堺北民主商工会

堺北民商ホームページはこちら

大阪府知事選挙のポイントその②

2008年01月08日 11時49分17秒 | 活動紹介
昨日、大阪府の借金を破綻寸前(5兆円)まで激増させ、庶民向け予算を削る一方で、大企業への優遇を続けた太田府政を・・・
梅田「最悪の府政」
橋下「政策的には満点に近く問題は無い」
熊谷「知事として良くやられていたと思う」

と評価するという3人の知事候補の姿勢の話を書きました。

今日はその財政再建のプランについて比較してみたいと思います。
3候補のマニフェストや発言から拾ってみますと・・。

梅田「無駄な大型開発をやめる、関空二期工事、ダム建設。同和行政を終結する」
橋下「市場化テストを徹底する、府事業の民営化売却をすすめる」
熊谷「人件費を削減、民間人の登用、府立大と市立大の統合」

この様な特徴が出ました。
堺北民商の見解ですが、梅田候補以外の2人は全く問題になりません。
そもそも5兆円にまで借金が膨らんだ本当の理由を考えれば、小手先のまやかしで解決するはずは無く、乱脈な大型開発にメスを入れなければ話しにならないのです。
それを橋下、熊谷両候補は踏み込む事が出来ません。
それぞれ財界の意向を受けた政党がバックについており、加えて熊谷候補に至っては「あの」解放同盟の推薦を受けているのですから。

また梅田候補は大型開発にメスを入れて、地域密着型の公共工事に切り替え、中小企業への発注率を70%に引き上げると公約しています。ゼネコンだけが儲かり、後には借金が残るだけの状況を抜本的に変える政策なのです。

どうでしょう?
皆さんの知事選投票の参考になれば幸いです。

事務局:つ