点滴したりすると1回のお世話に2時間も時間を取られてしまいます。


洗濯の量も半端なく、ペットシーツの使用もものすごくてゴミ箱がすぐにいっぱいになります。


この子たちのことだけでもありませんが、病院通いも日課になっています。


あと2週間くらいで脱出予定ですが、けっこう体力気力もギリギリです。


受験勉強を思い出し・・・なんだか追い詰められたこの感じが快感になってきたかもしれません。


そんなわけで、10月もハイスピードで過ぎています。


体重計測の間違いですが・・・この子たちにすればなんともラッキーだったわけです。


そういう運命だったんですね。


引き受けたからには、そういう運命でたどり着いた縁を大事にして


佳き飼い主さんの元に行けるように頑張るしかありません。


長雨や台風や急な冷え込みやらで、誰にも知られずに命を落とす子の方が多い中


運命のふるいにかけられても必死で網目に張り付いていたわけですから、大切にしなくてはいけませんね。


さてさて、この子たちを計った体重計ですが、その後別のものでいろいろ計測してみても


狂ってはいないとの話です。


子猫たち、話を聞いていたのかな。


残念ながら、1匹は体重が思うように増えず下痢がひどいので入院することになりました。




母猫が飼育していたら放棄したかもしれません。


猫は、育ちにくい育たないとなると、育つ子を優先しますから


置いてきぼりや見過ごされて放置される子だったかもしれません。


多頭で出産している理由は途中育たないことも想定していると言われています。


最後に1匹残ればいいという考え方で種の保存をはかっているわけです。


さて名前も考えてあげないと気の毒なのですが、なかなか・・・思いつかずにいました。


入院中の子はアメショみたいな柄なのであめちゃん




7匹目の子猫は別腹のりんどうちゃん




あめ・・・からはじまって・・・りんどう、でつながる名前を考えてみました。


雨にうたれて咲く花りんどう


あめちゃん・にぃちゃん・歌ちゃん・レテちゃん・咲ちゃん・花ちゃん・りんどうちゃん


これなら、物覚えの悪い私でも忘れないです。


最近名前も覚えられなくて、兄弟の名前は何かのシリーズとか関連性のあるのにしてねと


スタッフさんにも注文いっぱいです。


ブログ更新もままならなくて、ヘロヘロしてますが、


無事に7匹の子ヤギたちがデビューできますよう、応援して下さい。






外にいたら確実に命はありませんが、わが家でもけっこうスパルタでお気の毒様な子猫たちです。




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