すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

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なんで体温が上がるのー!?(結石のお助け、その2)

2011-09-22 | 素老日誌

 

今回は、まだ母には医療的なサポートが要ると思っていた私には、
家で看ることは不安でした。

と言って、今のままの母を看てもらえるところはなく、
不安だらけのまま、
「やってみるしかない」と始まりました。

そして、やってみたからこそわかることがたくさんありました。

 どなたかの参考になれば、と思いお話していきますね。

1. なんで体温がこんなに上がるのー!?

●母が特別ではない

病院にいるときから、体温は38度を前後し、
保冷財で冷やすと36度台に戻る、
という状態でした。

それだけ母の体が
自分で体温調整をすることができなくなっているのです。

冷房のきいた部屋にいても、
外部と並行して体温が上がるらしいです。

高齢、認知症、脳梗塞の後遺症。

どれもみな体温調節ができなくなる原因になるというのですから、
「母が特別ではない」ということです。

ただ、母の場合、
38度以上になると、誤嚥性肺炎の疑いもあるので、
その時はお医者さんに見てもらわないといけません。

その見極めは要るんです。

家に帰ってきたら、体温は多少落ち着くのでは?
なんてかすかに期待していたのですが、
甘かったなあ。

全く同じでした。

病気ではないのだからと、高温のままにしておくと、
ぐったりしてくるし、食欲も飲み込み機能も落ちます。

看護婦さんから聞いてはいましたが、
ずっとそばにいて初めてこの実態が身をもってわかりました。

「体温を管理する」。

慣れない私には神経を使うことでした。

 ●平熱が上がったと思えば・・・?

でも、まあこれも慣れれば、そんなに神経を使わなくてもいいようです。

看護婦さんがニコニコとこう言っていました。

「平熱が上がったと思えばいいんよ」。

確かに・・・!

固定観念をはずす。
そうそう、流動的に看れれば、楽になることもまだありそうです。

季節も涼しくなっていきますしね。

あ~き(秋)よ、来い!

(つづく!)

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