御名を唱えることで神聖歓喜を味わったなら、もはや一刻たりとも、御名無しにいることは出来なくなります。
そして、神の御名を、今、あなたの意識の中を占有させない。
そうでないとあなたが亡くなる最後の瞬間に、あなたの心に浮かんでくるであろう情緒と想念のうねりの中に、神の御名は呑み込まれて思い起こすことが出来なくなってしまうでしょう。OCSp152
ポニョ:先日はダルシャンでの逸話を幾つか御紹介しましたが、今日も二つエピソードを紹介しましょう。最初のエピソードは、以前御紹介したキャンディの話です。
ヨシオ:また、俺が恥じかいた話やないか。やめようぜ。そのエピソードは。もう充分紹介したやないか。
ポニョ:という外野から雑音が聞こえて来ましたが、最近耳が遠くなって来たポニョさんには聞こえませんので始めます。
ある年、子供達にもサイババさんを見せたいと思い、嫁や子供たちも連れて行った。
その頃、サイババさんは、キャンディが山盛りに積まれたお盆からそれらをわしづかみにされて、帰依者達にばらまかれるという事をよくやられていた。
大人も子供のようになって、神の化身が触れたキャンディは縁起が良いと、それらを取り合うのだ。
世潮には、その頃三歳になったばかりの次男がいた。周りの人達から、キャンディボーイとあだ名をもらっていた。
というのも、サイババさんはいつもこの子をめがけて、毎日キャンディを投げられるので、この子の近くに座れば、おこぼれをもらえるのでそんなあだ名がついたのだった。
その日も、何時ものようにキャンディを次男をめがけて投げられたが、少し後ろの方に席を取ったので届かず、周りの大人達に全部キャンディを取られてしまったのだ。
サイババさんは、そのまま行き過ぎてしまわれたが、次男は楽しみにしていたキャンディをその日はもらえないので、少し悲しい顔をした。それを見て、世潮は思わず、
宇宙を創造されるほどの、
お力を持たれた神様が、
キャンディを投げる力が足りなくて、
子供に届かず、べそかかす。
そういう摩訶不思議な事もあるもんだと、われ思うにいと、おかし。
と、口ではなく、心を滑らしてしまった。
すると、十メートル程も先の方へ歩いて行っておられたサイババさんの歩みが止まった。
世潮は、いつも自分の心とサイババさんが繋がっているのを知っているので、自分の心の中での独り言に気を付けるようにしていた。
「しまった!」と思った。でも、もう手遅れだった。
サイババさんは、立ち止まったまま、首だけを大きく回して後ろを振り返られた。
世潮は、背中に寒気が走った。
サイババさんは、世潮を暫くの間見つめられてから、再び何も無かった様に歩み始められた。
世潮にとっての次のダルシャンは恐怖だった。サイババさんは、何かを自分にするか、それとも何か言われるということを、今までの経験によって容易に想像できた。
それで、わざと会場に遅れて行き、後方の席、しかも普通だったらサイババさんがそこまで絶対来ないし、誰もそんな所に座らない会場へ続く階段に次男と座った。
そこからは、一番後ろに座っている信者まで十メートルは離れていた。まさかここまでは来られないだろうと思って安心していた。サイババさんが現れた。
そして、差し出されたお盆に山積みになっているキャンディをわしづかみしたまま、世潮が座っている階段にまで一直線に歩いて来られた。
世潮は、そこから逃げ出したい気分だったが、そうはいかなかった。
周りを見回しても、どこにも逃げ場はなかった。
気が付くと、目の前にサイババさんが立っておられた。
世潮は、目の前に立っておられるサイババさんを正視出来なかった。これから、何が起こるのか知っていた。そんなに後ろにまで今まで行かれたことはないので、会場にいた全ての人々の目が、これから起こるであろう神聖な神の劇の行方に注目していた。そして、それはすぐに起こった。
サイババさんが大きく手を振って目の前で、幼い子供と一緒に座って怯えている信者に向かって、思いっきり至近距離から手にいっぱいのキャンディを投げつけたのだった。
世潮の髪の毛の中や、シャツのポケットの中、とにかく身体中キャンディだらけになった。
皆は、神の創造した悲劇を見て笑い転げていた。
世潮は、心の中で「もしもし、サイババさん。少し痛かったですよ。」
「あなたの教えを自分自身で破ってはいけないでしょう。」
「非暴力の教えを、御自身で実践しましょうね。」
「復讐もしてはいけないとおっしゃったではないですか。」
「これを日本では十倍返しと言うんですが、サイババさん。もしもし聞こえてますか?」
と思ったがすぐに打ち消した。というのも、またその思いも読まれ、後で痛い目に合うかもしれなかったからだった。
外に神を探しに行く道は、決して神には届かない
どんなに、巡礼を重ねてもその道はいつも行き止まり
真の神への道は、己が神だと悟る道
真の信者は、外を探さず、内探す
実は、信者と神はずっとずっと一つだったのだ
神はお前で、お前が神だったのだ
二つは一つで、一つが二つに見えるだけ
そんなトリックに引っかかり、人が困っているのを見て
陰で喜んでいるのは、だーれだ
ポニョ:二つ目のエピソードは、サイババカレッジの副学長さんが、ダルシャンの最中に聞かれたお話です。
ヨシオ:副学長さんって、ダルシャンの時は、礼拝堂のベランダにサイババ病院の医者やVIPの人たちと一緒に座っているよな。
ポニョ:そうなんや。目の前がインタビュールームやし、ババにいつも話しかけることが出来るし便利やぜよ。その日も、副学長さんがベランダに座ってババのダルシャンを受けていると、大物のインドの政治家がやって来て隣に座ったんや。ババがダルシャン会場を一周回って帰って来られると、その政治家の前に来られ、インタビュールームに入るように言われたんや。インタビューは10分ほどですぐに終わり、その大物政治家が部屋から出て来たんやけれど、入って行った時とは違ってすすり泣きをして出て来たんや。副学長さんは、隣ですすり泣きをしている大物政治家に何かババが言われたんかな?と思っていたら、その政治家のすすり泣きが、どんどんひどくなって来て、周囲に聞こえるぐらい大きな声で泣きわめき出したんや。
人々は神聖な静粛で平安な礼拝堂のベランダで、その政治家が自分の感情をコントロール出来ずに大声をあげて泣き叫んでいるのを見て困惑していたんや。すると、一般の帰依者たちにインタビューを与えておられたババが、多分部屋の中まで泣き声が聞こえて来てうるさかったから、インタビュールームの扉を開けてベランダに出て来られたんや。そして、その政治家の前に行かれて、「お前は一体どうしたというのだ。これを食べなさい。」と言われてヴィブティを物質化されて政治家に食べさせると、政治家は一瞬にして泣き止んだんや。
そして、バツの悪そうな顔をしながら隣に座っている副学長に、「実は私は…」と言って、インタビュールームで起こった話をし始めたんや。
その話によると、その政治家の奥さんが病気を患っていて、もうあまり残された時間が無かったんや。それで、身体も痩せこけて命の灯火が消えかかっていた頃、政治家である夫に、「あなたにどうしても死ぬ前に一つお願いを叶えて頂きたい事があるのです。それはこの世を去る前に、一目だけでも良いからサイババさんを見たいので、どうかアシュラムに連れて行ってもらえませんでしょうか?」と頼んだんや。
でも、その大物政治家はスケジュールが毎日ぎっしり詰まっていて奥さんを連れて行くことが出来なかったんや。そうこうしているうちに、奥さんが亡くなってしまったんや。葬式を済ませ、火葬にして十日後に、政治家は罪の意識を感じながらババに許しを乞いにやって来たんや。ババはすぐにその政治家をインタビューに呼び、部屋に入れるや否や「お前は今までどれくらい奥さんに世話になって来たのかが分からないのか?!お前の為に料理を作り、家事一般を全て取り仕切って、お前の服までいつも綺麗にたたみ、ずっとお前に文句一つも言わずに一生涯仕えて来た素晴らしい奥さんだっただろう?そのお前に一生涯尽くして来た奥さんのたった一つの臨終での願いを、お前は忙しさにかまけて叶えてやれなかった。私はそんな奥さんの願いを聞き入れるために、お前の家に行き、亡くなる直前の奥さんに会って、慰めて来てあげたんだよ。お前って奴は本当に…。」と言って政治家をきつく叱った後、こう言われたんや。「もう過去のことはいい。彼女は私といつも一緒にいる。さあ、出ておいで。」と奥さんの名前を呼ばれると、奥さんがサイババさんの身体から抜け出すようにして出て来られたんや。
その姿は、霊のようにふわふわしたものではなく、普通の肉体を持った生前の奥さんの身体やったんや。でもその身体は、亡くなる前のやせ細って病弱だった妻とは一変した、健康そうで明るく、微笑みを浮かべた別人のような妻やったんや。そして、突然目の前に現れた奥さんを見て驚愕している主人の手を優しく握りしめながら、こう言ったんや。「あなた...。私のためにもう泣くのはよして下さいね。私はババ様といつも一緒で、今はとても幸せなのですから…。ね!お願いだから...。もう悲しまないでね。約束してくれるわね。あなた...」と言いながら再びババの身体の中に溶け込むようにして戻って行かれたんや。
御名を唱え、心を御名の甘美さに酔わせなさい。
その時あなたは、全身が不思議な恍惚感で満たされるのを感じるでしょう。
エゴと低級な欲望は完全に失せ、あなたはことごとく清められます。
この修行を続けるならば、崇高な境地に達するでしょう。
それゆえ、歩いている時も、座っている時も常に唇に御名を唱えなさい。
徐々に、あなたは御名があなたとあなたの心を支配して、心がさまよわなくなっていくことに気づくでしょう。
御名を唱えることは、神と出会うことです。
なぜならば、御名と神は異なるものでは無いからです。
御名は神、神は御名です。OCSp151
最後にキャンドリカさんの素晴らしいクリシュナソングをお聞き下さいね。食事の時に流すバックグラウンドミュージックにピッタリですよ。
https://m.youtube.com/watch?v=mww-8n8vibg
そして、神の御名を、今、あなたの意識の中を占有させない。
そうでないとあなたが亡くなる最後の瞬間に、あなたの心に浮かんでくるであろう情緒と想念のうねりの中に、神の御名は呑み込まれて思い起こすことが出来なくなってしまうでしょう。OCSp152
ポニョ:先日はダルシャンでの逸話を幾つか御紹介しましたが、今日も二つエピソードを紹介しましょう。最初のエピソードは、以前御紹介したキャンディの話です。
ヨシオ:また、俺が恥じかいた話やないか。やめようぜ。そのエピソードは。もう充分紹介したやないか。
ポニョ:という外野から雑音が聞こえて来ましたが、最近耳が遠くなって来たポニョさんには聞こえませんので始めます。
ある年、子供達にもサイババさんを見せたいと思い、嫁や子供たちも連れて行った。
その頃、サイババさんは、キャンディが山盛りに積まれたお盆からそれらをわしづかみにされて、帰依者達にばらまかれるという事をよくやられていた。
大人も子供のようになって、神の化身が触れたキャンディは縁起が良いと、それらを取り合うのだ。
世潮には、その頃三歳になったばかりの次男がいた。周りの人達から、キャンディボーイとあだ名をもらっていた。
というのも、サイババさんはいつもこの子をめがけて、毎日キャンディを投げられるので、この子の近くに座れば、おこぼれをもらえるのでそんなあだ名がついたのだった。
その日も、何時ものようにキャンディを次男をめがけて投げられたが、少し後ろの方に席を取ったので届かず、周りの大人達に全部キャンディを取られてしまったのだ。
サイババさんは、そのまま行き過ぎてしまわれたが、次男は楽しみにしていたキャンディをその日はもらえないので、少し悲しい顔をした。それを見て、世潮は思わず、
宇宙を創造されるほどの、
お力を持たれた神様が、
キャンディを投げる力が足りなくて、
子供に届かず、べそかかす。
そういう摩訶不思議な事もあるもんだと、われ思うにいと、おかし。
と、口ではなく、心を滑らしてしまった。
すると、十メートル程も先の方へ歩いて行っておられたサイババさんの歩みが止まった。
世潮は、いつも自分の心とサイババさんが繋がっているのを知っているので、自分の心の中での独り言に気を付けるようにしていた。
「しまった!」と思った。でも、もう手遅れだった。
サイババさんは、立ち止まったまま、首だけを大きく回して後ろを振り返られた。
世潮は、背中に寒気が走った。
サイババさんは、世潮を暫くの間見つめられてから、再び何も無かった様に歩み始められた。
世潮にとっての次のダルシャンは恐怖だった。サイババさんは、何かを自分にするか、それとも何か言われるということを、今までの経験によって容易に想像できた。
それで、わざと会場に遅れて行き、後方の席、しかも普通だったらサイババさんがそこまで絶対来ないし、誰もそんな所に座らない会場へ続く階段に次男と座った。
そこからは、一番後ろに座っている信者まで十メートルは離れていた。まさかここまでは来られないだろうと思って安心していた。サイババさんが現れた。
そして、差し出されたお盆に山積みになっているキャンディをわしづかみしたまま、世潮が座っている階段にまで一直線に歩いて来られた。
世潮は、そこから逃げ出したい気分だったが、そうはいかなかった。
周りを見回しても、どこにも逃げ場はなかった。
気が付くと、目の前にサイババさんが立っておられた。
世潮は、目の前に立っておられるサイババさんを正視出来なかった。これから、何が起こるのか知っていた。そんなに後ろにまで今まで行かれたことはないので、会場にいた全ての人々の目が、これから起こるであろう神聖な神の劇の行方に注目していた。そして、それはすぐに起こった。
サイババさんが大きく手を振って目の前で、幼い子供と一緒に座って怯えている信者に向かって、思いっきり至近距離から手にいっぱいのキャンディを投げつけたのだった。
世潮の髪の毛の中や、シャツのポケットの中、とにかく身体中キャンディだらけになった。
皆は、神の創造した悲劇を見て笑い転げていた。
世潮は、心の中で「もしもし、サイババさん。少し痛かったですよ。」
「あなたの教えを自分自身で破ってはいけないでしょう。」
「非暴力の教えを、御自身で実践しましょうね。」
「復讐もしてはいけないとおっしゃったではないですか。」
「これを日本では十倍返しと言うんですが、サイババさん。もしもし聞こえてますか?」
と思ったがすぐに打ち消した。というのも、またその思いも読まれ、後で痛い目に合うかもしれなかったからだった。
外に神を探しに行く道は、決して神には届かない
どんなに、巡礼を重ねてもその道はいつも行き止まり
真の神への道は、己が神だと悟る道
真の信者は、外を探さず、内探す
実は、信者と神はずっとずっと一つだったのだ
神はお前で、お前が神だったのだ
二つは一つで、一つが二つに見えるだけ
そんなトリックに引っかかり、人が困っているのを見て
陰で喜んでいるのは、だーれだ
ポニョ:二つ目のエピソードは、サイババカレッジの副学長さんが、ダルシャンの最中に聞かれたお話です。
ヨシオ:副学長さんって、ダルシャンの時は、礼拝堂のベランダにサイババ病院の医者やVIPの人たちと一緒に座っているよな。
ポニョ:そうなんや。目の前がインタビュールームやし、ババにいつも話しかけることが出来るし便利やぜよ。その日も、副学長さんがベランダに座ってババのダルシャンを受けていると、大物のインドの政治家がやって来て隣に座ったんや。ババがダルシャン会場を一周回って帰って来られると、その政治家の前に来られ、インタビュールームに入るように言われたんや。インタビューは10分ほどですぐに終わり、その大物政治家が部屋から出て来たんやけれど、入って行った時とは違ってすすり泣きをして出て来たんや。副学長さんは、隣ですすり泣きをしている大物政治家に何かババが言われたんかな?と思っていたら、その政治家のすすり泣きが、どんどんひどくなって来て、周囲に聞こえるぐらい大きな声で泣きわめき出したんや。
人々は神聖な静粛で平安な礼拝堂のベランダで、その政治家が自分の感情をコントロール出来ずに大声をあげて泣き叫んでいるのを見て困惑していたんや。すると、一般の帰依者たちにインタビューを与えておられたババが、多分部屋の中まで泣き声が聞こえて来てうるさかったから、インタビュールームの扉を開けてベランダに出て来られたんや。そして、その政治家の前に行かれて、「お前は一体どうしたというのだ。これを食べなさい。」と言われてヴィブティを物質化されて政治家に食べさせると、政治家は一瞬にして泣き止んだんや。
そして、バツの悪そうな顔をしながら隣に座っている副学長に、「実は私は…」と言って、インタビュールームで起こった話をし始めたんや。
その話によると、その政治家の奥さんが病気を患っていて、もうあまり残された時間が無かったんや。それで、身体も痩せこけて命の灯火が消えかかっていた頃、政治家である夫に、「あなたにどうしても死ぬ前に一つお願いを叶えて頂きたい事があるのです。それはこの世を去る前に、一目だけでも良いからサイババさんを見たいので、どうかアシュラムに連れて行ってもらえませんでしょうか?」と頼んだんや。
でも、その大物政治家はスケジュールが毎日ぎっしり詰まっていて奥さんを連れて行くことが出来なかったんや。そうこうしているうちに、奥さんが亡くなってしまったんや。葬式を済ませ、火葬にして十日後に、政治家は罪の意識を感じながらババに許しを乞いにやって来たんや。ババはすぐにその政治家をインタビューに呼び、部屋に入れるや否や「お前は今までどれくらい奥さんに世話になって来たのかが分からないのか?!お前の為に料理を作り、家事一般を全て取り仕切って、お前の服までいつも綺麗にたたみ、ずっとお前に文句一つも言わずに一生涯仕えて来た素晴らしい奥さんだっただろう?そのお前に一生涯尽くして来た奥さんのたった一つの臨終での願いを、お前は忙しさにかまけて叶えてやれなかった。私はそんな奥さんの願いを聞き入れるために、お前の家に行き、亡くなる直前の奥さんに会って、慰めて来てあげたんだよ。お前って奴は本当に…。」と言って政治家をきつく叱った後、こう言われたんや。「もう過去のことはいい。彼女は私といつも一緒にいる。さあ、出ておいで。」と奥さんの名前を呼ばれると、奥さんがサイババさんの身体から抜け出すようにして出て来られたんや。
その姿は、霊のようにふわふわしたものではなく、普通の肉体を持った生前の奥さんの身体やったんや。でもその身体は、亡くなる前のやせ細って病弱だった妻とは一変した、健康そうで明るく、微笑みを浮かべた別人のような妻やったんや。そして、突然目の前に現れた奥さんを見て驚愕している主人の手を優しく握りしめながら、こう言ったんや。「あなた...。私のためにもう泣くのはよして下さいね。私はババ様といつも一緒で、今はとても幸せなのですから…。ね!お願いだから...。もう悲しまないでね。約束してくれるわね。あなた...」と言いながら再びババの身体の中に溶け込むようにして戻って行かれたんや。
御名を唱え、心を御名の甘美さに酔わせなさい。
その時あなたは、全身が不思議な恍惚感で満たされるのを感じるでしょう。
エゴと低級な欲望は完全に失せ、あなたはことごとく清められます。
この修行を続けるならば、崇高な境地に達するでしょう。
それゆえ、歩いている時も、座っている時も常に唇に御名を唱えなさい。
徐々に、あなたは御名があなたとあなたの心を支配して、心がさまよわなくなっていくことに気づくでしょう。
御名を唱えることは、神と出会うことです。
なぜならば、御名と神は異なるものでは無いからです。
御名は神、神は御名です。OCSp151
最後にキャンドリカさんの素晴らしいクリシュナソングをお聞き下さいね。食事の時に流すバックグラウンドミュージックにピッタリですよ。
https://m.youtube.com/watch?v=mww-8n8vibg