さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

足尾銅山観光

2019年08月30日 | 関東甲信越



足尾駅から通洞駅を通過して、ずっと歩いてきましたが、ついに食事をする場所はなし。
足尾銅山観光に到着してしまいました。まあこれもしかたねーかー。



裏を見てみると、おお?「お食事」の看板が!みなさん、この光景を見て、営業中の
可能性は何%くらいだと思いますか?ちなみにずっと歩いてきて、観光客はひとりも
見ませんでしたけれど。やってない、に2000ペソ。



私は99%閉まっていると思いましたが、やってましたよ、その名も「ヒロII世」!
名門貴族なのか?開店したのはお父さんだったのか?バビル2世を真似しただけか?



渋いわー!こういうところを発見したときって旅の醍醐味。50年もの昔に旅行して
きたって感じです。ちなみにヒロ2世は、ナイスな風貌のおじーちゃんでした。



ナポリタンを注文したら、アイスコーヒーをサービスしてくれました。(´;ω;`)ノ



調理しているのは、奥にいたおばーさん。きっとヒロ2世の奥方でしょう。
鉱山で働いている労働者の子供なんかがこれ食べたりしたのかなー。そんときゃ
初代ヒロだったのかなー。足尾比呂座衛門とかだったのかなー。



食べ終わって通洞抗のほうへ向かうと、トロッコ電車が出るところでした。急いで
切符を買う。どうやらお子さんたちを連れた団体がバスで到着していたようです。



トンネルに入ったら、もう働いている人形さんがいました。



最初は江戸時代の様子。



トロッコに乗っているのはとても短い時間で、あとは降りて歩かされる。ちなみに
外はムシムシしていたのだが、トンネル内に入ったとたんに空気はひんやり。乗り物に
乗っているときは風を受けて快適だったのになー。



わりとすぐにつき当たる。この先1200㎞って、東京ー博多くらいだそうです。
どれだけ多くの人々の、どれだけ過酷な労働量だったことか。



ローソクの薄暗い明かりのなかで、一日中掘ってたんですねー。



顔が嬉しそうだが? ちなみに私の友人で、つらい状況のときにも笑顔の人がいます。
実は普段から笑っているように見えるだけで、内心は苦しんでいるのに、よく「何か
良いことでもあったの?」と言われたりするそうです。

私は朝ボーっとしているときとか、まったり酒を飲んでいるときに、「ちょっとコワイ」
とか、「つんとしてる」って言われるときがあります。だいたいおヴァカなことでも
思ってるんでしょうけれど、高田純次の冗談みたいなこと考えているのにゴルゴ13
みたいに見えているなら、それはいいことではないか、と思っています。



目が合ってしまうと、いちおう「ご苦労様です」とご挨拶。君は同じクラスだった
内山君のようだが・・・?



たくさんの労働者を監督するには、かなりの数の管理人がいたことでしょう。
今でいうと、コンビニの本部から来るやつらって感じでしょうか。さすがに労働者も
ここでは笑っていませんね。

さて、あなたは
1.嫌われても楽な仕事
2.楽じゃないけど、嫌われるようなことはない仕事
どちらがいいですか?