土曜日の結果

２Ｒ　ベストクルーズ　３着
上々のスタートから少し出していく感じで前へ。
行く馬が不在で６頭くらいが横一線に並んでいたので、
そのままでは圧倒的に不利になってしまうから、
出して行って２番手まで上がったところで内に寄せた。
コースロスを消して挑むことを選択した感じ。

内でハナを切りかかっていた６番のコスモサイキックが、
どうも鞍上の浜中がペースをあげたくないのだろう、
引っ張るような感じで半端な逃げを打っているので、
馬なりのこちらが押し出されるように先頭の感じ。
外からグリューネワルトがぴったりとマークしてくる。
抜群の手応えというわけには行かなかったが、
まずまずの気配で４角を回って直線に立つと、
いったんはグリューネワルトを引き離しに入った。

ただ、抜け出してからソラを使ったような感じで外へ。
直線の半ばでももう一度外へ行こうとしている。
追うってよりも修正するような感じになって、
そうこうしているうちに、一気にタニノエポレットに捕まった。
グリューネワルトにも捕まっての３着。

ペース自体はそんなに速くなく、楽なレースだったと思うが、
最初から最後までグリューネワルトには完全マークされていたので、
この馬に対しては位置取りの差といったところだろう。
タニノエポレットには完璧に差されてしまってびっくりだが、
凄い人気薄の馬に豊が乗るくらいの馬だから、なんかあったんだろうな。
ラストは子供っぽさを見せていて、全力って感じでもなかった。
距離については大丈夫なんじゃないかと思う。
前につくセンスが見れたのは良かったが、それをする意味はあまりなさそう。
とりあえず次こそ勝ちたいね。


４Ｒ　タツオーカン　８着
ちょっと立ち遅れた。
最内枠だったこともあるだろうけど、
置いていかれそうだったので気合を入れられると、
すぐに加速がついて内からじわっと押し上げて行った。
けっこう楽に４番手のインまで上がって追走。
行きっぷりも悪くないように見えた。
淡々とした流れの中を、インでじっとして直線へ。
前の２頭の間を割ろうと考えていたのだろうけど、
なんというか馬がアンカツの思ったところに行かない感じ。
スペースはあるのにそこに突っ込むことが出来ず、
仕方なく外に持ち出そうとして、そこもなんとなく窮屈で、
もう一度内に寄せようとしたら過剰反応して切れ込んだりしていた。
そうこうしているうちに前の馬達は遠くなっていたので、
どのみち勝負にはなっていなかったんだけども、
とにかく、最後の直線では馬が遊んでいるようにしか見えなかった。
アンカツの感想を聞いてみたい。
道中の走っている雰囲気は悪くなかったと思う。


８Ｒ　タガノエリザベート　５着
地味に遅めのスタート。
気合を入れられるとすぐに加速がついた。
しかし、悪いことに思いのほかペースが上がらず、
内で雁行状態になっている馬達の外から。
物理的に内に寄せていくことも叶わず、
しかし仕掛けたことで引っ掛かり気味になり、
やむを得ず、出て行きながら抑えるような不自然な追走になってしまった。
３ハロン過ぎてようやく落ち着きを取り戻したが、
内の雁行状態は４角までまったく解かれることがなく、
延々と外を走らされたまま直線へ。
それなりに勢いはあったと思うのだが、
レースは内をスローで走っていた馬達の独壇場に。
外を走っていた馬の中では一番走ったが５着まで。

構造上、どうにもならなかった。今のは仕方ない。
どうせ負けるならもっと落ち着いた競馬をして負けたかったが、
あそこまでちんたらされたら、外枠からやれることは何もない。
内枠だったら、おそらくダッシャーと一騎打ち出来ていた。
なんというか、凡戦に巻き込まれた感じだ。


１０Ｒ　シルククルセイダー　８着
好スタートから追っつけまくって前へ。
ハナすら奪いたいというようなアクションだったが、
いかんせん馬の行きっぷりが悪いの何の。
隣のアドマイヤダンクが前に切れ込んできて、
さらにその直後に芝とダートの切れ目が来て、派手に飛んでしまった。
ダートのレースで、芝とダートの切れ目にやられるってのもアホな話だが、
とにかく行ききれずに、不本意な後方４番手からに。

先頭を奪ったのはトシナギサ。ゴールデンチケットが待機。
これでスローが確定の隊列になったのだが、
流れが遅いのはすぐに分かったのだろう。
遅まきながら外目を一気に押し上げていって４番手に浮上。
多大なロスを払いながらも、希望の位置は奪った。
脚を使った割には余裕があり、４角入り口でも雰囲気があった。
あったのだが、コーナーの立ち上がりのペースアップに対応できず、
外から切れ込み気味にマクられたことで前がなくなって失速。
ああ、終わったなあと思いながらレースを見ていたら、
クルセイダーは沈みながらも最後まで諦めることなく、
最後はなんと差し返してきての８着だった。

凄まじいほどにロスだらけの競馬だったわけだが、
基本的に後ろからの競馬で負けている馬を道中で動かしたらどうなるか、
それを分かりやすく示してくれたレースとも言えるだろう。
これ、スムーズに好位を奪えていたら２着はあったなあ。
それが出来ないからこんな戦績になってるんだろうけど。
力を出し切るとかなり強い馬っぽいが、
発動するための条件がかなり限られそう。
東京の２１００ｍくらいだとかなり強そうに思えた。


１１Ｒ　アドマイヤアゲイン　１着
ゲート内で最初は思いっきり外の馬と睨み合っていてｗ
ゲートが開く寸前に今度は内を向いてしまい、
どうなることかと思ったが、運良く好スタート。
ただ、集中していなかったからだろう、特に行き脚はつかず。
そこはアンカツ、落ち着いて後方からの競馬を選択した。
アンカツとしては今日初めて、落ち着いた競馬をすることになった。

エーシンが飛ばしてちょっと流れが読みにくい展開になったが、
アゲインの６００ｍ通過は３７秒ちょっとと問題なし。
８００ｍ通過してから、外目をじわっと押し上げ始めた。
特に急かすこともなく、ゆっくりと前との差を詰めていって、
４角、４番手の外について、前との差は１馬身ちょっとまで。
２番手追走だったピエナエイムが先頭に立って押し切りを図ったが、
アゲインの手応えは違いすぎてなんなく先頭。
本当ならそこから馬なりでちぎってほしいところだったが・・・。
今日もまた、前走と同じく追われてめちゃくちゃにもたついた。
今日は道中を丁寧に運んでいた分だけ押し切れたが、
この直線の甘さはなんとかしないと、上ではとても通用しない。

これは何が悪いんだろうかね。
俺は、４角で先団を射程圏に入れているのが悪い気がしてならないんだが。
まあ、次のレースを楽しみにさせてもらおう。