アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

エリザベス女王杯の反省

2009-11-17 22:16:31 | 競馬
11R ブエナビスタ 3着
「カワカミプリンセスが動いて行ったので、
 いつもより早目に3角から動いて行ったけど、
 それまで1、2着馬はまったく見えなかったし、
 直線に向く時点でも遥か前だったからね。
 脚は使ったけど、この流れではさすがに届かなかった」

考えたダラダラと書いてたら、酷いことになってしまいましたw
お暇な方だけどうぞw

隣のミクロコスモスが大暴れ。
ひやひやさせられたが、落ち着いたもので上々のスタート。
いつも通りに馬に任せて位置取りを決めたら、
今日のブエナは行こうとはせずにゆっくりとした競馬を選択した。

(今回はここ2戦とは違って本当に絶好調だったと思われ、
 ということは、調子が悪いと行きたがるような面を見せ、
 調子が良いとゆっくりと落ち着いて入れる馬なのだろう)

京都の2200mだし、別にどこからでも差しきれる。
ブエナが気持ち良く走ってくれれば末脚は爆発するはず。
これは敵であると認識したレッドを標的にした前走とは違って、
ブエナの気のままに走って勝つ競馬が始まった。
 
スタートからクイーンスプマンテが飛び出して行き、
これを追ってテイエムプリキュアが進出。
2頭がグイグイと後続を離していく予想通りの展開。
3番手にリトルアマポーラが収まって、
チェレブリタ、ブラボーデイジー、ジェルミナル、シャラナヤ、
このあたりが好位に収まる形になった。
最初の3ハロンまではまだ不穏な空気は無い。

だが、ここから異様な展開が始まった。
前の2頭は映像から分かる通りに決して喧嘩をしておらず、
淡々と12秒ちょっとの平均ペースを維持して走っているのだが、
(G1でこの流れならば常識的に考えて、
 3番手の馬はその2馬身か3馬身か後ろ程度
 離れても6馬身程度といったところだろう)
スミヨンを始めとして集団の先頭の馬達が誰も進んで行かない。
じわりじわりとその差が広がっていって、
1000mを過ぎたところで、その差が4秒程度になっていた。

はっきりいって、こうなってしまうともう何がなんだか分からないだろう。
前にいた騎手たちは、流れが速いのか遅いのかは分からなかったと思われる。
「前があれだけ離れてしまったのだから、前が速いのだろう」
こんな感じになってしまってかもしれない。
過去の例を出そうとしても、その例が1つか2つしか出てこないほどに、
いつの間にか異常な事態になってしまっていた。
先団の騎手達は「前が見えていたから、よく分からなくなった」のだと考える。
分かっていた騎手もいたようだが、理由があって動いていない。

前の2頭が物理的に見えない、後ろのほうにいる騎手たちの方が流れを考えやすく、
これはどうなんだと感じつつも、死にたくないので最初には飛び出せない。
この地点でアンカツはといえば、
この流れは遅すぎるから少し出しておくか、と軽く考えているところを、
ちょうど前にいたカワカミプリンセスの横典が一気に動き出したから、
これは僥倖という感じで間髪いれずにそのマクリに飛び乗った。
あの反応の速さからすると、もし横典が行っていなかったら自分で行っていた。
もう一頭、レインダンスの藤岡康もこれはまずいと感じたのだろう、
仕掛けて動いているのだけど、悲しいかな馬が弱い。
それから、ミクロコスモスの豊が何かしようとして何もできて無いw
見直す限り、この4人だけが一気に行こうとしてて、
他は捲くられてもまだ待ちを選択している感じ。

この4人は後ろのほうから早目に飛び出して行ったのだが、
しかし前の2頭の状況が分かっていたわけではなさそうだ。
それは各騎手のコメントから分かる。
「遅すぎるから出て行ったら、先行2頭がどこにもいなかった」
という、なんだか間抜けな話になっていた。



リトルアマポーラのスミヨンは道中のラップを13秒ちょっと平均に落とした。
本当にありえないくらいに落として淡々と走っていた。
少しずつ広がる差はもちろん分かっていただろう。
だが、それが速いのか遅いのかは分かっていなかったと思われる。
分かっていなかったというか、考えていなかったと言い換えても良いのか。
欧州の競馬では後続を離し気味に逃げるラビットがおり、
(日本では禁止されている、同馬主の有力馬のペースメーカー)
それが最後まで残ってしまうということはほとんどない。
彼はシンプルに、前2頭がペースメーカーみたいなもんだと考えたんじゃないか。
スミヨンは2度目の来日で、前回は失敗し、今回は実に久々の日本競馬、
日本にペースメーカーなんてものはいない(いてはいけない)ということを、
知っていたかどうかというと、これはかなり怪しいと思われる。
「自身の経験や常識」に従って、放置を決め込んだのだろう。

前の2頭が弱い馬なら気にすることは無いから、
後はリトルのリズムだけを気にしながら走らせていたのだろう。
ここでリトルの気持ちがありえないくらいに穏やかになってしまって、
実にリラックスして13秒ラップを刻むことになってしまった。
そうやってどんどん時が進んでいって、
いつの間にかちょっと見えないところまで行ってしまった2頭を見て、
「あれ?」となったことは想像に難くないが、
最初に前を無視しようと決めたことだろうし、今更どうこうする事も無い、
後ろを待って仕掛けることに専念しようとなったのではないか。
実際、ブエナビスタが来るまでスミヨンは仕掛けていない。
とにかくスミヨンは、
前の2頭は弱い馬である、だから放置しよう
と考えていたのだと、俺は思っている。
レース後、凄かったブエナビスタの他に、前の2頭を讃えていたのは、
「ペースメーカー(と思っていた馬)が粘ったことにビックリした」
からなんじゃないかな。
結果として、スミヨンが思うほどに前の2頭は弱くはなく、
4角でリトルアマポーラでは捕らえようの無い差が出来ていた。


その後ろのブラボーデイジーとチェレブリタは人馬ともに何やら怪しい動きw
生野も岩田も、リトルアマポーラ@スミヨンに乗っておけば良いだろうと、
難しいことは考えずに乗っていたのではないかと考える。
共に2200mに実績を持っている馬ではなくスタミナに自信がない。
ようするに、スタミナ温存だけを考えられる流れだったので飛び出さない。
前の2頭がどんどん離れて行ったのはもちろん見えているはずだが、
それよりも自身の馬をいかに乗り切らせるかが優先で、
単独で飛び出して追いかけるための力など自分の馬にはないと思っており、
また人気のスミヨンがそうやってんだからそれで良いだろうとも考えたか、
結局、スミヨンの作る流れに最後まで同調したのだと考える。

ジェルミナルの福永は状況が分かっていたようだが、特攻隊長を拒否して待機。
これは、最初の予定でインからこすく抜けて残ろうという企みがあって、
その予定通りに好位のインに収まって、これは良いと考えていたと思われる。
とにかく自力でどうこうする計画が一切なかったから、
(ブエナビスタと互角に戦う自信が全くないから)
流れがどれだけ落ちようともそれに便乗するしかなく、
(最初の3ハロン程度で前を追う決断はさすがに出来ようが無い)
そこから徐々に広がる差を好位で見つめながら、状況を常時把握し、
離れてしまってから、行けばよかったと後悔はしたことだろう。
しかし、こうなってしまったらジェルミナルにどうこうする力は無い。
前の2頭は弱いと思われ、止まる可能性も十分に残っており、
ならば死亡確実の先陣を切ることも無いだろうと、
当初の作戦通り「馬群のインをせこくついて出し抜く作戦を続行」した。
結果、マクリ集団に飲み込まれて終わったのだが。

その後ろのシャラナヤのルメールは、
大逃げを打つ馬はやはり特に気にはしていなかっただろう。
ブエナビスタやブロードストリートを警戒していたと思われ、
それらより前の、絶好の位置を奪えたと思ったはず。
自身が乗った前年の覇者リトルアマポーラも見えているし、
この位置を維持していけばそれだけでOK。
シンプルにこの競馬に参加した。
ルメールからも前の2頭が離れていくのは見えたんじゃないかと思うが、
前後に自身が警戒する馬がいては、動くに動けない。
そうやって20秒が経つうちに、あっという間に絶望的になって、
やってしまったという気持ちはもちろんあっただろうが、
こうなってはもう瞬発力に賭けるしかないと腹を括ったのだろう。
外から数頭が動いている時もやや溜め気味に回っている。

その後ろに、ニシノブルームーン、ピエナビーナス、メイショウベルーガといたが、
このうちニシノの北村とピエナの古川には、
この非常事態を自分の馬がどうこうできるわけが無いだろうと、
もう諦めきった感じで、8着でも狙う気持ちだったと思われる。
北村は最初の位置取りを後悔していたようだけど、後の祭りとはこのことだね、
メイショウの池添は思いのほかに前の位置についたが、
これは当初の計画が馬群の中で脚を溜め込んで、直線に賭けるだけだから、
前の動きなど知ったことではないという感じだっただろう。
ブエナビスタがマクって行っても溜めている。

さらにブロードストリート、レインダンス、サンレイジャスパーといて、
このうちレインダンスの藤岡康は、前の2頭が見えていたかどうかは分からないが、
あまりの流れの遅さに、このままでは瞬発力勝負で負けると焦ったと思われ、
しかし自分の馬では・・・と迷っているところを、
外からカワカミプリンセスが動き出したので、やったという感じで飛び乗った。
サンレイジャスパーの難波は、静かに馬群で我慢を選択。
何をどうこうするつもりもなく、流れるままに進んで良い着順を、
程度の考えてレースに挑んでいたのじゃないかな。

ブロードストリートの藤田は、
とにかくブエナビスタに勝つことしか考えていなかったと思われる。
前の2頭はもちろん見えていなかったのだが、
見えていたとしても気にしなかったのではないか。
ブエナビスタを倒す、しかも瞬発力で倒す、
そんな意気込みを秋華賞から持っていたのだと思われ、
後ろのカワカミが動き、ブエナが動いていってもじっと待っている。
前の状況が分かっていない藤田は3角から動くブエナを見て、
もしかしたら「勝った」くらいは思ったのかもしれない。


こうして、誰も動けない状況が見事に出来上がった。
この3番手からの並び順が絶妙だったとしか言いようが無い。
この並びをちょっといじくってやると・・・。
例えば、ニシノブルームーンやカワカミプリンセスやレインダンスが番手だったら。
まずこんなに離れるような事態にならず、2頭の6馬身くらいのところにいただろう。
いたって普通のレースになったと思われる。
シャラナヤだったとしても、ルメールならこれはいかんと思えただろう。

ペースメーカーのいる競馬をよく知っているスミヨンが3番手。
スタミナの無い2頭が4、5番手。密かに勝利を願う馬が6番手。
この並びによって、誰も動けなくなったといって良い。


その後ろからまくったカワカミプリンセスは、それだけで力尽きた。
横典は前の2頭が見えていたわけではないと思うが、
流れの遅さは当然感じられていたところで、
これが3角早々に動いた理由はおそらく、
「このままではブエナビスタに勝てない」というものだっただろう。
出た感じで後ろ目の位置になったが、
どこかで動いていくことは最初から考えていたと思われ、
流れが遅くなったことで予定より早いスパートを打ったと思われる。
しかし、最初に動いたことでレインダンスとブエナビスタについてこられて、
4角で早々に力尽きる結果となった。
まくったところでいったん一息入れるような格好をしているが、
その心中を察するとするならば、
前の2頭がはっきり見えて「何だこれ」と思って諦めたんじゃないかなw

ブエナのアンカツはカワカミのマクリに乗って一気に3番手に進出。
これまでで一番迫力のあるブエナの動きに、
これは楽勝だと感じたというコメントも納得。
前の2頭の位置はよく分からないが、
常識的に考えて見えるところにいるだろう、
あんまり早く捕まえて遊ぶのもあれだし、
どこで捕まえるかなと考えながらマクっていたと思われる。
そこから広がっていた光景は・・・。



後ろの各騎手は常識に従ってレースを進めてきていた。
ここで言う常識というのは、
「番手の馬も当然ながら勝たなければならないのだから、
 たとえ後方の馬が不利なスロー大逃げを打った馬がいるとしても、
 最低でも自身が物理的に届く位置に
 逃げ馬を置いているはず」
ということだ。
この常識は、1000回レースがあったら1000回守られるレベル。
しかし、10000回レースがあったら、1回は破られるのかもしれない。

アンカツとしては、余裕を持って大事な鍵である4角3番手に浮上したことで、
後は「リトルアマポーラが捕まえられる差で逃げる2頭」
を捕まえれば良い、と考えながら直線に入ったはずなのだが、
その前に広がっていた光景は、どう見ても物理的に届かない絶望的な差。
「あぁ?」となったことは想像に難くない。
絶対の自信を持っているブエナにも無理に思えるこの絶望的な差、
じゃあ、リトルアマポーラはいったいどうやって交わすつもりなのか?
内を2度見たが「・・・何で?」って気持ちだったのだろうなあ。

これは、暗黙の了解という言葉が相応しいのだろうか。
レースでは各馬が敵であるが、しかし最低限信じられることがある。
我々の生活で言うならば、例えば車の運転をしている時、
対向車が突っ込んでくることなど、そうそう考えたりはしない。
それは、互いに死にたくないから、そんなことはありえないからと、
潜在的にそれを信じて、そうであるとして行動している。
それが起こってしまった、レア中のレアのアクシデントだ。
例を出そうとしても、10年レベルで遡ったりする必要があるくらいだからね。



そんな展開でもう無理だと思われた状況を、
ブエナはこれまでで最高の末脚を繰り出して猛然と追ってきた。
とんでもない速度で差がグイグイと詰まってきて、
しかしゴール板は待ってくれずにレースが終わってしまった。
あの差をあそこまで差を詰めれる馬がどれだけいるものか。
ブエナは素晴らしい走りをしてくれた。
しかし、あまりに非常識な展開の前に敗れてしまったということだ。


残念なのは残念であったが、
今日の走りはこれからのブエナの競争生活を思うと素晴らしく明るいもの。
スタートは良く出るようになっているし、
道中に余計なことをしないことはまったく変わらず、
しかし鋭く位置を押し上げて直線で早々に先頭(じゃないけどw)に立ち、
序盤に溜めていた脚を最後に爆発させることにも成功した。
これまでやってきた競馬が完成した感じがするレースだった。
今回の走りならば、間違いなく中山でも通用する。
今回は、マツリダゴッホに近いレベルで上がってこれていた。
これから体調を見てのことではあるが、
直線だけの競馬で疲労はほとんど無いだろうし、
(松博先生の言う通りに直線だけの競馬の負担は軽い)
是非とも有馬記念に挑んで、来年はドバイを目指して欲しい。
そう強く思うレースとなった。



なんか支離滅裂になってしまった気がするが、そのまま投稿しますw


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16 コメント

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Unknown (fuuco)
2009-11-17 23:07:10
武邦さんの解説も読みましたが、なんやかんや言って「人間が行っている事」なんだなーとしみじみ思いました。
色んな思惑や事情、葛藤があって、濃い人間ドラマを見た気分です。
ちょっと競馬レベルが上がった気がします。
Unknown (西影)
2009-11-17 23:39:57
なんか色んなとこを見てるとアンカツがもっと早く動けばブエナは勝てただろとか全くもってありえない意見も数多く目にしましたがwよく大本命の追いこみ馬であそこから動いてくれたと賞賛されるべきですよね。


あれだけ離して逃げているのにクイーンスプマンテの1000M通過が1分ちょうどくらいだったのを見て終わったと思いました。直線向いたとこで三番手のブエナからでも絶望的な差でしたが、三角過ぎから動いているのに最後まで物凄い脚で前との差を詰めたあの脚には驚きました。現地まで行って何の楽しみもなく終わりかよと思いましたが直線のブエナの脚には楽しませてもらいました。これで早めに動いてもかなり長く脚が使えることがわかったので、アンカツならこれを次以降活かしてくれると思いますし、有馬で捲りが見たいです。
Unknown ()
2009-11-18 00:28:33
今回の敗戦は、想像の斜め上過ぎて
仕方がない展開だったなぁと早々に諦めがついたものでしたが
考えれば考えるほど深いというか、ある意味すごいレースでしたねw
最初は何が何だかよく分からなかった状況でしたが
各ジョッキーの心境など、なるほど~と頷きながらsankyoさんの記事を読ませていただきました。
今年後半のブエナは、運がないように思えてきましたが
それと同時に去年の今頃を思い出しました。
状況は違うけど、天皇賞の惜敗で悔しい思いをし
今年はG1未勝利で終わるか?!と思わせたところで
12月にG1を2つ勝ってくれましたよね。
ブエナの次走は体調次第だとは思いますが、阪神JF辺りでの勝利も期待していますw

ところで、ブエナの得意距離ってどのくらいなのでしょうか?
万能タイプだとは思うのですが、ベストはどの距離なんだろう?とふと疑問に思いました。
Unknown (Unknown)
2009-11-18 13:21:03
これは良い回想ですね。
あのレースのほぼ全員の気持ちを考えた回顧は初めて見ました。
なるほど、いろいろと組み合わせればそういうことも起こりえるかと思わされました。
競馬を始めて5年になりますが、こんな腐ったレースは初めて見たと正直思いましたが(笑)
改めて一人一人の心理まで読み解こうとすると、なんか深いレースですねえ。
Unknown (大物誕生)
2009-11-18 20:00:56
ブエナビスタは、反動さえなければ、有馬記念に向かうのかな。とりあえず、今週と来週のG1は、騎乗予定もなさそうですね。まあ、これも巡り合わせなんで、仕方ないかな~。
ちょっと寂しいっすけど
Unknown (ぽこぽこ)
2009-11-18 20:07:07
先行競馬が好きというのもあるんですが、
スローペースが多い以上(スローは嫌いですが…)、基本的に先行有利なのでそれが出来る馬なら先行してほしいです。
ブエナは一度位置を取りに行く競馬を教えれば、次からは馬なりで先手が取れると思います。
そうした方が展開に左右されにくいし、もっと楽に勝てると思います。
毎年出てくるような一般的な強い馬ならまだしも、
ダイワスカーレットに匹敵する能力がある(言い過ぎでしょうか?)と個人的に思っているので、
ブエナには展開だとか言い訳をしてほしくないのです。 
いろいろ理由はあれど、現実に3回連続で前を差し切れてない訳ですから…
私は言い訳をする馬は強くない、後ろから行く(スタミナを温存してる)のは弱い馬のすることで、
基本的に前へ行く馬の方が強いというのが持論です。
先行して自力で勝ちに行くのが好きだし、
脚を余して負けるくらいなら早仕掛けで(能力を出しきって)負ける方がよっぽど良いです。
仕掛けが早くて負けたら所詮その程度の馬だったということです。

個人的にブエナは今回も含めてまだMAXの能力を見せたことがないと思います。
チューリップ賞や今回のエリザベスの走りも以前からこれぐらいの走りは当然出来ると思ってたので特に驚きはありませんでしたし、
ただ残念でした。
決して馬任せで行くのを否定してる訳じゃなくて(むしろ同意)出来れば私も本当はそうあってほしいですが、
残念ながら競馬は1頭で走るものではありません。
ある程度の位置を取ってから流れが遅ければそのままの位置で、速ければ下げるのがベストなんじゃないかと思います。

福永の「死に役にはなりたくない」という発言は勝負の世界に身を置く者の発言とは思えないです。
死に役になってもならなくてもどうせ死ぬのなら、勝負してから散れよと言いたいですね。
ノリの「何やってんだか」という発言が全てを物語ってると思います。

私は好きな騎手や馬と馬券は全く別というドライな考え方だし、
sankyoさんとは考え方の違う所もありますが、
アンカツが好き(他にはノリも好きです)なところは一緒だと思います。

しかし、sankyoさんは器が大きいですね。
ブログ大変だと思いますが出来るだけ長く続けてください。
長々と書きましたが、これからも時々コメントさせてもらいます。

ところでJCのレッドディザイアは注目ですね。
Unknown (KEI)
2009-11-18 22:19:03
SANKYOさん、こんばんは。エリザベスの回顧ですが、非常に良く理解できました。
さて、ウオッカの鞍上がルメールになりましたね。
豊さんがウオッカのままなら、リーチがアンカツさんにならないかなぁと思っていたのですが…。
できたら、マイルCSやJCの展開や予想も宜しくお願いします。
しかし、いつまでも色々と言われる人には少しうんざりしますねぇ。こう思っているのは僕だけかも知れませんが…。
これからも、楽しく深いアンカツさんのブログを宜しくお願いします。
ブエナビスタ (たかよし)
2009-11-18 23:32:14
ブエナビスタは馬負かせでも後方の位置取りでも何でもいいから4コーナー先頭に立つ競馬をして欲しい。
デビュー以来ブエナビスタは一度も止まった事はないんだ。全てのレースでゴール板を過ぎても伸び続けてる。
アンカツが思ってる以上に馬は強いし、いやハッキリ言って古馬や牡馬を含めても現役最強だろう。
多少強引に捲っても止まる事はないし後ろから差される事は絶対にないポテンシャルを持った馬だ。
4コーナーで先頭に並びかけるレースをしていればレッドディザイアにもましてやヤマニンキングダムにも負ける事はなかった。
これからのアンカツにはブエナの能力を信じて思い切った競馬をして頂きたい。
そうすればブエナビスタは2度と負ける事はないだろう。
アンカツにはブエナのポテンシャルと能力をもっと信じて欲しい。
あくまで個人的意見 (①=WIN)
2009-11-18 23:37:57
だが、JCはリーチで確定的と思っていた。が、ウォッカにルメール。必然的にリーチに豊。う~ん…。日本人として、日本競馬界があまりにも外国人騎手に頼り過ぎと言うか…。そんなに頼りになるのか?逆に地元日本人騎手ってそんなにアカンか!?1人憤りを感じる今日この頃。アンカツさんが2週連続G1に居ないとは寂しい限り…。
Unknown (Unknown)
2009-11-19 12:39:52
ブエナは1頭で先頭に立つと遊ぶよ。
アンカツもそう言ってたじゃんか。
能力も確信して乗ってるからああなるんだよ。

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