サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

インタビュー特集(59)蟻さんから学ぶ事の巻

2017-10-17 16:00:00 | 日記
ポニョ:今日でインタビュー特集は、次回11月6日の記事まで、これでひとまず終わります。今日までの記事はAn Eastern View of Jesus Christ という本からサティアサイ出版協会の翻訳でお送りしました。どうも有難うございました。

ヨシオ:インタビュー記事って言ってたけれど、サイババさんの御講話を抜き出して、それに見合った質問を付けたんやろ。だって本当のインタビューやったら、サイババさんは冗談をたくさん言って皆を笑わそうとされるし、もっとウイットが効いた話をたくさんされるやろ。

ポニョ:サイババさんの横に座っているだけで、幸せ感がいっぱいで言葉に出来ないよな。というわけで、今回は蟻さんの話がたくさん出て来ますよ。

Q 私の人格と、自己規律と、正しい判断力とを向上させ、私が幸せになるのに役に立つのは、特にどのような人生観でしょう?

人はよく、自分は非常に教養があって、霊的進化の程度が高く、優れていると感じるものです。もし労をいとわずに見るのであれば、小さな蟻の生き方からでさえ、たくさんのことが学べます。

Q 蟻からどんなことが学べるのですか?

あなたが手にしている神からの贈り物を軽んじてはなりません。あなたは神聖な能力が備わった人間の肉体を授かっています。あなたの注意が何ものにも縛られていない時には、意識を神に委ねなさい。イエスの御名を繰り返し唱えなさい。いかなる時にも、自分を、望みがないとか、悪い人間であるとか、劣っているとか、「いなくてもよい」者だとか考えることによって、自分自身を弱めてはなりません。価値のない魂などどこにも存在しないのです。蟻は、いつでも、自分の属する集団に役立つ仕事に没頭しています。あなたの人生において、有益な仕事を始めるか、これまでやって来た有益な仕事を継続していくかしなさい。

まことのクリスチャンとして、あなたが自分自身をその一員と見なすべき霊的集団は、神により近づくべく向上するためにはいかなる犠牲をも辞さない人々によって構成されている集団でなければなりません。イエスがそうであったように、その人々も、神のみに奉仕し、それ以下の興味の対象に奉仕することはありません。あなたは、難しい環境の中で善良であろうとして苦闘しているそうした集団の人々に、奉仕しなければなりません。

蟻は、静かに自分の任務を果たし、たゆまぬ行動によって多くのことを成し遂げます。あらゆる物事を、透徹した冷静な判断力で眺めなさい。あなたは、自分を神から逸脱させる物事をするために必要な集中力は、いつでも持っています。ですから今度は、神の方を向く習慣を身に付けなければなりません。進歩は、ゆるやかで着実なものとなるでしょうが、神に向かう方向こそがあなたの目標です。

Q どうして私は、突然力に満ちたように感じ、またその後で力がなくなってしまったように感じるのでしょう?

突如として力と光に満たされることは、あなたを惑わすかもしれません。私たちは、最も調子のよい時でさえ、自分の守るべき規律を忘れてはなりません。強烈な霊的高揚の後で、その高揚がすぐに再び起こらないとき、あなたは意気消沈するかもしれません。霊的高揚の体験を、今後生じる善きことの一例として受けとめなさい。あなたに神の恩寵をもたらした、苦渋に満ちた祈りと規律に費やされた長い時間を、忘れたり、意識的に無視したりしてはなりません。

Q その他に、蟻から何を学ぶことができますか?

蟻は、決して利己的な心で蓄えをすることはありません。蟻と同じように、私たちは、自由になる一時的な富を、自分たちが勝手に貯め込むためのものだとか、無駄使いをするためのものであると考えてはなりません。神はいたるところに存在し、あらゆるものの内に居ます。どんなものであれ、それを無駄にすることは、神を無駄にすることです。繁栄は、人類にとって有益なことに活かすために与えられたものです。「より多くの財産がある」ということは、人類のために、より多くの仕事をすることを神が期待しているということです。神は、地方の警官を出し抜くことを誇りに感じるために私たちに新しい車を与えるのではありません。あなたの行動の一つひとつは、あなたをもっと神に近づけるか、神から遠ざけるかのどちらかです。

蟻は、障害が発生したり変化が生じたりしても、気を落としません。蟻は、ただ最善を尽くすだけです。その後のことは神が面倒を見ます。あなたが進歩するか後退するかは、あなたの行動にかかっています。あなたがイエスのために何かを行う時、その結果に関してはイエスの決定に委ねなさい。神に、仕事をさせてくださいとお願いしたのであれば、あなたはその結果に関しては、神のコントロールを受け入れなければなりません。あなたが何をいつ受け取るかは、神の恩寵にかかっています。もし、結果があなたの期待していたものではなくても、あなたの精神が快活ならば、それは価値ある功績です。ひたすら最善を尽くしなさい。あとのすべては神が取り計らいます。

Q その他に、蟻はどのような長所を持っているのでしょうか?

蟻は、決して、興奮して感情の激発を追いかける様子を見せません。あなたの善い性質こそが神の報酬です。ですから、もしあなたが徳の代わりに現金が欲しいのなら、どうしてイエスに従っているのですか?

Q 私は、自分がしなければならないことを、いつもしたいと思うわけではありません。それはなぜでしょう?

もしあなたが、嫌な役割を果たさなければならないのであれば、それを愛の心で行いなさい。そうすれば、あなたにとってちょうどよいと思える時に、それをやめることもできるでしょう。何らかの活動に携わりたいという心を抑えることができない時は、そこに神を見るべく最善の努力をしなさい。「ここでイエスはどのようにして私を通して働いていらっしゃるのだろう? この仕事は神の現れだ。どうすれば、私はそこに神を見ることができるのだろう? 私がしばしば批判的な感情に陥る原因は何だろう?」と自分自身に問いなさい。

自分自身の振る舞いの中で、改善する必要のある部分を探しなさい。他の人の弱点を強調しようとすることで時間を無駄にしてはなりません。人の喜びを共に喜び、人が苦労している時には心から励まし、神のほうに方向づけてあげなさい。一方で、イエスがご自身のやり方でその人たちの面倒を見るのに任せなさい。あなたの意志を人に押しつけたり、人の幸せに関して、あなた一人に責任があると考えたりしてはなりません。もしあなただけに責任があるとすれば、神の役割はいったいどうなるでしょう?

神の仕事に関するあなたの能率と情熱によって、より高度の役割を果たす権利を勝ち得なさい。あなたの務めは、あなたの人生をコントロールしている心と身体と感情を、支配者の座から徐々に外していくことであり、また一方で、それらに代わってあなたの人生をコントロールしてくださいと、絶えず神に祈ることです。恐れてはなりません。愛に満ちて神の子どもたちを見守り育てること以外に、神の仕事はないのですから。

あなたが、本来は達成できることと、現在行っていることの間の大きなギャップを埋めることができますように。あなたが「神の王国とその栄光の中へとあなたを招いている神にふさわしい人生を送る」(テサロニケの信徒への手紙一2:12)ことができますように。有意義な人生を送ることができますように。あなたが神の愛を知ることができますように。
https://m.youtube.com/watch?v=e8JK6SDU9RI

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