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そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

半身麻痺の豪ちゃんのこと

2019-03-20 09:02:37 | 病気&事故の話し/猫編
今年の年明け、事故だったのかホームセンターの材木置き場に隠れ込んでしまったところを


なんとか助け出してきたのが、豪ちゃんです。


半身動けず、ひどい状態でしたから助かるかどうかも本当にわからないままでした。


長い入院期間。


治療の方針もなかなか見つからないまま、思い切ってのオペもしました。


お腹に溜まった水の原因もよくわからないのですが、350ccと300cc


抜いてもらいました。


背骨の数も1本少ないのですが、これはたぶん生まれながらのもののようです。


出産の経験もあるかもしれない、外で暮らしていた野良ちゃんです。


交通事故と言うよりは、ホームセンターの資材が崩れたか何かで


半身麻痺を起こしたのではと推察されます。


がんばった豪ちゃんは、何とか退院できることとなり


もちろん半身は動きませんから、ペットシーツかオムツをつけての生活ですが


自力でご飯を食べて水を飲んで、シーツにオシッコをすることができます。




ウンチは、出にくいので少しサポートが必要です。


この先のことはわかりませんが、一命を取りとめて


人間にお世話されることにも少しづつ慣れてくれています。


高貴な名前の豪ちゃん。


もしかすると、もっともっと元気になってお部屋を上半身で動き回れるようになるのかも。


がんばれ、豪ちゃん。


生きてて本当に良かったね。

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スタッフさんに感謝です

2019-03-11 11:59:24 | 病気&事故の話し/猫編
昨日の譲渡会。


もちろん参加予定だったのですが・・・・。


土曜日の朝から体調不良の高齢猫イーサンが、血まみれで。


部屋もそこらじゅう血の跡です。









何が起きたんだかびっくりな状態になり、緊急オペ。


折れた歯から出血が止まらなくなっていました。


慢性腎不全で、それでなくても貧血がひどかったのに。


ひとまず出血を止めて、もし朝まで生きていれば輸血をすることになっていたのです。


生きようとがんばっています。


というわけで、輸血のために病院でした。




スタッフのひとりでもあるわたしが抜けるのは、人数的に厳しくて


お見合い予定もたくさん入っていたので、みんなに呼び掛けたところ


預りスタッフさん、ブログスタッフさん


急遽名乗りをあげてくれて、しのぐことができました。


無事に譲渡会も済んで、そのあとのお届けも順調だったと報告が入り


ひとまずやれやれでした。


イーサン君も、がんばってくれてます。


どこまでいけるかわかりませんが、神様に時間をもらえたようです。


今までも、毎日点滴したり、オムツを替えたりしていましたが


もっともっと介護が必要です。


でもお世話の大変さ以上に、彼が見せてくれるものの大きさは計り知れません。


不平不満も弱音も吐かず、天寿をまっとうしようとする凄さ。


人間は学ばないといけないことがたくさんあると思います。


そんなわたしの状況を察して、スタッフさんたちが心を砕いてくれることに感謝です。


あったかいものをたくさんもらって・・・だからわたしもがんばれます。


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相次ぐなぞの吐き気

2019-02-14 11:32:38 | 病気&事故の話し/猫編
まったく原因がわからないのですが・・・。


スタッフさんのお宅で猫たちが、しかもワクチンをしっかり接種しているような大人猫たちが


相次いで、吐き気を訴えて受診しています。


どこかで感染したのかと、接触経路をたどったりしても


まったく接触のないところで症状が出ているのです。


・・・と思っていたら、まったくもって別のところでも吐き気で困ってますと耳にしたり


これはこれは、もしかしたら時期的なものなのかもと。


寒暖の差で胃腸障害も起きやすいというので、その類なのかもしれません。


症状は吐き気止めをうったり、胃腸を動かす薬を飲んだり、点滴したりで


2日~5日くらいでおさまっていくみたいです。


いったい何なんだか・・・・。


ともかく、暖かくしてゆっくりできるようにすること。


必要なら点滴をしてもらうこと。


また、多頭のお宅では人間もこまめに手洗いや着替えをして衛生的にしてください。


猫は、やっぱり寒さには弱い生き物だと実感してます。


みなさん、気を付けてくださいね。


そして治療中の子たちはお大事にね。




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ふっくら睦月ちゃん

2019-01-20 06:12:26 | 病気&事故の話し/猫編
今月の初めに、それこそ瀕死の状態で連れ帰った女の子。


その睦月ちゃんも半月が経ち、命の危機からは脱却しすっかりくつろぎのポーズも見せてくれています。




現在は1750グラムまで体重も増えました。


強制的に与えていたご飯も、自分で食べられるようになりつつありますが


まだ鼻もつまっているので、多少は補助したり、シリンジであげたりもしています。


いちばんは受診の際、まったく見えていないと言われた目が


もしかして光とか影とか感じてるかも・・・??


なんてところまで来ていて、目の前で指を動かすと追うようなしぐさをみせるのです。


横からだとわからないようですが、正面の上の方とか、ごく狭い一部に限ってですが


後追いするような感じです。




トイレはまだ覚えていないので、オムツをしたりはずしたりしてトレーニングをしています。


室内の配置は覚えたようで、限られた部屋の中でなら、生活するのにまったく支障はなさそうです。


まだまだこれからのびしろ充分。


もっともっとふっくらしてきたら、可愛くなるだろうし


目薬や飲み薬も続けたら、視力も・・・・。


少しでも動きがわかったり、おぼろげながらも見えたりすれば


睦月ちゃん自身が楽しいだろうなぁと思います。


まだ生後半年ぐらいで夏生まれぐらいです。


目が不自由でも、乗れる場所を見つけたり、高さのあるところにもジャンプしたりします。


飛び上がるとき、ためてためて飛び乗ります。


同じ場所ならジャンプできるので、安全なところを覚えていったんでしょう。




生きるって、ほんとうにすごいことです。


サポートしている私の方が、あきらめないことの、しかも自然体でやってのけるすごさに


圧倒されてしまいます。


すぐにめげたり、弱音を吐くのは人間だけかもしれませんね。




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最近多い負傷猫の相談

2019-01-09 15:20:05 | 病気&事故の話し/猫編
ここのところ、立て続けに怪我をしているとか動けないでいる猫の相談が入ってきています。


道路や自宅付近で見かけたり・・・、また見かけた方から相談されていたりと。


浜松市では動けないでいる動物たちに対して、【負傷猫】という呼び方で


対応をしてくれる制度がありますが・・・・。


これは、その辺に瀕死の動物を放置したりさせないためのもので、緊急性があると


思われるもののみの対応となります。


1匹に対しての治療費にも上限が設けられています。


そして、治療した後無事に、というかある程度治れば猫の場合同じ場所に戻しています。


だから、どうしても最後までその子を治してあげたいと思ったのなら


やはりご自分たちで獣医さんに搬送したり、治療をしたりしてあげるしかないのかなと思います。


まず1件目は3日の相談でした。


今回は、お正月でやっている病院がなかなか見当たらなかったNさんから


交通事故で瀕死の猫ちゃんで、どこか見てくれるところはないかとの相談でした。


何とか病院を探し、ご自分たちで連れて行ってくださいました。


頭部骨折と顎もわれていて緊急入院でしたが、結局3日後に亡くなりました。


太郎君と名づけてくれました。


暖かい場所や名前ももらって、そして何より優しい人たちが最後まであきらめないで


奔走してくれたことは、太郎君にとって何よりだったと思います。


次の相談は、今年度何匹もの手術をした現場で


半身ひきずってる猫がいると近くのお店から連絡をもらったIさんからです。


2日がかりで保護することができて、ご自分で病院に緊急搬送しました。


こちらも土曜日のことでした。


エイズキャリア、脱水、貧血、排尿がままならなくなっているとの診断で


かなり危険な状態です。


この子は現在も入院中。


できる限りのことを頼んできたそうです。


もちろん退院したら自宅に入れる覚悟はしてるので、


そのときはどうケアしたらいいのか見に来てほしいと言われています。


さらに、自分の勤める会社でネズミ捕りにかかって弱ってる子猫を保護したSさん。


どうしよう・・・・というか細い声での相談でしたが


自分で何とか捕まえて病院にかけてほしいし


がんばるなら協力できるからと励まし、捕獲してすぐに病院に行ってもらいました。


痩せて弱ったまだ3カ月ぐらいの女の子です。




こちらはまだお世話も大変なので、スタッフさん宅に移動させて


これから里親さんを探すようにしていきます。


身体にべったりくっついたネズミ捕りのねばねばが、なんとも痛々しいです。




どのケースも躊躇したかもしれませんが、みなさんがんばってくれたと思います。


怪我や病気の子に遭遇して、誰か人任せにせずにがんばろうと決めてくれる方が


もっともっと増えてくれたら嬉しいです。


今日も、睦月ちゃんの両目の具合を見ていただくために受診したら


元ちゃん、和ちゃんを保護してくれているSさんに会いました。


傷もだいぶよくなった和ちゃん。




おかげで治療もずいぶん進み、かなりきれいになっています。





写真は傷がひどかったときです。


良い方にたまたま出会えるかどうかは、怪我や病気の猫たちにとって生死を分けてしまいます。


かと言って、誰もがすんなりそういう猫たちのためにお金を使えたり


自宅の場所を提供できるわけではありませんから、難しい問題ですね。


そういうわたしも、何匹かお世話の必要な猫と暮らしていますが


お世話できて受け入れられる数には制限があるのです。


昨日の相談は受けられたのに、今日の相談は断らないとならないという現実的で


切実な話です。


野良と呼ばれる子は、増やさない。


飼い猫は自宅から出さないようにする。


そうやって少しづつ変えていかないといけないですね。



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睦月ちゃん♡がんばってます

2019-01-08 10:38:06 | 病気&事故の話し/猫編
一時はもうダメかと思いましたが・・・・。


3時間おきのミルクや高栄養パウダーが効いてきたのかな。


仕事の時は、かなり時間が空いてしまうので昼夜逆転させてお世話しています。


かなり復活してきました。


目は・・・見えてないと思いますが、開いてきました。




箱座りもできるようになりました。




体重も1330グラムまで増えました。


生命力ってすごいです。


生きたいと、がんばっているようです。


もう少し!睦月がんばれ!
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行けるとこまで行こう

2019-01-05 13:14:50 | 病気&事故の話し/猫編
昨日、行政に持ち込まれたのはもはや動くこともままならなくなった命。


どうしても見てほしいと依頼されて会いました。




両方の目は白濁し、その目は光を失ってしまっていると思われます。




1.1キロしかないやせ細った体。


体温も下がっています。


身体にはセンダン草の黒い実をたくさんつけていました。


ノミもいます。


自力で食べることもままならず・・・・。


2キロあってもいいような月齢じゃないかと思います。


何ができるかもわかりませんが、連れて帰りました。


生きるかどうか瀬戸際ですが、やれることをやってあげて、見守ろうかと思います。


点滴の針を刺そうとしても、身体に皮がはりついて重度の脱水でした。


お名前は睦月。


縁あってここに来たのですから、お互い行けるとこまで行こうね。




もしがんばったら、貴女じゃないとダメなんだって人に見初められるかもしれないし


そんな日が来たのなら、それこそホントに素敵だしね。


先のことなんてわからないけど、わからないから面白いし


信じる気持ちをMAXにすれば、最後は神様がいろんな答えを出してくれると思うので。







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ようやくようやく

2018-11-11 07:37:16 | 病気&事故の話し/猫編
なんとなく・・・明るい光が見えてきた感じです。


ここまでくれば、育ってくれるのかなぁって気がしています。


スタッフさん宅も、みんながんばってくれていて、徐々に回復傾向。






やれやれ~です。




不眠不休みたいな生活していたためもあり、昨日はちょっと起き上がるのもしんどいほどでした。


泣きそうでしたが・・・・って、実際とちゅう泣いちゃいました。


お世話が大変だからじゃなくて、いっぱいいっぱいで


次から次の相談を受け止めきれなくて、助けてあげることができない子たちがたくさんいて


追い詰められたみたいな気分になってしまいました。


入れてあげる場所がなくて、1つの席も用意できなくて・・・・。


わたしは、今こうして受け入れできない事情の説明をしているけれど


そのとき無理って言われた子たちは、もうすでにこの世にはいないわけです。


そこを考えたら苦しくなって情けなくて泣きました。


でも一段落ついたら、また顔をあげて前を向いて、1つでも2つでも


場所を準備してあげたいと思います。


やれることなんて、たかが知れていて続けても頑張っても終わりもなくて


相変わらず猫の命は物と同じでって思う人が多くて、相談だけすれば助けた気になる人も多くて


餌だけあげて自己満足の人種もそこら中にいて・・・。


それでも、明るい話もあるわけで、本当に大切に飼うことのできる飼い主さんたちも大勢いて


だからまだまだ頑張れるって思います。


9匹の月齢週齢の違う子猫が、いっせいに体調不良だと




う~ん、やっぱりここが限界って思いましたが、その限界サインを知っておくのも大切なんだろうなぁと思いました。






それでも・・・元を絶ちたくて、捕獲現場には時間を作って行きました。


同じ母猫から2度と産ませない、いつもそれは思っていることなので。







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それぞれの悪魔の館

2018-10-24 02:30:52 | 病気&事故の話し/猫編
現在、会の猫の預かりさんのお宅では


それぞれ異なる悪魔と戦っている最中です。


どの悪魔もそれぞれ特徴がありまして、子猫たちは必死で戦っています。


当然、子猫の行く末を全力でサポートしている人間の方も、


ひょえ~~みたいになりながら、必死になっています。


わが家は、生きられるかどうかの瀬戸際のミルク飲みたちが入ってきます。


なんせ、保護した状況が最悪で体が冷たくてくったりしていて


体温上げたり、点滴したり・・・当然自力でミルクは飲めないので


カテーテルを挿入して飲ませたりします。


少し飲み込む力が出れば細い細いシリンジで3㏄を目標に飲ませていきます。


失敗すると誤嚥性肺炎になったりします。


わたし、失敗しないので・・・・と自信満々に言えたら楽なのですが。


もちろん、失敗は許されませんから慎重に神経もそれなり使ってやっていくわけです。


そのうち、ほ乳瓶で吸えるようになってくれたりすると、本当に嬉しいし


ものすごく楽になった気がします。


今はそういう子が3匹います。


先日、そういう状態から脱却したおチビを、別のお宅に移動しました。


とはいえ、スムーズに離乳食をバクバク食べるわけではないので


手間暇かけての子育てをお願いしたことになります。


スムーズに飲まない食べない悪魔との戦いです。


他のスタッフさんのところでは、カビるんるんと戦っています。


カビるんるんと戦い終わって、ようやくトライアルに移行できてる


これまた別のお宅の子猫たちもいます。


抗菌薬はとても強いので、シャンプーと併用しながらがんばってくれてます。


今の時期、シャンプーは風邪をひかせてしまう可能性もあるので


その労力を考えると、考えただけでため息ものです。


治してあげさえすれば、ぜんぜんどうってことないのですが


たぶん処分に持ち込んだ人は、嫌な皮膚病って言葉で片付けて


簡単に目の前から消してしまう道を選択したんでしょう。


他には、風邪で熱が出て次々食欲が落ち体重も落ち、薬の効果がなかなか出ず


鼻からカテーテルを入れて給仕していた子猫たち。


元気のないどんよりぐったりした姿は見てるとたまらないものがあります。


また、兄弟間でうつってしまうわけですから、お世話する方はたまったものではありません。


薬を変えて、ようやく元気が戻ってきたようです。


この前はシラミの子もいて、数週間毛刈りをして完全隔離の状態でした。


そして、嘔吐と下痢の子猫。


ひどければ隔離ですが、今回はそれほどでもなさそうでお薬で様子をみています。


離乳の時期、たとえばミルクからペースト


ペーストからふやかしたドライフード


移行期に、吐き戻したり下痢をしたり胃腸の具合が安定しない子がけっこういます。


何匹かいると薬も2種類とか3種類を4匹5匹にあげるので


これまたけっこうな手間がかかります。


胃腸障害の悪魔もかなりやっかいです。


毎日の洗濯の量も相当で、フリースの洗い替えが何枚あってもすぐに足りなくなってしまいます。


さらには、遊んでて足を踏み外してびっこをひいてるという連絡があり、これまたすぐに受診。


レントゲンも取りましたが骨には異常なし。


こういう怪我の悪魔と戦ってるお家もあります。


そうそう、全員に目薬さしてますってお家もあります。


何事もなく順調に育っていく場合もあるし、戦わないといけないときもあります。


移動して拡大させることはできませんから、いったん病気が出たら


そこのお宅でみなさん子猫とともに必死で戦うことになるわけです。


でも、その戦う様子をみんなで共有したり、以前その悪魔と戦った経験談から


エールを送ったりアドバイスも入ったりしますから、心強いです。


逃げることなく戦ってくれるおかげで、助かる命が増えています。


戦ってくれる人がいる強運な猫たち。


だ~れも戦ってくれなくて、ぽっつーーんってひとりで死んでしまう子もたくさんいるわけで


それを思うとなんだかなぁって、せつなくなります。


たどりついた子たちは、だからこそ懸命に守ってあげたいと思います。


この寒さです。


あとどのくらいの子たちが、たどりつけるのか・・・・。


悪魔との戦いは、まだもう少し続きそうです。


カイロの寄付をお願いしています
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秋風と風邪

2018-09-14 09:14:37 | 病気&事故の話し/猫編
ここのところの肌寒さ


秋の空に変わり、秋風にふかれて季節が変わったと感じます。


そしてそして・・・。


スタッフさんの手元の子猫たちはいっせいに体調不良に突入し、受診の指示や投薬や点滴の話になります。


外にいる子猫たちも風邪をひいて発見されたり、すでに低体温で命の危機にさらされている子の話も


入ってきています。


寒さには、小さな子たちは本当に弱いですから。


人間が感じる何倍も敏感です。


子猫を迎えて下さった方は、フリースや毛布、カイロ、湯たんぽなど準備してあげてください。


そして、早め早めに受診してくださいね。


早めに投薬したり目薬をさせば、あとは栄養と安静と保温で治ってしまいます。


後手に回ると、治療に時間がかかってしまうことが多いです。


ちょっと前まで、あんなに暑くて・・・・でしたが、ついにこの時期に。


関節炎だの下痢だの目ヤニだのの単語が飛びかうスマホです。


モノ言えない子たちです。


サインを見逃さなければ、悪化することはありません。


早めの対応、大切ですね。





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ナツ君九死に一生

2018-08-06 20:45:39 | 病気&事故の話し/猫編
ナツ君のおうちから相談が来ていますと連絡をもらったのは先月7月26日のことでした。


ナツ君が食欲不振と排便もなく嘔吐を繰り返しているという内容です。


担当スタッフさんがどう対処していいのかと指示を仰いできました。


7月の20日からのことで、23日に受診もしているのに毛玉詰まりでとラキサトーンをもらっただけで


日に日に弱っていってるというものです。


早急にセカンドオピニオンをと伝えました。


死んでしまう・・・・。


事態はかなり深刻だと思いました。


仕事帰り、その日助け出したオスの猫を連れていたため家路を急いでいましたが


路肩に停車して、知り合いの先生に対応をお願いしたところ快諾。


待ってますとお返事いただきましたので、すぐに行ってもらいました。


それからしばらくしてお礼と経過報告のお電話をいただきました。


点滴をして、エコーやレントゲンもして、とりあえず入院だそうです。


異物が腸に詰まってる可能性もありそうでした。


とりあえず、先生の手元にいったので少しだけほっとしました。


レントゲンにはうつらない何か・・・・。


そういえばナツ君、以前スポンジを噛むという内容の相談があったことを思い出していました。


うかがうと、スポンジは撤去したとおっしゃったのですが、他には考えにくいかなと・・・・。


いずれにしても、後は先生の診断と技術を頼る以外道はないわけです。


さぞ苦しい1週間だっただろうにと、本当に気の毒でした。


ナツ君の飼い主さん、スタッフのMちゃんによく連絡してくださったと思います。


最初の先生のおっしゃることをそのまま信じていたら、間違いないと思い込んでいたらと思うとぞっとします。


結局ナツ君は翌々日28日にオペになりました。


切り取った腸は案の定、スポンジが水を含んだ状態で膨らんでまるでウインナーだったそうです。




若い猫は回復も早く、ナツ君そこからは元気を取り戻していきました。


ケージから出せ出せ騒ぐ声も、飼い主さんを見て反応する仕草も、


どれもこれも愛おしさであふれていたことと思います。


あやうく命の灯が消えてしまうところでした。


8月3日の火曜日、無事に退院することができました。






抜糸までは自宅でもしばらくケージ暮らしですが、住み慣れたお家にどれほど帰りたかったことか。


飼い主のTさん、スポンジの敷物はすべて捨てて、


髪を縛るゴムも要注意だからと気を付けるようにしてくださるそうです。


心配してたウンチも・・・た~っぷり出したあとでの退院です。


チュールをもらって、ガラス越しにお庭のプールで遊ぶ子供たちを眺めて


ゆっくりまったり過ごせているとお知らせくださいました。


担当スタッフMちゃんのことを、思い出して連絡くださったことで


ナツ君の命を救うことができました。


ナツ君は2016年9月9日、遠方の区から殺処分に連れてこられた子です。


目いっぱい威嚇している2匹をもう大丈夫だよとキャリーに移しました。


すずめとひよこと名づけ、しばらくわが家にいました。


自分でご飯を食べられなくて、母猫も恋しかったのか何日も泣いていた360グラムの幼子たち。


佳き縁を信じ、わたしも次の預かりスタッフさんも頑張って子育てしてきました。




会の他のスタッフさんたちも同じです。




だから・・・、ナツ君のために必死になってくれるTさんに、心から感謝しました。


大事に想ってくださってるのが伝わって嬉しかったです。


普段と変わらない景色の中に、ナツ君の居場所もしっかりあって


今回のことは気をつけなければならない出来事ではあったけれど、


いざというときに本気で思ってくれる飼い主さんのおかげで、もう一度ナツ君は命を吹き込まれたようです。


また、手遅れかもしれない状態に近かったのですが、執刀してくださった先生にも本当に感謝です。


スポンジを食べてしまう子って案外多いみたいです。


みなさんも、こういうこともあるんだと身の回りの細かいものの誤飲に気をつけて下さいね。


Tさん、ナツ君が抜糸したらまた元気な写真を送ってくださいね。



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なぜ食べない

2018-06-19 01:50:22 | 病気&事故の話し/猫編
元気いっぱい遊んでたりするのに・・・。


なぜしっかり食べてくれないんだろう。


体重減っててあわてます。


胃腸を動かすお薬を使ったり、点滴してしのいでます。


あと、産まれてからほ乳瓶を一回も使用せず、自力で食べようとせず


今は鼻からチューブで栄養補給してる子もいます。




おいおい・・・( ;∀;)

きっともう少し、あともうちょっとしたら食べはじめるのかもしれません。


そういうときが来ると信じて、いっしょにがんばろう。




スタッフさんたちも、いろんな子を抱えそれぞれ必死でお世話してくれています。


みんな負けるな~。




・・・・ってホントは、自分に言ってることがいちばん多いかもしれません。


最近、その辺で寝落ちすることが多くなってきました。


疲れてますねぇ笑
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浣腸ショ~~ック!!!!

2018-05-30 03:02:57 | 病気&事故の話し/猫編
今は普通に、こんなタイトルで記事を書いてるわけですが・・・。


実は実は、24時間前は・・・というか30時間前ぐらいかな。


ええええ~!!!みたいな悪夢が始まって、めちゃめちゃ焦りました。


保護っこのディアちゃん、とってもかわいいキュートな女の子です。


さかのぼること5月の2日のGW真っ最中


某場所に産み落とされて母猫に置き去りになり、雨にも濡れて低体温でわたしの手元にやってきました。


生きるか死ぬかのギリギリのラインを彷徨っていました。



94グラム。




当然自力でミルクなんぞが飲めるほどの力もなく、やばやばでしたが


様々な困難をがんばって乗り切って、450グラムまで大きく育ちました。




そのディアちゃん、とってもいいウンチをしていたにも関わらずこの4日間出なくなり


お腹もパンパンです。


月曜日の午前中に獣医さんにかかり、浣腸しましょうということに。


びっくりするほど大量に出ましたよと言われて自宅に戻りました。


自宅に戻って水分補給しご飯も食べて・・・。


夕方、少し元気がないような気がしました。


浣腸の名残か、軟便がフリースについていました。


なんとなく嫌な予感がしてきていましたが、的中。


7時過ぎに嘔吐が始まりました。


獣医さんが終わる時間に具合が悪くなるという、『あるある~』に突入。


子猫の容体が変わるのって山の天気のようです。


すでに夜間救急も視野に入れて考え始めてました。


浣腸のせいなのか、もともと何か原因があってのことなのか・・・。


8時になるとあきらかにくったりしてきています。




点滴20CCを入れて、脱水を防ごうとミルクも飲ませましたが吐き戻しです。


にゃん袋に入れて抱っこしていました。


痙攣も起きて、本当に焦りまくりです。


9時に夜間救急に電話を入れましたが、なぜかめちゃ込み状態だそうです。


行って待ってるのも悪化させると思い、自宅で幼児用ポカリを数分ごとに数滴ずつ口に垂らしていました。




11時ごろ、今なら診察できますよと夜間救急からお電話いただきましたが


この時点では、痙攣もおさまりほんの少しましかなと感じるように。


低血糖と脱水がおさまってきたのかもしれません。




しばらく、1時過ぎまで続けていたでしょうか。


やばやばだったディアが自分で起き上がれるようになりました。


2時には、いつもの可愛い表情で見つめてくれてお腹がすいたのかちょっと泣いてます。




また、吐かれるのも困るのでぐっとがまんでそのまま朝までディアの暮らす段ボール箱に入れておきました。


6時にもう1回点滴しました。


なんとなく復活した気がしたので、少しだけミルクを与えましたが吐く様子はなさそうです。




午前中、勤務交代してもらったので、病院の始まる時間にすぐに受診し日帰り入院させてもらって


様子をみていただくことになりました。


生きた心地のしなかい眠れない夜を過ごしました。


夕方のお迎えで、丸一日何事もなく過ごせたことをうかがいました。


浣腸ショックだったみたいです。


数としては少ないそうですが、浣腸をかけたことで胃腸がびっくりして


嘔吐下痢になるケースもあるようです。


スタッフさんのひとりも同じ経験の持ち主がいました。


飼い猫(3キロ)が浣腸で同じ症状になり、かなり苦しんだことがあるというのです。


こういうこともあるんだとわかっていれば、みなさんの心構えも違いますね。


もし便秘で浣腸をかけることがあるときは、その後のことも視野に入れておくといいのかもしれません。


本当に本当に大慌ての夜でした。




元気になって良かったです



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あっちでこっちで下痢

2018-05-08 02:50:34 | 病気&事故の話し/猫編
スタッフさんのお宅のおちびたち


あっちでこっちで・・・💩君の話で花盛りです。


母猫からいきなり話して人工的なものを与えると胃腸がびっくりするのか下痢。


ミルクの飲みすぎなのか???・・・下痢。


メーカーを変更して下痢。


💩君がずっと出なくて、ようやく出はじまったら下痢。


離乳食に切り替えて下痢。


軟便ぐらいのうちはまだいいのですが、水下痢にいきなりなって体重が落ち


食べ物を嫌がるようになると深刻です。


早めに受診したり、点滴やお薬で対応しないと小さい分心配です。


今のところは、💩君のお悩みが圧倒的。


そのうち吐いてますとか、口内炎で食べれませんとか・・・いろいろ。いろいろ出てくるんでしょうねぇ。


みんながみんな、思った通りにはいかなくてお薬もすぐには効かないときもあって


小さな子は小さい分、ほんとに心配です。


そしてお世話する方は・・・・といえば


おびただしい洗濯の量にうんざり。


フリースとカイロの寄付をお願いしています。


よろしくお願いいたします。

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がんばれ!おちびたち

2018-04-09 02:32:50 | 病気&事故の話し/猫編
茶とらのさんちゃんとゆうちゃん。


風邪ひきで、すっかり食欲も落ち体重を維持するだけでいっぱいいっぱいに。


先生と相談して鼻チューになりました。

*鼻からカテーテルを胃まで入れて固定し、カテーテルの先からミルクを与えます。




これだと薬もしっかり与えられるし、何より時間で必要な量を入れるだけで済みますから


わたしのお世話が格段に楽になるのと、まあそれは2の次でいいのですが


おちびたちがしっかり栄養を摂れるので、良いことです。


ただ鼻水が出てる子猫に鼻カテは、息をするのとかけっこうしんどいし


本来なら口から食べ物を取れるのが自然ですから、やはり緊急の場合のみです。


抗生剤も3種類目に突入です。


効果のあるお薬がなかなか見つかりません。


早く良くなるといいのですが。


小さな小さな体でがんばってるので、何とか乗り切ってほしいと思います。


それから、ジュン君とショウ君。






この子たちは、しっかり哺乳瓶で飲めていますが、保護当時から心配していた目の受診です。


保護時より、かなり良くなっているのでこのまま点眼と眼軟膏を続けていくようにとの指示です。


腫れが早くひいてくれるといいです。


受診後の脳天気なへそ天には笑っちゃいました。




他の3匹は、目もかなりきれいになって問題なく順調です。


5匹も引き受けてくれたMさんに感謝です。


小さな体で、どの子も精いっぱいがんばっています。


ミルク飲みだったくうちゃん、らんちゃんは離乳食の大きさになりました。


順調に育っている報告は本当に嬉しいです。


ここ数日の冷え込みで・・・


外にいる子猫たちは、風邪を悪化させたり、低体温症で亡くなっていくんだろうと思います。


生きるも死ぬも紙一重。


過酷だなぁとしみじみ思います。


譲渡会場に足を運んで、ミルクの寄付をしてくださったみなさま。

本当にありがとうございます。

おチビたちのために、大切に使わせていただきます。

また、大勢のみなさまからその他寄付の品物も頂戴したと報告をもらっております。

心より御礼申し上げます。



コメント
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