磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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586 脳死が死なのか? 移植手術でセレブ医師?

2009年07月24日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング……




586 脳死が死なのか?
移植手術でセレブ医師?


先輩たちと話しをしていた……。

でも、聞いてばかりいるとう感じ……。

山口県での老人ホームのことである。

水のなかを泳ぎながら、老人を救った施設の職員。

土砂がすぐに流れてくるなんて……。

そして、泥水につかり泳いで、ご老人を救ったという……。

……今までこんなこと考えたことがなかった……。

--東京でも、離れたところにある施設がある……。

小一郎がバイトしている施設は、バス停のすぐ前。

その上、山などない平地……。都心にある……。

入所できるのは、宝くじにあたるのと同じくらい大変といわれている……。

--外国では、街の中心には教会と保育園、病院、施設があるという……。

それは、一番ひとが集まりやすい場所につくられているという。

何かあったとき、一番かけつけやすいところに建てられているという……。

--日本では、福祉は軽んじられていることが、建てられている場所でも理解できる……。

われわれも何かあったら、命をかけないと……。

命を守れるのは、やはり命だけなのだ!

--今、ぼくにはかわらないけれど、移植についてのことが話題になっている。

先輩たちは、脳死が死なんていい切れないだろうと話していた。

脳死が死なら、植物は生命でなくなる……。

もちろん、極論だけど……。「脳死は人の死」だそうだ……。

--先輩たちのいうことでは、美容整形は儲かるという……。

それで、重労働で儲からない小児科や産婦人科にはなりてがないけれど、美容整形にはあるという。

移植手術も儲かる産業にしようとしているのじゃないか?

それで、強引にすすめているのではないかという……。

--先輩によれば、脳波というのは、電流でしかないという……。

それを数値にして、いろいんなことがわかるというんだ……。

筋肉などを動かすときも、体のなかに電流がながれて、指とかが動くんだよね。

それを測定するのが、筋電図というんだそうだ……。

筋電図も脳波も原理は同じそうなんだけど……。

筋電図がフラットでも、別に筋肉は死んだわけではないと……。

筋電図で数値がなくなったら、筋肉の死なんて、誰もいわないけど……。

どうなんだろうって……。

--脊髄反射なんていうけれど、それは動物実験でのことが教科書に載っていることなんだって……。

ボクにはよくわからないけど……。

生きた人間では、それはこまやかな現象が体中で起きているんだって……。

高位の中枢の部分も反応しているんだって!

教科書はわかりやすいように書かれてあるだけで、人体はもっともっと神秘的なんだって……。

--それに、ずっと教科書には脳細胞は蘇られないと書かれていたそうだけど、現場の人たちはそれは嘘だとずっと、いい続けてきたという……。

現に、リハビリでよくなっている人たちは大勢いるのだから……。

--そして、今の医学ではムリなだけで、言い切ってしまうのも愚かではないか? と先輩たち。

--もちろん、先輩も移植を希望する人、臓器提供を希望する人たちの間では、それでいいけど、その他の人にまで、強制するほど、確定的なことではないと話していた……。

モラルハザードの時代に……。医療難民が生まれている時代に……。

過疎地では病院もない時代に……。

医療や福祉がきられまくった時代だというのに……。降ってわいたように考えている……。

--それに、バイオテクノロジーの進歩は驚くほど早い。

自らの肝細胞によって臓器をつくり、移植する時代もそんなに遠い未来ではないだろう……。

ますます、確定なんてすべきではないだろう……。

日本での移植が進まなかったのも、性急にことをはじめた医師が大失敗した歴史があったからだという……。

今回も、慎重であるべきだろうと……。

まずは国民全体が合意できるようにすべきだろう……。

--先輩たちは、そう話していた……。







閑話休題

原子力についての法律も

早急だったという……。

きちんと話し合わないと

いけないことを……。

どうして、こうなのだろうか?

でも、国民は議員と異なり、

賛否2分しているそうで、

まだ常識的だと思う……。

「脳死は死」賛否二分、
改正移植法 朝日新聞世論調査









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