みなさまにクラウドファンディングで助けていただいたジャム君
元気に過ごしています。
2か月先の血液検査の結果を待って、里親募集をしていくつもりです。
2か月先の結果で寛解となります。
性格も見た目も最高の可愛い子ですから
きっといい縁も待ってると思います。
家族に迎えてくれるあったかい場所を探して行こうね。
さて、ジャム君のFIPの告知後まもなくのことです。
食欲の落ちた手術が済んだ男の子ネロ君が、
引き続いてのFIPの告知を受けてしまいました。
頭の中が真っ白になって倒れそうでした。
どうやりくりしたら助けられるのかと・・・。
また、ジャム君に続いてもう1匹FIPですからと
クラウドファンディングをすることは、できませんでした。
何度もお願いすることにどうしても抵抗がありました。
続けて・・・ではあまりにも申し訳ないという葛藤
もちろん他にもいろんな思いがあふれてきました。
それでも、84日間投薬しなくてもある程度のところでやめることになっても
なんとかならないものだろうかと
ひとまずCFN錠を扱う協力病院さんを受診してもらいました。
助けたい気持ちと、助けるための資金面の調達で
気の休まることはありませんでした。
譲渡した子たちも何匹か、FIPの告知を受けていて
そういう悲しい報告をもらうたびに、どんよりしていました。
病気を治すための治療薬が無く、なすすべなしで看取るしかなかったときも
せっかく治療薬があるのに、普通に手の出せる金額ではない今も
何もできない自分が情けなかったり
打破できない動物医療に腹がたったり。
でもきっと何とかなる、何とかしようと
助けると決めた子だけでも、その資金のやりくりをがんばろうと
いろいろ算段していました。
個別にいろいろとお願いし、助けてくれる方も現れて
なんとかなるのではと思えるところまできました。
会をたちあげたころも、いつも資金のことで悩んでいましたが
10年後の今また、もっともっと大きな金額で
これほど悩むとは・・・・。
それでも、そのネロ君もついに84日間の投薬が終了し
元気と食欲は回復し、こちらももう少し経てば
里親さんを募集していけそうです。
FIPは治る病気になったんだと実感しています。
ずいぶん軽くなった会のお財布ですが、助けられてよかったと思います。
この悪魔の病のせいで、
どれほど多くの子たちが命を落としてしまったことか。
何度も泣かされ、悔しい思いをしてきましたが
実は朗報があるのです。
それはまた次の記事でご紹介していこうと思います。