そうだ、「北へ。」行こう

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道の駅いわない (岩内町)

2006年10月09日 | 道の駅

ここの道の駅は個性的ですね。
何とコメントして良いのか・・・・訪れてみて最初に感じた正直な感想は「え?これが道の駅なの?」です。

最近は、道の駅というと地場産品やらお土産品やらの販売所が設けられているのが当たり前となっていますね。
道の駅を運営していくための重要な資金源の一つなのでしょうが・・・まずこの「道の駅いわない」は、確かに物品の販売も有るには有るのですが、殆ど、あってないようなモノで、道の駅のメイン施設である「ガイドセンターたら丸館」では、その名の通り道路情報や観光情報に特化した、どちらかと言えば「観光案内所」的な施設でした。
ここがまず、最近の道の駅と比較して個性的だなぁと思った部分の一つです。
俺は、個人的に道の駅の条件は、なにも「物品の販売」がそのメインでは無いと思ってますので、道路情報や観光情報の提供等・・各種情報提供がしっかりしていれば、とりあえずはそれはそれで良いと思います。

ただ、ここ「道の駅いわない」、正直な感想をもう一つ述べさせてもらえば「不便」です。
何が不便かというと、施設が分断しているんです。
と、言うのは、まず駐車場。
道の駅なのに、メイン施設である「たら丸館」には駐車場がありません。
いや、厳密に言えば有ることは有るんですが・・・

↑「たら丸館」の裏側に4台?5台分かな?
殆どあって無いようなもんですね・・・

でも、一応「道の駅」を名乗る以上駐車場がコレではおかしいですよね?
実際駐車場がどこにあるのか分からなくて最初迷いましたよ・・辺りをグルグル。
そしたら

案内板発見。
ご覧の通りです。まず道の駅と駐車場が離れているんです。こんな道の駅初めてですよ(笑)
ちょっと・・・と言うか、実際かなり不便だなあって思っちゃいました。

次に、道の駅には欠かせないのはトイレですよね。
長距離ドライブ等で立ち寄った際には、とても重要になりますが、これも

こんな感じで、さらに離れています。
つまり、ドライブ中便意を催して、ようやく道の駅に着いたと思いきや、駐車場からしばらく歩かないとダメなんですね。
俺は、その点はセーフでしたけどね(笑)
まあ、でも一応この先のことも考えてトイレにも立ち寄っておくことに

道の駅のトイレと言うよりも、付近の公園の一角にあるトイレでしたよ(笑)

この感じからすると、おそらくここは元々は観光案内所か何かだったのかなぁ・・と、そんな印象です。それに、付近の空き地と公園を組み込んで「道の駅」を名乗ったのかなあ・・・って感じですね。
でもまがりなににも「道の駅」を名乗ってて、駐車場が離れているというのは・・・・
「個性」と呼ぶにしては不便だなあ・・・って感じちゃいました。



道の駅いわない
岩内郡岩内町字万代47-4(地図
休館日    無休(4/24~9/30)
                  毎週月曜(10/1~4/23)
         ※月曜祝日は翌日
                  年末年始(12/31~1/5)
開館時間   9:00~18:00(4月~10月)
                  9:00~17:30(11月~3月)
路線名        道道岩内港線・町道駅前通り沿い
メイン施設  ガイドセンターたら丸館
駐車場        普通車219台
                  大型車9台
ホームページ→こちら
        


積丹町~岩内町 西海岸ドライブ

2006年10月08日 | 北海道雑記
神威岬を出発して次に目指したのは「道の駅いわない」
昼下がりの陽光が反射して輝く日本海を右手に望みながら、国道229号線を南へひた走り、この区間はノンストップの長距離ドライブとなりました。
「神威岬」~「道の駅いわない」区間は積丹町・神恵内村・泊村・共和町・岩内町と3町2村を跨ぎ、その距離は約50㎞位になったでしょうか?

本来はこの区間にも立ち寄りたいスポットがあったのですが、この地区の、得に神恵内村においては、平成16年8月の台風18号により甚大な被害を被った傷跡が未だ残っており、その名残の一つとして「道の駅オスコイかもえない」が、現在閉鎖中で営業再開の見通しは未だに立っていないとのこと。
それでも、この「道の駅オスコイかもえない」。前を通りましたが、なにやら現在大掛かりな作業が行われていました。道路からの入り口に柵を設け完全に進入を遮断しての作業。そのため、前後の交通の流れの関係もあって立ち止まっての写真撮影は出来なかったんですが、営業再開を期待したいところです。

それからもう一箇所、こちらも神恵内村ですが

積丹町から神恵内村に入ってすぐの、国道229号線沿いにある「レストハウス西の河原」も閉鎖になっていました。
ここも例の台風の被害による影響なのか、業績不振によるものなのかは分かりませんが、レストランの他にお土産品などを扱っていた観光施設だそうで、ドライブの休憩がてらちょうど良いかなぁと思っていただけに、残念です。

そんなこんなで、岩内町の「道の駅いわない」までノンストップのドライブとなったのですが、神恵内村~泊村間は本当に「のどかな漁村」と言った感じでしたね~。
青森県に外ヶ浜町という自治体が有るのですが、そこと凄く雰囲気が似ていました。
天気が良かったので、日本海は本当に綺麗で、絶好のドライブでしたね。

そんなこんなで、旅は次のスポット「道の駅いわない」へ。

神威岬 (積丹町)

2006年10月05日 | 道央エリア・観光

島武意海岸に続き、この日のコースの目玉スポット神威岬です。
結論から言えば、現地から携帯電話で投稿したとおり、ちょっと残念な結果になっちゃったワケですが・・・改めて紹介します。

ここ、神威岬といえばなんと言ってもここに伝わる義経伝説を抜きには語れません。
まあ、そちらの方は別の記事ですでに紹介済みですので、ここからは写真をメインに紹介していきます。


国道229号から、神威岬へ続く脇道に逸れ、若干の上り道を進んでいくと駐車場に到着します。駐車場は十分な広さがあり、駐車場の脇にはレストハウス「ペニンシュラ」があります。

車を降りて、ここから神威岬へ向けていよいよ出発ですが
レストハウス「ペニンシュラ」の隣の小さな小屋で

「しゃこたんブルーソフト」を発見。当然購入。
味は・・・普通のミント系かな?さっぱりして美味しかったですが、天気が良いのもあって、溶け出すのが早く、途中から垂れ初めて・・・・・
最後は大急ぎで一気に食べちゃったのもあって、あまりじっくり味わえませんでした(笑)

駐車場から小高い丘を登っていくと「チャレンカの小径」に到着するのですが・・

ここは、すでに携帯での速報で伝えているとおり、残念ながら「強風のため通行止め」とのこと・・・・・・
ここからが本番なのに~!!
というか、こんなに晴れてるのに・・・悔しい!!

仕方が無いので、せめてチャレンカの小径だけでも撮影してきました



歩いていきたかったなあ・・・・・


チャレンカの小径の入り口には、昔は女人禁制であったとの説明書きがありました。

天気が良かっただけに、本当に残念でしたが、ここはまたいつか必ずリベンジをしようと、心に誓いました・・・でも、もう一回来たときにまた通行止めだったら立ち直れないかも(笑)

ちなみに、レストハウス「ペニンシュラ」では

「神威岬到達証明書」を購入できます。日付も入れてくれました。
厳密には到達していないんだけど・・・まあ、この場合はしょうがないですよね?
ちなみに、この「到達証明書」裏面がポストカードになってます。使うはずがありませんけどね(笑)

神威岬
積丹郡積丹町大字神岬町字シマツナイ92番地(地図
(↑レストハウスペニンシュラ)
見学自由  強風等により通行止め有り
駐車場    約150台


義経伝説・チャレンカの恋

2006年10月04日 | 北海道雑記

お食事処みさき」を出た後に向かったのは神威岬。
でも、その神威岬を紹介する前に、神威岬を訪れるならば是非とも知っておきたい予備知識を先にここで紹介します。

北海道各地には源義経に関する「義経伝説」が残っています。
奥州・平泉で討たれ亡くなったはずの義経が実は生きていて、北海道へ渡り、そこから大陸へ渡ってチンギス・ハーンとなった・・・・というロマン溢れる壮大な伝説ですが、その義経が立ち寄ったとされる各地で様々な伝説が残っているんですね。
ここ神威岬にも、真偽のほどはともかく、そういった義経伝説の一つが残っています。

「チャレンカの小径」と呼ばれる神威岬に続く一本道があります。

チャレンカとは、日高地方に住んでいた娘さんです。
日高地方に逃げてきた義経に、チャレンカは恋をし、2人は恋仲になりました。
しかし、義経は傷が癒えれば旅立たねばならない身。この恋は元々叶わぬ恋でした。
ある日、義経はチャレンカに「狩りに行ってくる」とだけ告げて、お供を連れチャレンカの元から去ります。いつ追っ手に見つかるかもしれない危険な逃走の旅にチャレンカを連れて行くわけにはいかなかったからです。
義経の刀が無くなっていたことから、義経が自分の元から去ったことをチャレンカは知りました。
それでも、チャレンカは諦めなかった。この恋を失いたくない一心で義経を追いかけました。
でも、神威岬に着いた時には、義経達を乗せた船は遙か沖へ出てしまった後でした。
遠ざかる船に向かって声を張り上げても、吹き荒ぶ風にかき消されるだけ・・・
絶望したチャレンカはそのまま海に身を投げたのです
「女性を乗せた船がこの海を通ったら、私の呪いで沈めてやる」
そんな言葉を残して。

以上が、ここ神威岬に伝わる、チャレンカと義経の悲しい恋の物語です。
ただ、以来そういう事故が本当に多発したもんだから、実際に女人禁制にもなった事があるそうです。
伝説の方が後から出来たのかもしれませんけどね。

チャレンカをこれ以上危険な目に遭わせまいとした義経。困難に阻まれた悲しい恋の物語と思うかもしれませんし、そんなに大切な人なら、なぜもっとしっかりと捕まえておかなかったのだと、チャレンカの自業自得だと思う人もいるかもしれませんね。
でも、ひょっとしたら、意外とチャレンカは2人で居る間は、義経の事が好きなのかどうか分からなかったのかもしれませんね。居なくなって初めて彼の大切さに気付いたのかもしれません。
だからこそ、自分自身への後悔の念もあって、身投げしてしまったのでは無いかと・・・

まあ、どう捉えるかは人それぞれだと思います。
ただ、このような伝説が残っていると言うことを知って、それを踏まえて訪れてみると、そこで感じるものがまた違ってくるかもしれません。
俺は、こういうのも、旅を楽しくするエッセンスの一つだと思っています。


お食事処みさき (積丹町)

2006年10月03日 | 道央エリア・飲食

積丹と言ったら、やっぱりなんと言っても「ウニ」です。
とにかく絶対にウニは食べようと、それだけは決めていました。
どの店で食べようかという候補は事前に色々考えて、直前までは別なところで食べようかとも思っていたのですが
「ここでケチってどうする!!」
という天の声(?)を聞いたような気がしまして(笑)、結局旅行誌「まっぷる」や「るるぶ」等でも紹介されている有名店「お食事処みさき」でウニ丼を食べることにしました。

ここは、ちょうど島武意海岸から神威岬へ向かう途中の道道913号沿いに位置しているため、立地条件としても申し分無しでした。

立ち寄ったのは、13時を少し過ぎたあたりだったと記憶してますが(ここの記憶はちょっと曖昧です)、ちょうど昼時を過ぎた辺りもあってか店の中は比較的空いていました。
ここはもう迷うことなく「生ウニ丼」を注文。
情報によると、この店は漁師直営の店だそうで、素材はまさに取れたて新鮮そのものだそうです・・・楽しみ!!

そして・・・

↑来た~ウニ丼!!
この、ご飯の見えるところ無く丼一杯に敷き詰められた、光り輝く黄金色のウニ!!
まさに最高の贅沢ですね~、こんなウニ丼なんて食うの何年ぶりだろう・・・
そして、味の方はというと・・・・
美味い!!美味すぎる!!「美味い」という言葉だけでは足りない位美味かった。
美味すぎて箸が止まらず、最初のいただきますで一気に3分の1くらい食ってしまったと言えば、その美味しさが分かってもらえるでしょうか?(笑)
この瞬間は本当に、幸せ意外のなにものでもありませんでしたね~。
お値段は2,300円でしたが、こんなに新鮮でこれだけ美味いウニをこんだけ食べて2,300円は安いと思いました。

・・・・記事買いてて、また食べたくなっちゃった(笑)

お食事処みさき
積丹郡積丹町日司町236(地図
0135-45-6547
営業時間   4月~11月の7:00~18:00
定休日      期間中無休
駐車場      20台     


島武意海岸 (積丹町)

2006年10月01日 | 道央エリア・観光

さて、次はいよいよ本日のメイン積丹町へ向かいます。
余市町から海岸線をひた走り、まず向かったのは「日本百景」にも選ばれている「島武意海岸」。


↑まずは駐車場に到着。
この時点では、まだ海が見えません


駐車場のすぐ近くに「島武意海岸トンネル」の入り口があります。

トンネルの中は人が2人並んで歩ける位の広さ。
照明は無くて暗いですが、その分出口の方から見える明かりが、期待を大きくさせてくれます。
さて、そのトンネルを抜けた先には




ついに到着しました。島武意海岸、積丹ブルーの海です!!
う~ん、これは本当に凄い。まさに絶景。「息をのむ美しさ」というヤツですね。
このブログを見てくれている方には恐縮ですが、やっぱり直接現地に行くのが一番です。実際に現地で、その場の空気に触れて、感じて・・本当にただただ「感動」でした。
この実際に現地で生で触れる臨場感だけは、いくら凄腕のカメラマンでも伝えきれないものでしょう。
これがあるから「旅」はやめられません。やみつきになる理由は、理屈じゃなくてこういう所にあるんだなぁ・・・と再確認した一瞬でした。
ただ、全ては無理でも、その何%かでも、ここで伝えることが出来たら・・・とは思っています。写真に関しては全くの素人ですけどね。

この雄大な景観とは対照的に

↑展望所は控えめな感じで、こじんまりとしていました。
下手に大掛かりに人間の手が加わってない所が、逆に良いのかもしれませんね。


さて、下の海岸までさらに降りて行けるようです。
ここは当然行くしかありませんよね?


海岸まで降りてみました。
目の前に迫る海は、これもまた何とも言葉に出来ないくらいの迫力がありました。

積丹半島の海は、透明度が高くて独特な青い色をしています。
だから地元では「積丹ブルー」と呼ばれているらしいのですが、この積丹ブルーは天気の良い日にしか見られないそうです。
そういう意味では、天気にも恵まれて、本当に良かった・・・

色々と書いてきましたが、結局本当に美しい景色には、説明なんていらないのかもしれませんね。

島武意海岸
積丹郡積丹町出岬町(地図
見学自由
駐車場    有り(約50台)
積丹町観光協会のサイト→こちら