ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

たらの芽

2010年03月05日 | 俳句雑考

近所の空き地のたらの木は、枯れた葉、花および実がすがたを消して、新しい芽が出ていた。
画像は4日、鹿児島市谷山中央で写す。

   たらの芽のとげだらけでも喰はれけり     一 茶

作者は欠けたたらの芽の痕をみて、人が摘んだのか、鹿や猪などが喰ったのか判ったらしい。