磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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035私はアカネよ!

2006年11月26日 | ライト小説
アカネさんシリーズ001
恋のタイムマシーン

四、ロウジン茜



035私はアカネよ!


「何をぶつぶついっているの? 薄気味わるいよ。うちのお嬢様もそんなくせがあってね、よくないよ。はっきりいいなさいよ……」

「わたしは茜よ! 茜お嬢様よ!」

「あはは、着替えたら、部屋からでるのよ」

中根はシャネルをハンガーにつるした。

「警備員さん、このおばあさん、茜お嬢様なんですってよ」

「ははは、惚けちゃっているんでしょう」

「そうだろうね。まったく、あきれちゃうわね」

「警察に届けなくっていいんですか」

「ええ、このおばあさんにとっても、あんたたちにとってもその方がいいに決まっているじゃないか!」

「はい、西崎グループは給料がいいかわり、人を人と思わないですからね」

四人裏口にむかう。

人と人と思わぬところに属していると、その人たちも自然と人と人とも思わむようになるものです……。

でも、その人たちにそんなこと言っても理解できないようです。

それが当たり前になっているからです。










閑話休題

知らず知らずに教育されている

そんなことがありますね。

「門前の小僧ならわぬ経を読む」


いじめのことですが。

権力のある人が強制力をもって、

「いじめ」はいけませんと、

人のことなんて考えもせずいったら、

「いじめという奴がいじめ!」

ということも成立するのではないかと

思いました……。

でも、そういうケースの場合ですよ。

本当にいじめられている人には、

いってはダメだと思う。











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