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そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

FIP(猫伝染性腹膜炎)を治す

2020-07-12 15:59:00 | 病気&事故の話し/猫編
これまでFIPの確定診断を受けることは、死の宣告でもありました。


ところが、不治の病とされていたこの病気に


なんと有効な新薬が開発されたのです。


MUTIANという特効薬です。


ですがこれってまだ日本では未認可。


つまり輸入しての治療となると、膨大な金額がかかります。


考え方はそれぞれですが、こうした薬が開発されていることは


喜ばしいことです。


動物に関わる獣医の先生方も賛否両論のようですが・・・。


MUTIANの疑似薬も出回っているという話も聞きました。


効果があるならそれはそれでかまわないのですが、認可されれば


どれほどありがたいことかと思います。


さて、今回はこの薬を使用しながらFIPと向き合って


治療をしようと決めたオレオ君の里親さんのブログをご紹介します。




オレオ君は昨年9月の終わりに


兄弟5匹で箱に入れられて棄てられていました。



産まれて間もない小さな命でした。


だんだんと大きくなって、里親さんとの出会いがあり


幸せ猫ライフを過ごしてきていたので、まさかの告知に驚きました。



病気と闘う猫と暮らす会の卒業生のオレオ君ですが


もし同じ病気でこの新薬を知らない人がいては・・・。


わかったとして、もし自分なら何をどう選択するのかを


この折に考えてもらえたらと思い、ご紹介することにしました。



愛猫が病に侵されたとき


果たしてどれが正解なのかはわかりませんが


日ごろから考えておくのもいいことかもしれません。


オレオくんにエールを送ります。

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リンパ腫と闘うサンゴちゃん

2020-06-19 05:23:02 | 病気&事故の話し/猫編
サンゴちゃんは16歳の女の子です。


悪性リンパ腫と診断されて・・・・ずっと治療を続けてきました。


告知されたときは、目の前が真っ暗だったという飼い主さんですが


今は、治療の効果もあり体重も増えて小康状態が続いているそうです。



見た目は、実年齢よりずっと若く見える可愛いサンゴちゃん。


サンゴちゃんを想ってくれるパパとママのそばで安心した表情です。


まだまだがんばってくれそうな気がします。

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謎の嘔吐下痢

2020-06-08 16:40:38 | 病気&事故の話し/猫編
検査したのでパルボとかの怖い病気ではありませんが


このところ、あっちこっちでなぞの嘔吐下痢が流行っています。


何年か前も流行ったことがありましたけど、同じかな。


しかも猫たち、元気はいいままなんですよ。


これもまたお世話する人が手洗いしたり、食器をハイターで洗ったり


着替えもまめにした方がいいわけです。


猫ベッド、キャリー、ケージ、フリース


全部こまめに洗濯し、消毒することが必須です。


そうじもきちんとしたいですね。


ものぐさ大魔王のわたしですが、掃除機とかクイックルワイパーはよくします。


洗濯も朝夕やってます。


ハイターつけおきも好きです。


そう考えると、猫たちのおかげでけっこうがんばっているかもしれません。


病気を出したくない、感染させたくないと思うと


ものぐさ大魔王も、まめまめしてるかもしれません。


これぞまさしく、猫のおかげ様って感じですね。


といわけで、感染症流行っているようです。


みなさんも充分気をつけてお過ごしください。


小さな子猫は、早めに対応しないと脱水したり低血糖をおこして


命の危険があります。


大人猫も吐き気止めをうってもらえば楽になりますから


こういうときこそ、獣医さんを頼ってほしいと思います。



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生きる理由

2020-06-04 08:27:15 | 病気&事故の話し/猫編
たとえば病気の猫が自宅に現れたら


たとえばそれがエイズキャリアだったら


なかなかすんなりと受け入れられる人の方が少ないと思うのです。


以前もご紹介しましたが、Kさんはそういう子をほってしまうことができず


治療し、自宅へ受け入れてくれました。



そして、この子たちが自分の【生きる理由】を作ってくれましたと。


けっしてなついているわけでもない猫なのに、まっすぐな魂に触れて


圧倒されてしまいました。



大事にしますと言ってもらえてるこの子たちは、


どんな王国の王様の猫よりも幸せ者だと思います。



またこうした相談を受けて、不安を取り除くアドバイスのできるスタッフさん。


暮らす会はこうしたスキルの高いスタッフさんがたくさんいます。


受診の必要性や、飼育のやり方がわかれば、


病気などへの不安な話を聞いてあげられたら


自分で頑張れる人たちって、案外いらっしゃるんじゃないのかと思います。
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頑張ってるね♡イール君

2020-06-03 20:27:39 | 病気&事故の話し/猫編
イール君は猫と暮らす会の卒業生です。


今、重度の貧血で病と戦う日々。


偶然、病院でお父さんお母さんとお会いしましたが


その数日前にチュールの応募券と共に飼い主のNさんから


お便りもいただきました。


抜粋してご紹介します


イールは今、がんばってます。イールを見るたびこの子は強い子だなと


思います。


イールには辛い思いをさせてしまっていますがこの子は乗り越えて


くれる気がするんです。






歯を抜く痛い手術もがんばってくれて


輸血したときも今日持つかどうかわからないと言われました。


でも、自分がイールにしてあげられることは限りなく少なく


無力だと感じました。


ですがイールの生命力を信じます。やってあげられることは少ないですが


イールを支えます。


私が、イールでなきゃダメだったので。


イールにたくさん助けられたので、今度は私が支えます。


イールと一緒に生きたいので!!


私がしっかりしないとです。イールと一緒にがんばります。


大切なことを、お互いが与え合って暮らしてきたのだと思います。


まだ若いイール君。


持ち直してくれることを心から願っています。


病院で会った時、まだまだ目に力がありました。



神様、どうかこの子に力を分けて下さい。


きっと、大丈夫。何度も危機を乗り越えたイール君だもんね。

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ビフォーアフターの風邪ひき春子猫

2020-04-23 09:27:11 | 病気&事故の話し/猫編
春子猫というタイトルですが、産まれたのはたぶん真冬


2月初旬~半ばではないかと思います。


わたしたちが相談を受けて出向いたときは、ママ猫が


しっかりと2匹の子猫を守って頑張っていました。




相談してくださった方は、数年前も野良猫の避妊手術で関わった方です。


子猫のうち1匹は、その状態からすぐに保護しなければ、


そう遠くないうちに命を落とすであろうことは


長年の経験上わかりました。


このときは2匹でしたが、たぶん何匹かは亡くなってしまったんだろうと思います。




相談者さんには、あらかじめかかるであろう経費の一部負担を了承してもらい


すぐに保護。


ママ猫に関しては、外猫を慣らしたり触ったりが得意なnobuさんに


捕獲できたとき様子をみてほしいと委ねました。


おちびたちは、けっこうひどい風邪をひいています。


よく食べて出してくれるので、目がくっつかないように


あたたかくして、こまめな点眼が勝負の分かれ道です。


別のスタッフKさんが、家族ぐるみでお世話してくれたおかげで


なんとも愛らしい可愛い子猫本来の姿に戻りました。


小さくてもお世話が可能なお宅に、それぞれ別々に譲渡することができました。


今年度、初の子猫の譲渡です。




これからも季節の変わり目には、涙目になることも考えらえますが


そのお話もさせていただき、わたしたちからバトンを渡すことができました。


愛情込めて、しっかりとケアをすれば


こうして幸せな道を歩かせてあげることができます。


費用負担を快諾してくれた相談者さん


しっかりしたケアを続けてくれたスタッフさん


受診時、的確な処置をしてくださった獣医さん


生涯を責任と愛情を持って見守ってくれると約束してくれた里親さん


みなさんの力の結集が、このビフォーアフターを生んだんだと思います。


また、こうした表舞台には立たずとも


可愛い写真を撮影したり、撮影した写真をアップしてくれるスタッフさんが


広報してくれればこそ・・・・。


お届けに行ってくれたり、説明したりのスタッフさんにも感謝です。


見て見て~と自慢したくなっちゃいましたので、ご紹介いたします。


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やったね!チャトラン💛

2020-03-28 18:21:33 | 病気&事故の話し/猫編
猫周りの場所にチャトランが現われたのがいつだったのか


実はあまり正確には覚えていません。



というのも、ふらふらと現れたものの定着することはなく


来たり来なかったりだったのです。



付近にいる人によれば、誰かの飼い猫説、隣町で餌をもらってる猫説


いろいろでした。


あえてすぐに手術もせず、ご飯もあげずにいましたが


かれこれ半年ほどして、大きな大きな玉をぶら下げているのに


目をつぶっておくことができなくなり、去勢手術を済ませました。


立派な体格で元気も良くて、きっと誰かが餌あげている子かなと思いました。


本来は、ご飯をあげている人がきちんと手術をするべきだと思います。


そういう当たり前のことができない人はまだまだ大勢います。


とはいえ、犯人捜しをしていても仕方ないですから、きちんと手術をして


生きていきやすいようにしてあげたいと思った次第です。


さて、事件が起きたのは昨年9月18日の水曜日の夜のことです。


猫周りしている場所の近くから、ただならぬ悲鳴に近い泣き声が聞こえてきました。


チャトランが上半身だけを持ち上げた姿で必死に呼んでいたのです。


ダーリンが泣き声の場所を探し出してチャトランを見つけ


抱きかかえ車に乗せてくれました。


動けない下半身に痛みがあるようだったので、すぐに夜間救急に行きました。


両足ともに複雑骨折だったのです。



かかりつけの先生と打ち合わせをし、金曜日に手術になりました。


再度検査しレントゲンも撮り直した結果、大腿部の骨が見事に粉砕しています。



這って生活することになってもそれはそれでかまわないけれど


万が一、今後排尿排便ができない身体になっているようなら


そのときは・・・・わたしの腕の中で逝かせたいと伝えました。


そこからは先生にすべてを委ねました。


結果は・・・・無事に手術は成功し、骨はピンを入れて押さえて


しばらく創外固定の生活に。




安静にしていないといけないので、ケージに入れていましたが


イライラするのか、毎日ケージの中はアナ雪状態です。




ピンの固定がうまくいったので、トイレには何とか行けるようになりました。


少しづつ、少しづつ回復するようにサポートするほかありません。


そのうちケージの外に出して、ちょっと目を離すとやっぱりアナ雪です。



チャトランの楽しみはご飯タイムだけ。


わたしの楽しみは、先生が巻いてくれるテープの色。




カラフルさを楽しんでいました。


いっしょに生活してみて、チャトランは飼われていたことがあるのかもと思いました。


威嚇もなく、爪を出すこともありません。


他の猫たちにも大変友好的で、むしろ遠慮がちです。


子猫たちには大人気でした。



11月の末に、創外固定を外すオペをしました。


そこからのチャトランはみるみる回復して、普通の家猫みたいです。




院長先生の的確な判断、先生方のオペの技術


そして病院のスタッフさんたちもいっしょに頑張ってくださったおかげです。


顔も可愛いし、もっとしっかり歩けるようになったら


譲渡できるかもって希望も見えてきました。


骨の折れ方を見ると、太ももだけが砕けています。


寝ているところを人間の足で踏みつけたか、


傘などで思いっきりたたいたか・・・・。


交通事故ではないことは一目瞭然でした。


嫌なことは考えたくないけれど、おかしな人間がいるのは事実で


弱い者いじめする人は後を絶ちません。


野良猫稼業をやっていくのなら、なつっこい猫は要注意なのです。


助けたいと願う人も大勢いますが、死んだっていいと思う人間も


いじめたっていいとひどいことができる人間も大勢います。


命がつながって本当に良かったです。


そしてそして、チャトランは2月の終わりに、とある若いご夫婦に見初められ


別のスタッフさんのお家にいたまるお君と2匹で





里親さん宅に行ってから、


風邪ひきで体調を崩すというアクシデントもありましたが


家猫としての幸せな道を手にすることができたのです。


半年の間に悲しいこと苦しいこと、痛いこと怖いこと


様々な経験をしたチャトランです。


そのいばらの道の先に大きな幸せが待っていました。


わたし自身も、ずっとこの先忘れることのできない経験をしたと思います。


チャトランは茶虎くんというお名前になりました。


運の悪い猫だったけれど、それをはるかに凌ぐほど強運の持ち主でした。



君の幸せを祈っているからね。


*******************************************

チャトランを保護する直前、グレト・シマトを相次いで見送っていました。


大けがをしたチャトランを何とか助けたいと思ったことで


わたし自身が悲しみに埋もれてしまうことがなかったと思います。


ボロボロの気持ちでも何とかなるものですね。


助けたつもりで、助けてもらったのはホントはわたしの方でした。



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ミルクの支援とリキッドの寄付

2020-03-10 16:50:11 | 病気&事故の話し/猫編
ミルク飲みの仔猫たち用にたくさんのミルクと


ほ乳瓶の寄付をいただきました。



ミルクはすぐに減ってしまうので、とても助かります。


今までもその方には、大量の猫砂やフリースなどのご支援をいただいてきました。


ご自身も現在病と戦っていらっしゃいますが


どんなときも前向きで明るい方だとうかがっています。


猫たちの足長さんです。


お元気で毎日をお過ごしいただきたいと祈っています。


里子に行った猫たちからも猫の恩返しがきっとあると思っています。




そして、心臓病とそのせいで巨大食道炎になり



カテーテルからリキッドで給仕する以外生きるすべのなくなったりんちゃん。





毎月、いろんなものを支援してくださるK様ご夫妻から


1カ月分のリキッドをいただきました。



なんともありがたいことです。


りんちゃんにとって命をつなぐものです。


助けたい・・・・・それだけでは、到底助け切ることはできません。


みなさんに支えられていることに心から感謝です。


りんちゃんにも、みんなが応援してくれてるよ、頑張ろうね



そんな風に話しかけながら、挿入しているわたしです。


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猫あるある(;^_^A・・・・

2020-01-02 07:54:45 | 病気&事故の話し/猫編
何年も、いつも神経を使っていることがあります。


長いお休みの時です。


動物病院がお休みなので、そのときに何か起きると対応が後手になって


病気も怪我も悪化してしまいます。


ところが今年も・・・・あるあるにはまってしまいました。


元旦の早朝、くったりして元気のなくなった子猫の動画が


スタッフさんから送られてきました。


まだあたりが暗いうちからわが家に移動です。


預かった子猫をケージに入れて外を見ると、きれいな日の出です。


初日の出です。きれいでした。


さてさて、ここから持ち直していけるように頑張ろうね。


子猫にも自分にもエールです笑


予定も満載なので、やり繰りしながらです。


生きている猫たちに関わっているわけですから、


正月も何もまったく関係ありません。


いつ何時具合が悪くなるかなんて、予測もできないことです。


万が一のとき不測の事態に備えること、対応できるように日ごろから


考えておくことって大切ですね。


おかげさまで、昨日移動してきたおちびちゃん。


今朝は薬と点滴効果で、自分からしっかりとご飯を食べることができました。


風邪で熱が出て、食べられないし苦しかったんですね。


この子は、気に入ってくださった方がいてトライアルも決まっています。


待ってる家族がいるから、早く元気にならなくっちゃ~です。


大人になれば何でもないことでも、お子様のうちはすぐに体調も急降下。


早めにケアさえできれば何でもないことなんです。


お正月あるあるにはまりましたが、普段も同じです。


猫たちのちょっとおかしいかなのサイン。


見逃さなければ、何でもなく過ごすことができたり


早く治療にうつることができたり・・・・。


わたしたちが、何かあったら病院を受診してくださいとお願いする理由は


そういう事なのです。


4日から各病院は普段通りに開業されていると思います。


あるあるに・・・・・どうかどうか遭遇しませんように。


ちなみに、元旦に撮影した家の近所の植物です。





へたくそな写真ですが、なんかすごくいいなぁって思って写してみました。


季節を感じさせてくれる風景がすぐそばにもあって


それって、心癒されたりします。


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大けがをした猫

2019-11-29 05:32:52 | 病気&事故の話し/猫編
11月中旬に入り


自宅に怪我をした猫が姿を見せるようになり


気の毒でご飯をあげてしまった方からの相談です。


猫を飼ったこともなくて、どう対応したらいいのか・・・・。


テラスの下に入り込んでいるそうです。




雄かメスかもわかりませんが、怪我の治療も必要ですし


当然、不妊手術もしなくてはいけません。


スタッフNさんに現地調査を兼ねて見に行ってもらいました。


で・・・・・話してるうちに、捕獲器に入りましたと報告があり


はや!って思いましたが、お腹がすいていたのかもしれません。



怪我は日を追うごとに悪化しているようです。




翌日、病院に行ってもらいましたが怪我の状態は開放骨折でした。


しかも数日経過してしまっていますから・・・・感染などが怖いです。


先生の判断で、後ろ脚は断脚手術となりました。


野良ちゃんで断脚・・・・。


今後のことを考えると、やはりどう考えてもしばらくは


どこか安全な場所で保護が必要です。


相談者さんは若いご夫婦でしたが、こちらで貸し出したケージで


がんばってお世話をすることを決めてくれました。



野良ですから、すぐに簡単に触れるわけではありませんが


やり方をNさんに伝えてもらったところ、まずはトイレはできましたとの報告です。


傷が治癒して、慣れるのに2~3か月はかかるかなと思いますが、


もしうまくいって自宅に入れてもらえるのなら、3本脚でも


何にも問題はありません。


トイレができて、ご飯も食べてくれるのなら、あとは時間が解決してくれます。


もしも、室内で飼うことができなかったとしても


完治までお世話してもらえたなら、その後のこの子の行く末も


ずいぶん違います。


いずれにしてもまたどうなったのかの経過を確認予定ですが


いい方のお宅に迷い込んでくれたものです。


よき獣医さんでお世話になることができました。


この子のことを気にかけてくれる方の元へたどり着けて


命拾いすることができましたね。


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エイズキャリアを怖がらないで

2019-10-29 09:40:56 | 病気&事故の話し/猫編
まったく今さら・・・・。


検査でFIV抗体が陽性だったからと言って


頭の中が真っ白になってしまう人がまだいることに、びっくりします。


猫エイズって名前がよくないのかもしれません。


子猫のうちに検査して陽性だったから困り果てて処分を考える・・・・。


まだまだそんな考えの人がいるのも事実で、それって本当に悲しいです。


野良気質の強い子なら、隔離も必要かもしれませんが


普通の子ならきちんとケアして育てていけばいいだけのことだと思います。


人にも犬にもうつりませんし。


免疫力を高めるように、質のいいフードを選んだり、部屋を暖かくしたり


早めに受診を心がけていれば、14歳15歳いえいえ16歳17歳まで


生きることだって可能です。


しっかりと調べもしないうちに、せっかく助け出した子を処分しようとするのって


かなり乱暴だと思います。


わたしの周りにはいろんな病気の子を抱えている人が大勢います。


エイズキャリアの子と暮らしている人も少なくありません。


もちろん、最初はショックでもみなさん、一日でも長く暮らせるように


環境づくりを考えたり、その子に合うフードを選んだり


工夫しながら楽しく暮らすことを考えてくれています。


昔ながらの頭の堅い心も堅い人って、


病気だったら保健所に連れて行くだの


役に立たなくなったら捨ててくるだのと平気で言うし平気でそうしますよね。


いつの時代???


江戸時代の姥捨て山ですか???  (←さかのぼると平安時代もあったらしい)


と言いたくなります。


処分を選択肢に入れるための検査ってどうなのかと思います。


検査は、その子ときちんと向き合ってより快適な生活を過ごすためのものです。


検査の結果がたとえ悲しいものでも、それを元に


その人がやれることをやってあげて、そこからの時間をより有意義にするのでなければ


はじめから検査など受けない方がどれだけいいかわかりません。


・・・・とわたしは思います。


結果が悪くて目の前からいなくなることばかり考える人は


動物と暮らそうなんて元々思わない方がいいのに。


いつか、自分自身が病気をしたり動けなくなったりしたとき


きっと何らかの形で跳ね返ってくるのでないのかなと・・・・。


こうした自分勝手な話を耳にしたりすると、


もっともっと猫エイズは怖くなんてないと、声を大にして言っておかなきゃ


そんな気持ちになるわたしです。


犬でも猫でも・・・・もちろん人間でも


生きていれば健康なときばかりじゃありません。


そのときどう向き合うか・・・・その人の本質ってそのときでわかりますね。


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頑張れ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°ニャンゴスター✨✨

2019-10-24 04:07:21 | 病気&事故の話し/猫編
慢性腎不全で絶望的な数値でしたが


にゃんごからニャンゴスター☆と改名して頑張ってくれてます。



元気になったんで、腎臓の数値はどうかと血液検査しましたが


貧血は少し悪化し、クレアチニンなどの数値は先生いわく


『これでよく生きてるねぇ』でした。


触れなくてお世話できないと思っていたのですが


ニャンゴスター


華やかで超テンション上がる名前に変えてから


いきなりスイッチが切り替わり、今では西郷さんの連れてる犬みたいに


お部屋に行くとぴたっと寄り添ってくるのです。



試した何種類かの腎臓食は口にしませんが


好きなパウチならそこそこ、何とか食べてくれます。


点滴250㏄も楽にさせてくれます。


ニャンゴスターがあんまりいい子に変身してくれたので


すっかり拍子抜けしています。


かわいくってたまりません。



8月9日に保護できて、最初の目標は『2カ月間いっしょに暮らそう』でした。


その10月9日を過ぎ、今は今月いっぱい頑張ろうねが目標です。


みなさんにアドバイスいただいたように、ときどき身体に


あたたかいカイロ入りのフリースの袋をあてて、しばし過ごします。


部屋もあたたかくて、この部屋は南国フルーツが育ちそうです笑


高望みはできませんが、ニャンゴスターがご機嫌で甘えてくれるのが


本当に嬉しいです。


この子にとって、最後の時がとても穏やかで幸せであってほしいと思っています。


わたしたち夫婦の、自己満足かもしれませんが


大切なかけがえのない時間です。


子猫たちが旅立って・・・・泣いているわたしのそばで


ふとかたわらに寄り添うように座ってくれてるニャンゴスター。


さすが、伝説の大スターからもらった名前にしただけのことはあるものです。



ニャンゴスターの頑張る姿にずいぶん慰められているわたしです。





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漏斗胸(ろうときょう)の栗ちゃん

2019-10-15 04:37:50 | 病気&事故の話し/猫編
栗ちゃんは、まだ生後1か月半かそこらの小さな子猫です。


今月2日に知り合いから相談の電話がありました。


保護した子猫の体重が増えない・・・・どころか下痢がはじまり


減ってきていて食事もしなくて、という内容でした。


本当にいっぱいいっぱいのスケジュールのわずかな隙間に


様子を見に行きました。


ひどく痩せていて、たぶん週齢よりもかなり小さいのが一目でわかりました。


わたしでできるかはわかりませんでしたが、こちらのお宅よりは


生きる可能性が上がるだろうと連れて帰ることにしました。


そのときの体重は240グラムです。




歯の生え方から見ても400グラムはあってもいいかなと思いました。


下痢止めも与え補液もしてあたためて安静です。


そして、翌々日に受診しました。


抗生物質が処方され下痢はそのうち改善しましたが


栗ちゃんと名づけたその子の様子がおかしいのです。


寝ているときの呼吸の仕方や、少し遊んだ後などかなり違和感がありました。




またまた受診し、半日預けて検査をしてもらったところ


漏斗胸だということがわかりました。


心臓の位置も少しずれていて、背骨もゆがんでいます。


肋骨が内側にへこんでいるのがレントゲン写真でわかりました。


こういうケースは、リスクはあるものの子猫のうちの手術が大切で


骨が固まってしまうと手術そのものが難しくなることや


そこまで育たないかもしれないことなどをうかがいました。


呼吸もかなりしんどそうな栗ちゃんの場合、やはり手術は必要です。


先生と相談して15日、まさに今日の数時間後に手術の予定です。


そこまで、なんとか少しでも大きくしたくて


栄養のあるものをと食事もがんばってきましたが


もっと小さな子たちに、どんどん体重は追い越されてしまうのです。


先ほど380グラムでした。


こんな小さな体で、麻酔や手術に耐えられるんだろうかと


かなり心配なのですが・・・・。


先生にお任せするほかありません。


そして、栗ちゃん自身の生命力にかけるしかないわけです。


実は先生の飼い猫のちくわ君は、へその緒のミルク飲みのとき


わたしがお渡しした子でしたが、この子も漏斗胸でした。


あとからそれをうかがって焦りましたが、ちくわ君も病気を克服し


今ではまったく問題のない元気でやんちゃで大きな子に育っています。


そんな経緯を考えたら、栗ちゃんも助かるかもしれません。




手術を乗り切って、明るい未来をつかんでほしいと思っています。



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続♡しまニャンちゃん

2019-04-23 06:52:25 | 病気&事故の話し/猫編
庭にふらっと来た体調不良の猫しまニャンちゃん。


その子を治療し家に入れてくれました。


病気は完治はしていないんだろうけど、ずいぶん元気になりました。


何とか助けてあげたい想いが、きっとこの子にも通じたんですね。


お母さんのベッドのびのび~過ごしているそうです。




こういう復活劇はそこだけ見れば簡単に感じるかもしれませんが


きっといろんなご苦労があり、手も時間もお金もかかることなのです。


かわいそう~と言うだけだったり、


何とかして~って人任せにしようとする人が大半の中で


きちんと見てくださる方もいて、ほっとします。




しまニャンちゃん、幸せ者だね。
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しまニャンちゃん

2019-03-23 19:19:46 | 病気&事故の話し/猫編
先月2月の中旬、寒さも厳しい中


もう何十年も外で暮らす猫に心を砕いてきたKonamiさんのお宅に


1匹の猫がたどり着きました。


体調が悪いのは一目でわかるほどで、すぐに病院に連れて行ってくれました。


本当は、この猫の手術をすることが目的でもあったのですが


オペするにはかなり難しい体調でした。


いろいろな検査もしてもらって、結局リンパ腫の可能性が高く


細胞を病理検査に出している最中だそうです。


これからは、Konamiさんのお宅でお世話をしてくださることになりました。




女の子で、しまニャンというお名前をつけてもらいました。


エイズのキャリアもあるそうですから、こちらのお宅に保護されたのは


何というか超がたくさんつくほどのラッキーだったことになります。


たぶん、誰かに飼われていたか餌をもらっていたと思われるような


人にも慣れている子のようです。


病気になったとか、お金がかかるとか、お世話が面倒だとか・・・。


見放す人の理由は、いつだって勝手なものばかりです。


もしくは、中外自由に飼っていたのかもしれませんが。


探さないのも、もはや捨てたのと同じことだと思います。


飼い猫は室内のみで飼ってほしいと、いつも声を大にしているのですが


なかなか届かず、もどかしいです。


しまニャンちゃんは、病気と闘っていかなければいけませんが


それでも手をつくしてくれるお宅にたどり着き、あたたかくて安全な場所を


手にすることができました。


これからのお世話の大変さや、医療費などを考えると


手放しで良かったというのも申し訳なく思いますが、


最後まで、しまニャンを応援しますと言ってくださって・・・。


ただ、ただ、頭が下がります。


しまニャンちゃんのこれからが、少しでも健やかで楽しいものでありますように





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