磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

短歌長崎8 原爆被爆特集

2008年10月09日 | 読書日記など
『短歌長崎8 原爆被爆特集』
        短歌長崎s53年

なかなか鋭い作品もありました。時代もかわっていくのだから、再販などの時には解説つきの方がいいなあとボクは思いました……。



残酷という人たちこそ、残酷だったりするものですね。下「」引用。

「    長崎  上野 のぶ
展示せしケロイド写真を削除すと強権の壁立ち塞がるや
被爆国の世論訴へケロイドの写真展示を復活せしむ(国際文化会館林田氏)」


戦争の意味をしることが大切なことです。

残酷なのは、残酷なことをした人。
それを平気で許している人。
被害者ではない。

被害者は残酷なことをされたから、被害者。
こんなことも理解できない人たちが大勢いる……。


原子力発電ははじまった当初から嘘でかためたものです。
それは、軍事力以外に必要なものではなかった。
しかし、マスコミも癒着して嘘を報道してきた。

だけど、庶民はわかっていた。
「    長崎  藤原 辰雄
原子力の未来ばら色と宣伝し戦のときの核準備する」

なにしろ、はじめた人は中曽根康弘。
A級戦犯……。
この人が総理になり、靖国神社に参詣してから、
中国が靖国批判しだした。
それまで、批判されることもなかった……。
あくまでも、政治問題という方が正しいとボクは思う。


原発を廃止することに挑戦しているドイツ。
むかし、日本も原船などというのがあったが、廃止できたのだ。

その訴え続けられた被爆者たちの方たちに感謝。

「◇「むつ」受け入れ
ナガサキの風化は疾し被爆県に原子力船を入港さすとは
             水田 勝
被爆者の切なる願ひ踏みにじり欠陥船「むつ」受け入れを決む
             中須賀 三好
 原子力の平和利用? もうだまされませんぞ」

市長たちの抗議も、きちんとした伝統になっています。続けてもらたい……。

「□その後の核実験
◇保有国
核実験する保有国は直接受けざれば反対もせぬ
             山中 典子
 核実験のたびに打たれる長崎市長、広島市長の抗議電報は何百通に及んでも、その応答は無い。むしろ拒否する国さへある。」









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