サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サイババ物語(21)憑依霊の巻

2015-02-18 00:33:32 | 日記
ヨシオ:今日は憑依霊のお話です。

ババはとても悪戯好きで、誰かが美味しそうな料理を作っているところへ忍び寄り、後ろから両手で目隠しをするんです。料理を作っている人が、何処かの悪ガキだと思って怒ると、ババは、「僕は君が作っている美味しそうな料理の匂いにつられて来ちゃたんだよ。」と笑いながら言いました。

また、ご飯やおかずの残り物を捨てるのはもったいないので、料理担当の人が、残り物を全部混ぜ合わせて団子にし、子供達に手渡しながら夜道を歩きながら食べさせていると、誰かの手が伸びて来たので手渡すと「この団子は美味しいなぁ」と聞き慣れた声で言ったので、よく顔をよく見るとババだったこともありました。

また、ババは手術もよくやられました。ラーマチャンドランの家族がヘルニアになり、激痛で悩まされているということを人々が話しているのを聞いたババは、すぐにラーマチャンドランさんを自分の部屋に連れて行き、手術をされたのです。手術には麻酔とかを使わずに、メスやその他の手術用の器具を自ら物質化して執刀したのでした。
手術が終わり、ババがその手を、切開した切り口の上をさっとかざしただけで、傷口が縫い合わさってありました。ババは家族に、「これからは二度とあのような痛みに襲われることは無いですよ。」と言われました。
そして、次の日には本当にもう手術での傷跡はすっかり無くなっていて、普通の生活が出来るようになっていたのです。

その頃ババは、悪霊に取り憑かれている人たちの除霊をよくしました。憑依された人はほとんどが女性でした。

そういう女性たちは、大人しくて、行儀もわきまえ、信仰心もあって、静かに話し、控えめな人が多いのですが、突然人が変わったように怒鳴り始め、金切り声をあげ、船に乗ってるように頭を激しく揺すったり、話し方も普段話しているような様子ではなく、誰か違う人が話しているようになるのでした。
ババはそういう人たちが、霊に取り憑かれた時は、すぐに近くに行き、憑依霊たちがどうして他の人の身体に憑依するのかを、憑依霊たちに質問を幾つかされました。
身体を憑依した霊たちは、ババの質問に答えて、彼らが生きていた時に、自殺などをして、自ら命を絶たなければいけなかったという、辛くて苦しい、大変な体験を話し始めるのでしでた。
そして、彼らはいつどこで、どんな風にして、この罪もない女性の身体に憑依したのかをも語り始めるのでした。また、突然彼らは、自分たちで作った神に捧げる歌を歌い始め、ババが神であると褒めたたえるのでした。

普通、こういうことがあると、ほとんどの霊たちは、「自分たちはこうして神の御足にひれ伏す事が出来る機会を待っていた」と述べていました。そして神が彼らを祝福し、安堵させて自由にしてくれることを願っているのでした。

このような時に、ババは普通、憑依されている女性の頭の中央付近の髪の毛をわしづかみにされ、そのうちの立っている一本の毛を抜いて、物質化したお守り袋の中にその髪の毛を入れ、首の周りにお守りとして巻くのでした。そうするとその憑依された女性は、どういうわけか丸太のようになって床にひっくり返るのでした。そして意識を全く失ったり、少しまだ意識がある状態の場合は、短くて数時間、長い場合だと数日間もそういう状態が続くのでした。そういう風にして除霊をされた女性たちは、ババに感謝の言葉をかけて家路に着くのでした。

時には一人の人が、二つか三つもの霊に憑依されている場合もありました。

また、憑依した霊の中には、偉大なナラシンハ神やハヌマンの信者たちもいました。

そういう偉大な霊は、神を讃える歌を自分で作曲したりするのですが、その憑依された人は無学で、そういう事が全く出来ない人だったのです。
そういう時は、ババは憑依された人に、ナラシンハ神やハヌマンの像を物質化して与え、「これらの像を信仰しなさい。」と言ってアドバイスしていました。
しかし、そういう除霊をババがしておられたのは1950年迄で、それ以降見られなくなりました。
ババはこのことについて、とても興味深い説明をされています。

信者の数が増えて来るに連れて、私のパワーも増して来たのです。それはプラシャンティニラヤムのペヌンブラにまで達していました。
それゆえ、憑依された人がそこまで達すると、霊たちは慌てて身体から抜け出すのでした。
そして、私はそういう憑依霊が抜け出た人々にヴィブティを物質化して彼らを癒すのです。


サイババとブランコ
ヴィジャヤクマリさんの証言


ババは、「君たちがどれぐらい力持ちか試したいので、思いっきり押してごらん。」と言われたので、私たちは、息を止めて思いっきりババが乗っているブランコを押しました。
するとババは「あのね、君たち。中が空洞になっている丸太を押してるんじゃないんだからさ。もっとしっかり押してくれる?まあいいや。ちょっと僕から離れてくれる。」と言ったかと思うと、力の限りブランコをこぎ始められたのです。ババはブランコのロープがかけてある木の枝に届くぐらい、高く高く上がって行きました。私たちは恐ろしくなって、自分たちが地面の上にいるのにも関わらず、悲鳴をあげ始めました。
するとババは、あんなに高く舞い上がったブランコの上から飛び降りられたのです。
ババは笑いながら、「なんだこんな事で怖かったのかい?君たち。」と言われました。私たちの心臓の鼓動はしばらくの間、激しく打ったままでした。

クリシュナクマールさんのババとの思い出。ピクニック編

その頃、チットラヴァティ川の周辺は、タマリンドの木があっちこっちに茂り、自然に出来た庭のような美しい所でした。大きな樹々が木陰をつくっていました。
僕たちは、ババが選んだピクニックスポットに行くと、適当な木を選んで、ブランコのような僕たちが「田舎の揺りかご」と呼んでいるものを作りました。二本のロープを適当な太さの木に掛けてそのブランコを作りました。

そしてババはそこに座り、ブランコをこぎ始めました。
そしてババはブランコをこぎながらお菓子を物質化して、一つずつ、みんなに投げ渡すのでした。それを一人一つずつ行き渡るまで、ババは次から次へとお菓子を物質化されたのです。
そしてそれは夕方の六時半ごろから始まり、夜の八時まで延々と続きました。


カルナンブラ ラママーティさんのババの思い出

サイババさんが私が住んでいるマイソールに来られると聞いて、私もババに会いに行くことにしました。ババが訪問される予定の家で待っていたところ、サッカンマさんと一時頃に来られました。
私はすぐに立ち上がって、用意していた花と果物を捧げようとしました。
ババは、着くや否や家に入って行かれて、家の中でその家の人と礼拝をされるので、一緒に行こうとしましたが、召使いがやって来て私たちは中に入ってはいけないと言われました。
それで仕方なく外で待っていたところ、礼拝が終わったババが出て来られたので、御足に触れさせていただきました。
聞くところによると、ババはその日の夜にバンガロールへ戻られるとのことでした。

私は静かにババに近づき、「バンガロールに戻られる途中に、私の家にも来て祝福して下さい」と頼みました。ババは快く、「いいよ。」と返事して下さったのです。
それで急いで家に戻り、ババが来られる準備をしました。そしてサッカンマさんのアドバイスに従って、私の叔父にババを迎えに行ってもらいました。
ババは、「お前が来るのをずっと待ってたんだよ。」と叔父に文句を言いました。外は大雨でした。でもあのババが私の家にも来られたんです!
家の外に出て、ババにアラチ(火をかざす儀式)をし始めたら、ババはそのままスタスタと家の中に入って行かれて、二階に続く階段を上られて、ババのために用意してあったソファーに座られました。私たちは、急いで後に着いて行って、ババに礼拝を捧げ、お菓子を食べていただきました。もっとゆっくりして頂きたかったんですが、ババはバンガロールに急いで行かねばならないようだったので、そのまま表までお送りしました。
ババの車は、バンガロールに向けて出発しましたが、出発してすぐに、私の家のすぐ近くのハルディンゲサークルというところで、ガス欠の為に立ち往生してしまったのです。
ババは運転手に、ハルディンゲサークルにある噴水から水を汲んで来るように言いました。
そしてその水をガソリンタンクに入れると、車は何事も無かったように無事にバンガロールへ着いたのです。
https://m.youtube.com/watch?v=jtC6-5mHJdM
















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