磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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北陸が日本地図から消える日-能登原発恐怖の疑惑!-

2008年09月30日 | 読書日記など
『北陸が日本地図から消える日-能登原発恐怖の疑惑!-』
   広瀬隆・編著/JICC出版局(現・宝島社)1988年

内部告発があったという……。検索してみると、能登原発というのは志賀原発のことのようです。



■目 次■
・石川県は“死の灰”の最終処分場だ!? 広瀬隆  2
・能登原発建設現場からの内部告発!!  6
・能登原発は巨大地震で崩壊する! 生越忠  13
・能登原発“闇の開発史” 岩上安身  25
・北陸電力 地上げの手口 落合誓子  36
・【シミュレーション】能登原爆核暴走! 槌田敦+『別冊宝島』編集部  49

「巨大原発事故からは誰も逃れられない!」という小見出し。下「」引用。

「原子力産業のファシズムについても、このブックレットで詳しく取り上げられている。つい先日、六月二十八日に元バブコック日立の原子炉設計者であった田中三彦氏が内部告発をしたところ、日立製作所の本社から田中氏の妻子に対する生命の脅迫が行われた。このように卑劣な手段を使って、自分が悲しくないのだろうか。」

さらに。下「」引用。

「なお、この内部告発を掲載するに当たって、編集部では、地質学者の生越忠氏に専門家の立場からの分析を依頼した。とろこが、北陸電力の行なったボーリングのデータを解析していく過程で、内部告発の内容をさらにに上回る、驚くべき危険性が明らかになったのである。その危険性は、後段の生越氏の論文の中に、あますところなく暴かれている。-略-」

「能登原発建設業者から送られた「内部告発」全文掲載!」という中見出し。

「捨てられたボーリングコア」。下「」引用。

「この告発文書の中でもっとも興味深いのは、ボーリングコア(ボーリングによって採取された岩片)が捨てられているという記述である。ボーリングの際に、コアはすべてに地点と深さとを明示して、箱に保管されることになっている。そうしなければ、データの整理ができないからだ。」

地盤があまりにも悪いから、データを作り直したという。

地元紙も原発推進……。下「」引用。

北国北陸中日の地元二紙は理解しがたい不思議なメディアである。原発推進に都合の悪い記事はカットされるか、ごくごく小さな扱いになり、その逆は一面トップを大きく飾ることになる。-略-」

チェルノブイリ以後は『現地なし』。下「」引用。

「チェルノブイリ以後、『原発に現地なし』ということがはっきりわかってきました。今まで原発現地の苦しみなどかえりみなかった都会の人たちが、自分のこととして感じはじめてますよ。-略-魚は商品ではない。魚は人間の手でつくれないんです。海と魚を原発と乱獲漁法でダメにしたら取り返しがつかないんですよ」」

目 次

「市役所職員からの嫌がらせの電話」、「ヤクザ並みの地上げの手口」、「人間として死ぬか、家畜になるか」、「世界を四百回破滅させる能登原発の放射能!」、「当局は放射線障害より住民のパニックを恐れている!」、「北陸が日本地図が消える日」などの小見出がありました。



とめるしかない志賀原発





続編。

能登原発はやっぱり危ない!








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