7月になり、日本では豪雨が続いているんですね。
皆さんの地域は大丈夫ですか?
どうぞ被害が少ないようにと祈っています。
今日は、夏休みを前に、
まとめて、いろいろ報告いたします。
●ノルウェーのコロナ感染状況
7月6日の報告では、国内新規感染者数3人。
ちなみにトロムソでは、
5月17日以来、感染者は出ていません。
気が緩みすぎなんでないかい?
という傾向も無きにしも非ず。
●ノルディック内では、旅行も自由に。
ノルウェーでは、夏は旅行シーズン。
今年は、コロナでどうなるか、
皆が国の決定を待っていたと思います。
ノルディック内、デンマーク、アイスランド、フィンランドでは、
ノルウェー同様の対策が取られ、
状態もノルウェーと同じく安定しています。
それで、ノルウェー国内、また、これらの国の間では、
すでに行き来が自由になっています。
ただし、スウェーデンはコロナの感染がまだ治まらず、
これらに含まれていません。
ヨーロッパ内は、
「帰国後10日間の隔離、旅行中の病気に保険が出ない」
という条件つきで、
7月15日から旅行できるようになります。(スウェーデンも)
アンケートによると、
国民の8割近くが車での国内旅行を考えているそうです。
もともとノルウェー人は、キャンプ好き。
夏は、キャンピングカー、キャンピングワゴンがゴロゴロ。
だから、予想通り、という気もします。
トロムソから車で1時間半のリンゲン。氷河からの流入で海がツートーンに。
●EDELはずっとオープンしていた
私が勤めていたアンティークブティックEDELは、
以前書きましたように引っ越す予定でしたが、
賃貸料の検討など、商店街会議が毎週開かれ、
結局ずっとオープンしてこれたのです。
お客も増えてきて、
私にも仕事の声がかかるようになりました。
笑顔ででんと構える店長の姿勢には、ほとほと感心し、
私の心までも軽くしてもらいました。
もちろん、トロムソの経済が復活したわけではありません。
一日5000~7000人入るロックフェスも今年はなし。会場のテレグラフブクタ
●コロナで学校が閉まっていた時、家では?
先日、EDELで仕事した時、
今夏から高校生になる16歳の子と一緒でした。
彼女は、以前からEDELが大好きで、
去年の夏から学業が忙しいとき以外、
土曜日にバイトをしていました。
そこで、この日私は、仕事の合間に
コロナで学校が閉まっていたときの様子をインタビュー。
「家ですることがいっぱいで、きつかったよ。
少しずつ慣れたけどね。
学校の自分のパソコン(生徒全員に一人一台ある)で、
毎日ネット授業。
練習問題や宿題もいっぱい。
例えば、英語なら、
練習問題や作文を書いたり、音読を保存する。
保存したものを先生がチェックする。
それは、コロナの前も学校でやってたから同じよ。
ディスカッションは、TEAM(ZOOMのようなもの)でやる。
だから、学校は閉まっていても、家でいっぱい勉強したわ。
きつかったけど、すごく力がついた気がする。
ただ、友達に会えないのが淋しかった。
体育でスキーをする時、友達と会えるの。
それが、楽しみだったわ。
成績?
すっごくよかったよ!」。
彼女の学校は、もちろん公立です。
うーん、
これは、私にはかなり衝撃的でした。
日本での現状は、どうだったのでしょうか?
小学生の自宅での学習をフォローするのは、
家で仕事をする親には、さらにしんどかったようです。
また、中学校教師をしている友人は、
学校が再開してからの方が、配慮することが多くて疲れ果てた、
と言っていました。
こうしてノルウェーでは日数が削られることなく、
例年通り学校は、夏休みに入っています。
トロムソでもできるんです!暑さに欠けますが・・・(日本人の集まりで。)
●「希望が出てくる庭」を夢見て
私は、と言いますと、
雪が解けてから、畑の他に「庭」に力を入れていました。
「トロムソでも、これだけ花が咲くんだ!」
と教えてくれるのは、世界で最北を誇るトロムソの植物園。
ここで爛漫に咲く花を見ていると、希望が出てくるだなあ。
また、うちから少し歩くと、素敵な庭のお宅があり、
時々庭を見に、お邪魔させてもらっています。
「ここの冬を超す花を眺めて、お茶したい」。
日本でも花を見るのは好きだったけど、
育つ姿にこんなに愛しい思いを抱くとは・・・。
最後に、北ノルウエーの夏の花を紹介して、
しばらくブログの夏休みを頂きます。
と言っても、師匠の庭からでーす!
うちの庭は、まだまだ花盛り途上なので。
次回は、8月17日になります。
夏休み明けに
コロナの感染状況が悪化していないことを祈ります。
どうぞ皆さま、
梅雨、梅雨明けの暑さの中、
無事乗り切ってくださいね。
秘密の場所でルバーブ採り。にしては・・・目立ちすぎ!
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