あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 ![]() 360 小泉政治をふりかえる! 戦前・戦中のレジーム!? 稲葉は青空をみながら、切ない思いをしている。 日本はバブル崩壊後、いい思いをしたのは一流企業のみ。 いや、それと官僚と政治家……。 そして、国民には痛みをともなう改革といっていたが、そのまま世界不況で痛みがさらにひどくなる……。 銀行は儲けていたのに、貸し渋りだとか……。 貸しても返ってこない心配があると貸せないとか。 それは世界各国で起こっていることだろう。 --小泉政治は何だったのだろう。 郵政民営化も、アメリカからの要望だったという。 アメリカのための改革! もし、もっと早く郵政民営化が早かったら、郵便銀行のお金も簡易保険のお金も、ファンドで損失を出していた可能性があったという。 郵便局でファンドを売っていたのは、ただ郵便局が売っていただけで、郵便局としては何の損失もなかった……。 しかし、郵便局の人のいうことを聞いて、お金をだした老人たちは、100万円買ったのなら、35万円ほどになってしまっている人もいるとか……。 何ということだろう……。 郵便局は絶大な信頼が田舎の御老人たちにあったという。 通帳も判子も局員にあずけている人もいるくらいだ。 都会人の感覚とは大きく違う。その御老人たちを、郵便局は裏切ったのである……。 --郵政民営化といっても、株を売り出すのは、儲かっている郵貯銀行と、簡易保険のみだとか……。 赤字の郵便局は民営化しないのだという。 それなら、何のための民営化なのか? 今からでも、民営化をやめたほうがいいという人もいる……。 ニュージーランドは民営化したが、国営に戻したそうだ……。 日本も郵便局がつぶれていると噂はきくが、大手マスコミでは伝えない。 --小泉改革とは何だったのか? 反○○と、非国民という戦中のことを思い出した人もいるようだ。 非国民と脅しをかけられたら、反対もできなくなったという。 恐喝のようなものであり、話し合いではない……。 今も、その残党が反日などと脅しをかけている。 非国民と吠えていたやつらの行為が、この美しい日本を焦土にかえたという人もいる。 --株の高騰、土地の値上がり……。 戦前のことであり、世界恐慌がおこり……。 日本では、いくつもあった政党が二大政党のようになり、反対か賛成かにもっていった……。 そして、反対する者たちを追いつめて、狂った戦争へと……。 恐喝と、暴力の政治……。 それをこれ以上、繰り返すつもりか……。 戦前、世界恐慌がおきたとき、共産主義国にさほどの被害はなかった……。 計画経済だったからだ……。 ケインズたちは、それをとりいれた……。 賛成反対だけで騒ぐ前に本質を、事実を知らないといけないのに……。 トヨタはテレビで水車をつくる職人の番組のスポンサーをやっていた。 イメージだけではなく、水車をトヨタの技術でつくってくれたら、どうなのだろう? 日本は水車を利用できるし、それを活用すべきだといわれている。 クビ切りより、新しく起業することはできないのか? 新しく、そして古い技術、まさにトヨタではないか? トヨタは最初から自動車をつくっていたわけではない。
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