高橋大輔選手 の ソチOP

2014年02月15日 | マイブーム -
バンクーバーオリンピックの翌年、世界選手権でのアクシデント!
あれがきっかけとなって、「 ソチまでの現役続投宣言 」 が ・・・。
私は、あのシーズンのショートとフリープログラムは大好きでしたが、
残念ながら、完成形を見せていただくことができませんでした。
しかし、彼の現役が続くことになって、その後、素晴らしい作品を
いくつも披露してくれました。
その都度、彼のスケーティング技術は、確実に 向上していきました。




今年のフリープログラムは、単に勢いで持っていく質感の作品ではなく、
まさに表現すべきテーマがあるものでした。
怪我のために、ジャンプの不成功で点数が伸びず、ご本人としては
「 もう少し できたかもしれない 」 と思う結果かもしれないけれど ・・・
フリーのテーマの片鱗は ちゃんと感じさせてもらいました。
伝わりましたョ。

奇しくも、2011年シーズンと同様に、完成形を見ることはできず、
もし体調がよければ ・・・ と、思いが残る現実ではありましたが ・・・
これもまた、全て 「 必然の結果 」 です。



怪我のアクシデント、作曲家騒動など、幾つかの “ 心を揺さぶられる
出来事 ” が重なったことを踏まえて、あのフリーの演技があることを、
私たちは 忘れないようにしたいものです。

そして、肩の力が抜けた 「 笑顔 」 で 終われたことを嬉しく思います。






ソチ本番前 ( タイムリーすぎる時期 ) に、物議を醸し出したSP作品は、
NHK杯で素晴らしい演技を見せてもらいました。

競技会の演技は、常に、その時々に変化したり、進化していくものだし、
高橋選手の場合は ( 特に ) コンディションや精神性が 影響を与えます。



彼の演技は、生きものだ という意味では、舞台作品に近いと感じます。

だからこそ、多くの人々が 特別な感慨を受け取り、実際に 感じてしまうのだ と
そう思うのです。




どのような結果であれ、どちらの作品も、笑顔で演技を終えてくれた事実を
私たちは忘れないようにしたいと思います。
それが、2011年、彼が描いたソチへのビジョンだったから・・・。
その事実を、私は尊重したいと感じています。
仮の話として、たとえ 控室で 彼が苦悶の表情であったとしても、公の前では
晴れやかな笑顔でいてくれたことが 何よりも有難かったことです。
もしも、ソチで高橋選手の悔し涙を見てしまったら、私たちの胸には痛みが残り、
演技に感動して、自然に( 素直に ) 泣くことができなかったでしょう・・・。





男子フィギュアスケート界の道 を、一つ一つ階段をあがるように登って、
世界に存在を認められてきたことと併せて、心から敬意を!
そして、一区切りとして 「 お疲れ様でした! 」 という一言を、心から
捧げたいと思っています。 
( あくまでもオリンピックのキャリアとしてデス )


彼の現役の全盛期を見守ることができたことに、とても感謝しています。

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