Harstad 図書館もホテルに隣接、子どもの部の一角
先週末は、
思い付き・一泊の旅に行ってきました。
思い付き・一泊の旅に行ってきました。
この二か月、相方さんは、
仕事は忙しい、
風邪はすっきりせず咳が止まらない。
足まで痛め、
山歩きどころか、
外出も控え気味。
風邪はすっきりせず咳が止まらない。
足まで痛め、
山歩きどころか、
外出も控え気味。
そこへ、今週末は秋晴れ!
と天気予報。
こりゃ、チャンス!
「計画を立てない、
運転しない、
ご飯を作らない。
とにかくリフレッシュ!」
とにかくリフレッシュ!」
翌朝8時発の船で3時間、
Harstad(ハシュタ)に到着。
地元人お勧めのカフェでランチ。
丘の上までゆっくり散策。
これが意外に楽しい。
歩けたことが、何より嬉しい!
丘の上から Harsrtadの街を見下ろす
15時半、ホテルにチェックイン。
まったりと、無料のお茶とケーキを頂いて、
「4時から6時、夕日が沈む前で最高だよ!」
というサウナへ。
なんと、海に突出したガラス張り。
しかも、私たちだけで貸し切り状態。
(普通、こんな時間に来んわなあ)。
宿泊は、「kveldmat(夜食で軽食)つき」。
「ご馳走も要らないから、いいよね」
と行ってみると、
ビュッフェ形式で十分な量!
ビュッフェ形式で十分な量!
今日一日、ありがたやあ。
もうこれで帰ってもいいわ~。
※Clarion hotell Harstad。
私たちの宿泊費は、二人で1100kr。
ところが、さらに翌日、
私にはとても興味深い現場に
出逢わせてもらえました。
ホテルに隣接するkulturhuset(文化会館)では、
月に一回のイベント「家族の日曜日」。
今日は、30分のバイオリン演奏だという。
奏者のCristian Chenさんが何者かも知らず、
ただ、小さな子どもたちにどうアプローチするのか、
興味が湧き参加してみました。
参加者は、親子を含め、40~50人。
「子どものカフェ」としてパンや飲み物が提供されるので、
子どもたちはパクパク。
マットが敷かれているので、赤ちゃんもOK。
子どもたちはゴロゴロ、キャッキャッ
転がって遊んでいます。
「始まりますよ」という言葉がけすらなく、
Cristianさんが登場。
彼女も無言。
しかし、自ずと静まりました。
ケースからバイオリンを出しながら、
流れるようにバイオリンのパーツを見せ、
爪弾きから、
そっと忍び込むように奏で始める。
表情は真剣そのもの。
子どもの気配をうかがい、
演奏法を変える。
彼女は、
即興を織り混ぜながら弾いているようです。
子どもたちに徐々に近づき、
一人一人に、
すぐそばで音色を届ける。
クラッシックとも言い切れない旋律で、
子どもの気を引く小細工は一切なし。
子どもの魂と交流しながら弾いている
とでもいいましょうか。
最後は、
遊びに行っている男の子の席に座って
音を閉じる。
演奏後、子どもたちは、
くったくなく彼女に質問するんですねえ。
「何歳?」なんて。
くったくなく彼女に質問するんですねえ。
「何歳?」なんて。
彼女も子どもたちと
楽しくお喋りしていました。
演奏中、
子どもたちは、食べるし、
立ち歩きもしますが、
立ち歩きもしますが、
誰も咎めません。
でも、子どもたちは、
決して大きな声で喋らないし、
音も立てませんでした。
聞いているのです。
帰ってから、
Cristian Chenさんのことを調べて、びっくり。
5歳でバイオリンを始め、
8歳から様々なオーケストラとソロで弾いてきて、
受賞も多い。
現在はオスロのオペラのコンサートマスター。
「ANIMA(ラテン語で魂)」と題して
学校など巡回もしているとのこと。
「子どもを大事にする」って、
どういうことでしょう。
いいお土産になりました。
「計画しない」。
そのお蔭で、
ぼた餅いっぱいのリフレッシュの旅でした。
ぼた餅いっぱいのリフレッシュの旅でした。
10月ですね。
皆さん、
機嫌よう過ごしましょうね。
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