そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

ドリームキャッチャー

2009年01月05日 | SF


2003年 アメリカ 135分
■原題「DREAMCATCHER」
■2009.1.2 DVD
■監督 ローレンス・カスダン
■出演
   モーガン・フリーマン(アブラハム・カーティス大佐)
   トーマス・ジェーン(ヘンリー=デブリン博士)
   トム・サイズモア(将校=オーウェン・アンダーヒル)
   ジェイソン・リー(ビーバー)
   ダミアン・ルイス(ジョンジー)
   ティモシー・オリファント(ピート)
   ドニー・ウォールバーグ(ダディッツ)

 《story》

「夢の番人、ドリームキャッチャー
             いま、ひとつの悪夢が、その網をくぐり抜けてしまった。」

ジョンジー、ヘンリー、ビート、ビーバーの4人は特殊な能力を持っていた。その能力は、今から20年前に、知的な障害を持ちいじめられていたダディッツに与えられたものだった。ある日、ジョンジーが事故に遭い重傷を負う。奇跡的に回復したジョンジーと仲間達は、久しぶりに森の奥の山小屋に集い、楽しいひとときを過ごす。小屋で待っていたジョンジーとビーバーは、遭難した男を救助する。しかし、その男は洗面所で血を吐いて倒れる。便器の中で蠢く生き物。ビーバーは便器に乗っかり閉じこめていたが、飛び出した、大きな無数の牙のある蛇のような生き物に殺される。駆けつけたジョンジーは、そこに現れたエイリアンに体を乗っ取られる。その森にはエイリアンが乗った宇宙船が不時着したのだった。カーティス大佐率いる軍は、エイリアンもろとも宇宙船を破壊。しかし、ジョンジーの体を乗っ取ったエイリアンは、むしを貯水池に送り、人類を滅ぼそうとしていた。ヘンリーは、ダディッツを連れ、ジョンジーを追う。貯水池でエイリアンと向き合うダディッツ。

 好きだけどなあ

エイリアンというモンスターが出て来るけど、ストーリーがきちんとあって、さまざまな課題を投げかけ、友情や、心の葛藤や、さまざまな意味をこめようとしている。そこがおもしろい。知的障害を持つ子どもを助けることで得られる力。それは特殊能力でなくとも、豊かな心に通じるものだ。人間は自分中心、自分がしんどいとき自分より弱い人間をいじめたくなる。自分中心になればなるほど、自分の心は孤独になって、ますます他人をいじめたくなる。人を大切にする心は、自分の心を豊かにする。特殊能力については、確かにそれを持っていることが幸せとは限らない。それを人のために使おうと思うと、それだけ自分の心に負担がかかる。大佐の傲慢さ、エイリアンを追い続けた経験は大事だが、軍人として人の命を軽んじる経験も積んでしまったということか。世界を救った人々。しかし、この後、生き残ったジョンジーとヘンリーはどうなるだろうか。ここでの出来事を信じてもらえるのだろうか。

 ただだらだらと映画を見るのではなく、自分が生きた証として記録を残したいと思って始めたブログ記録。それと、記憶力のない私が、確かに見たということを証拠として記録したかった。見たけど、題名を聞いても内容を思い出せないことがある。数年経つとどんな映画だったかまるっきり忘れてしまうこともある。だから、同じ映画を初めてのように思ってレンタルし、見始めて気づくことがある。少しでも印象強く記憶したい。それから、ボケ始めている頭を使って、文章を作る。ボケ封じであり、文章力をつけること。感性をみがくこと。この最後の二つは練習だ。なかなか力はつかない。あとから読んで、何と意味不明な文章だろうと恥ずかしくなる。でもまあ、つまらないものだけど、日々生きてきた証として、少しでも思いを書き綴って行きたいと思う。