せっまい風呂場よ。広くなぁ~れ。

2005年09月14日 | 介護日記 -
風呂好きの父の体調がすぐれず、今日はシャワーで我慢・・・。
ゆっくりゆっくり足をすすめる父を、せっまい風呂場までうながして、背中から勢いよくお湯をかける。
「うわぁ~」といつものように“うなる”ので、気持ちがよいのか、快適ではないのか、その声の調子から様子をはかる。

我が父は、認知症がすすんでいる。
それに二ヶ月前ぐらいから転倒を繰り返し、頭を殴打してから、
なんとなく具合が悪くなって、反応がかなり鈍くなっている。
今日は「良し」でも、明日は「良し」ではない可能性が強い。
そんな父は、今「この瞬間(とき)」を生きる人になってしまっているので、介護する私を気遣うようなシャレたことは“しない”。
そういう反応のキャッチボールを繰り返しているうちに、私自身も「今を生きる人」になってしまったようだ。

お風呂は、大好き・・・だから、やっぱり嬉しいみたいだ。
今日は、お布団も干して、パイルシーツも洗濯して、
アッツイ~ヨナガのために「ひんやりアイスまくら」も用意した。

「天国でしょう?」
そう声をかけたら、にんやりと笑って、一言つぶやいた。
「そりゃ~、ええわなぁ」
この言葉は、すくわれた気持ちがした。
今日のご褒美は、この言葉にするかいなぁ。

しかし、せまい風呂場には、へとへとになってしまう。
「ウサギ小屋」の中の[ウサギ風呂]だから、どうやっても広くはなんないけれど、
大きな大人が二人も入ると、湯気だけで窒息してしまいそうだ。

【今日のお願い】
明日、目が覚めると、風呂場が二倍の広さになっていてほしい!!

おつかれ、おつかれ!!
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自分で、自分を追いつめないように!

2005年09月14日 | 介護日記 -
昨日のアッツイ一日を、あたふたと過ごした。
・・・えらく、疲れ果てている自分を感じる。
頑張らないようにしようと思っても、気がつくと頑張ってしまっているし・・・
ひとしきり頑張ると、心身ともに「限界ポイント」に近づくイメージを持ってしまう時もある。
涙が止まらなくなって、いつも“どん底”っぽく感じたり、
それでも美味しいご飯に勇気付けられたり・・・
そんな日常の「あれや・これや」を、このブログで「ばくは~つ!」させていきたいなぁ。
現在、私が取り組んでいる「父」の介護が、このブログの内容になってくるだろう。

昨日は、(大学病院での疲れが影響して)、近くの治療院で、点滴治療をしてもらった。
疲れの原因は・・・・・一昨日の大学病院での出来事――
CT予約をしていたので、“ついでに”整形外科にかかろうとしたのが大きな間違いだった。
とにかく、待たされた。
それに、看護士さんや事務員さんなど病院のスタッフの“心のこもっていない態度”(事務的にならざるおえない労働システムが大いに影響しているのは重々承知の上で、あえて申し上げたい)には、本当に閉口した。
どうして、あのようになってしまうのか・・・これに関しては、いつか具体的に言及したい。

午後には、ケアマネジャーさんが来てくれて、今後のことについて相談をした。
本当に、「あれやこれや」「なんだかんだ」あるものだと感じながら、それでも「前向きに」と・・・。
助けていただけることは助けていただきながら、ほどほどに頑張らなければと思う。
自分を追いつめて、苦しい日々を過ごした昨年の精神状態を思い出せば、「今」の私はシアワセ者だと思うが、まだまだ本来の“あるべき姿”には程遠い。
自分で、自分自身の首をしめないように!
自分で、物事の結論を出さないように!
自分で、あせって先を急がないように!
とにかく「快適な精神状態」を求めて、「今」を生きていくのが一番だろう。
そのためには、私は“何をすればよいのだろう”。
今の私に必要なものは、いったい何なのだろう。
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