磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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121 日本はずっと“闇”教育……

2007年08月08日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

五章、深く深く“闇”教育




121 日本はずっと“闇”教育……


さっそく美智子にEメールを送った。

すると、美智子は沙也加に連絡した。

沙也加は驚きはしなかった。

彼女の父親が介入していることを知り、この問題は簡単ではなくなったと想ったのである。

このことで、弟がなんとか、温かいハートのある人間にもどってほしいのであるが、それも困難なことである。

「魂の殺人をされて、平気でいる人たちが、エリートで。そして日本の将来を背負うなんて、まったく日本の将来は暗いわねえー。でも、エリートたちには、そのしわ寄せは来ないから、エリートたちは平気だろうけど、ナチス・ドイツと日本は今も同盟国としか言えないわねえー」

ところが、ドイツではナチスの遺産をうまく処理したようだ。

それはナチスに連なるという原発を止めようとすることが大きい。

彼らのは資金源を奪うことになるからだ。

--金はものをいう。

いいえ、そんなことはない。欲望を止められない、見せかけは文明人だが、実質は野蛮なやつらがそこにいる。

何百万人のユダヤ人が虐殺されても平気だった人たちは、見事な“闇教育”が行われていたという。

--その闇教育を今も日本のエリート層はしている。

ホームレスが増えるのも当然のことかもしれない。見せかけは減っていても、ネットカフェ難民というホームレスの人たちが増えているという……。

--テレビでは、ホームレスが高校生に重症にされても、少年たちに非難を浴びせて正義感ぶっているバカがいる。

「人間に火をつけても、おかしいと思わないのですか?」

--このアナウンサーは、人が公園に住んでいることは当たり前なのだろうか?

この異常な格差社会が、まともなのだろうか?

ホームレスを襲った少年たちも、ひどい立場で、傷つけられている者たちであることが多いという。

彼らは心のバランスをとるために、こんなことをするという学者もいる。

--人間扱いされていないことを、他者にすれば、自分も人間扱いされていなくても、同等だとでも思ってしまっている卑劣な者たちでもある……。

--そのアナウンサーは、広島の原爆記念日には、核兵器保持論をいうなんて、原爆を忘れたのでしょうか?

と、罵声をあびせるが、スポンサーの電力会社の悪口はいわない。

チェルノブイリ事故がおきたのは原発よりも新しいことなのに、彼はそれを忘れているかのようだ。

他人の痛みがわからない都合のいい思考しかできない、壊れた人間でしかないのに……。

--それがエリートといわれる世界、そんな国の未来が明るいわけがない。

沙也加はいつになく、小さな声で話していた。

いつもは大きな声で陽気な沙也加だけど、今日はそんな気分になれないのだ。








閑話休題

心に闇がある人たち。

そんな人たちが宗教をしたら、

本当の宗教とはまったく違うものになる。

それは古今東西、おこった出来事をみれば理解できる。

「原爆神話」もまた、

心に闇のある人たち。

差別主義であり、心にフタをできる人たちである。

--現実の被害者を見ていただきたいものです。











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