不健康な人間関係

2015年03月22日 | 出来事 -
数年前に私は・・・、うつ病の上司が原因となって、
大きな問題を抱えたことがあった。
その人の状態は、最悪で ( 妄想までいっていたので )、
周囲は完全に困惑していたが・・・。

今回は、その片鱗のような境遇に 埋没してしまった時間を
過ごしてしまい、 ( 結局 ) それは 数か月に及んだ・・・。



一般論として・・・
うつ病患者らしき人は、時々、興味深い行動や 言動を
平然と行うことが多いので、心身が固まることがある。

私の場合は、ある人が 「 この世は、まぼろし・・・ 」 と、
うつろな目をして つぶやかれたことから始まった。
芸術的な観点からすると、そういう解釈もあるが・・・。


そういう人たちの多くは、「 周囲のものが自分を中心に
存在しているという環境を求める 」 傾向があるらしい。
そういう雰囲気や、そういう状態を保持していれば、
うつ病患者は 好調であるらしい。
実際、それはそうかもしれない ・・・ と 思う。


私の近くにいた 「 その人 」 は、否定されることを
極度に嫌い、自分の考えを 周囲に 強く押し付けてきた。
自我が強く、個性もしっかりとあって、魅力的だけれど、
“ むせかえるような雰囲気 ” を持った人だった・・・。
また、突然 仕事現場から 消えるので、 度肝を抜かれる!

確実に病気だとは言わなかったし、私も確認しなかったが、
なんとなく、( 微妙に ) 強い波動を感じてしまった。
超常現象に 過剰に 傾倒して、常にマインドが常識的な世界から
逸脱していたので、そういう印象を抱かせたのかもしれない。
とにかく、それらしき要因は、幾つも存在していた・・・。



 


もともと何らかの根をもっている精神疾患者は、通常は・・・
明るく過ごしていても、何事にも 喪失した感覚
無意味感 を持つために、すべての出来事を悪いように
とらえたり、安易に プレッシャーに感じたりする。
「 ここぞ! 」 という時に、毅然とした覚悟を決めた行動をしたり、
自分から率先して前を向いて進むことを したりはしない。



私は、「 生きる 」 ということに、意味を感じている。
だから、あえて 自分との違いにも気が付くし・・・
違和感を持つことによって、うつ病患者的発想
かぎわけられるのかもしれないと思う。




まず基本的には、病気なのだから、仕方がないと思う。
ただ、現状を知ることと、それを皆が分かち合って、
サポートしなければ、再生することは難しい。
特に、仕事関係の間柄であれば、なおさらである。

私が経験した現場では、あまりにも長い時間が経たため、
「 触らないようにしよう 」 という雰囲気があった。
それは、個人的に、いかがなものかと思う。
強い個性を 偏狭に 押し付けてくる人と、自己喪失論者の
ような人が一緒にいると、 其々の特徴が 強くなる。
人間関係には、様々なパターンがあるが・・・
それに、お互いがそれでよければいいのだけれど・・・
私は、不健康な人間関係の繋がりを 感じてしまう。


より健康的で、お互いが高めあい、認め合ったうえで、
助け合える関係がベターだと思っている私は・・・
不健康感が めらめら漂う空間からの「 脱出願望 」 が
最初から感じられた現場だった。

私にとっての異質なものは、おそらくずっと変わらない。
そんな印象をもつ経験だった。


自分に、悪影響を及ぼすものは排除するに限る。
でなければ、いつの間にか、私自身も染まってしまう・・・
そんな可能性をはらんでいる。
常に、心豊かな日常が約束された環境は、最終的には
自分が ( 自信をもって ) 判断していくものである。


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