磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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193 マイまわし

2008年06月13日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




193 マイまわし


神鳥がテレビ画面に写る。

「あのよおー、茜! おまえのその根性には負けるかもしれねえよ。まったく、素人だってえのに、口の汚いことには驚くぜ。いいか! 相撲でも何でも戦ってやる。しかしだ、おい! よく聞けよ、おまえはプロレスの興業を考えたことがあるのか? メインエベントが三分もかからなくって興業が成立するのかねえー」

「神鳥さん、神鳥さんなら、成立すると思います」

「どおいうことだー!」

アナウンサーにくってかかる神鳥。

「あのー、人気があるから、大丈夫だというんです」

「あっ、そういうわけか、お前、いい奴だなあー」

うれしそうな神鳥。

「ところで、茜、まわしって、どこで売っているんだ。おまえ、マイ・まわしを持っているのか? 持っているんだろうなあー。人から借りたまわしなんて、気持ち悪くってつけられないものなあー」

「まわしは、テレビ局のほうで用意してもらいます」

「そうか、よかったぜ。しかし、まわしの締め方もしらないぜ。まったく、日本おなごとして生まれて、恥ずかしいなあー。まったく、茜よ、おまえは面白いやつだなあ。おまえと戦える日を楽しみにしているぜ、ドーム決戦で会おうぜ!」

さわやかな神鳥である。

白い歯がきらりと輝いた。

テレビは、女性の大物俳優の愛人問題に変った。

オカネスキーは、あきれた顔であった。

「お嬢様、お嬢様の世界では男性がまわしを締めるって言われたけど、男のお尻って、かわいいから毛が生えているのよねえ……、わあー、恥かしいわ」

そういえば、オカネスキーは毛深かった。

でも、女性みたいにそれを恥かしがれると、何といっていいかわからず、言葉を失った。








閑話休題

ボクは京都で生れで、京都で育ちました。

相撲人気はありませんでしたね……。

もちろん、テレビでの相撲観戦は

人気がありましたけど……。

京都出身の幕内力士もボクの

若いころなどにはいなかった……。

まわしはヤフーショッピングでも

購入できるようですよ。

一度もまわしどころか、

褌もしたことありませんね……。

お土産でもらったことは

あったけど……。

京都出身で32年ぶり入幕
【京都新聞】1998/10/27









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