『●シリーズ 福祉に生きる15 ゼノ神父』
枝見静樹・著/大空社1998年
この本の著者は厚生省の依頼ではゼノさんに勲章をあげるために、ゼノさんを調査された方のようです。
でも、ゼノさんは「コレ天国イラナイネ」と話されていたようです……。
ゼノさんを表現した詩。下「」引用。
「私たちは
神様を
知らない
でも
神さまを
知っていると
いう人の
目のやさしさが
心にしみる
この詩は、コンベンツアル・聖フランシスコ会・ゼノ・ゼブロフスキー修道士(愛称ゼノ神父、またはゼノさん)が、北海道災害救助活動の当時、ゼノさんに出会った函館中学一年生、重村厚子さんのつくった詩です。
この詩は、ゼノさんのすべてを物語っているように思います。」
マスコミでは、神様といよりも、ビジネスのために宗教をされている方の多い時代ですね。
そのためには、中東を火の海にしてもいいというアメリカの宗教家たちには、どこをとってキリストの教えなのかさっぱりわかりません。
あんな解釈ができたら、何でもいえると思います。
『戦後・貧民救済・災害地救援活動−昭和二○〜三七年−』という小見出し。
ゼノさんに勲章をあげるために調査されただけのことはあります。
ゼノさんは無数に善行をおこなっています。調べつくせないという。
貧しい人たちは、「長崎うら盆」を楽しむことができなかったという。
ゼノさんは愛の贈り物をします。
どうも、ゼノさんを読んでいると、やはりマリア・テレザを思い出します。
ゼノさんが元祖だったと思います。
そのわりに世界に知られていないゼノさん。
有名になって欲しいより、こんな素敵な人がいたんだよと伝えたいです。
今の有名人は特権階級のようにふるまって、お馬鹿なことをするのをカリスマというようですね。
ゼノさんは、マリア様の乞食のような方です。素敵です。
ボクは親の話でしたが、テレビで「アリの街」のドラマをしていたころ、幼きボクは、将来は「乞食」になりたいと話して爆笑をかっていたそうですが、本人は本気だったらしいです。
何十年もたちましたが、やはり、この人たちに憧れを持ちます。
『一本のローソク』の話しもすばらしかったです。
それにしても、『メリー!地蔵盆』なんてキリスト教と仏教を混ぜたお話を書きましたので、お叱りの言葉をもらうかと思っていたのですが、お盆をしているカトリックの坊さんもいたんですね。(-_-;)
さすがメーカーは一つですというだけの方だけあります。
イエスもユダヤ教徒ではない、サマリアの女に語りかけましたね。
ユダヤ教徒にとっては、敵のような人たちに……。
Index
枝見静樹・著/大空社1998年
この本の著者は厚生省の依頼ではゼノさんに勲章をあげるために、ゼノさんを調査された方のようです。
でも、ゼノさんは「コレ天国イラナイネ」と話されていたようです……。
ゼノさんを表現した詩。下「」引用。
「私たちは
神様を
知らない
でも
神さまを
知っていると
いう人の
目のやさしさが
心にしみる
この詩は、コンベンツアル・聖フランシスコ会・ゼノ・ゼブロフスキー修道士(愛称ゼノ神父、またはゼノさん)が、北海道災害救助活動の当時、ゼノさんに出会った函館中学一年生、重村厚子さんのつくった詩です。
この詩は、ゼノさんのすべてを物語っているように思います。」
マスコミでは、神様といよりも、ビジネスのために宗教をされている方の多い時代ですね。
そのためには、中東を火の海にしてもいいというアメリカの宗教家たちには、どこをとってキリストの教えなのかさっぱりわかりません。
あんな解釈ができたら、何でもいえると思います。
『戦後・貧民救済・災害地救援活動−昭和二○〜三七年−』という小見出し。
ゼノさんに勲章をあげるために調査されただけのことはあります。
ゼノさんは無数に善行をおこなっています。調べつくせないという。
貧しい人たちは、「長崎うら盆」を楽しむことができなかったという。
ゼノさんは愛の贈り物をします。
どうも、ゼノさんを読んでいると、やはりマリア・テレザを思い出します。
ゼノさんが元祖だったと思います。
そのわりに世界に知られていないゼノさん。
有名になって欲しいより、こんな素敵な人がいたんだよと伝えたいです。
今の有名人は特権階級のようにふるまって、お馬鹿なことをするのをカリスマというようですね。
ゼノさんは、マリア様の乞食のような方です。素敵です。
ボクは親の話でしたが、テレビで「アリの街」のドラマをしていたころ、幼きボクは、将来は「乞食」になりたいと話して爆笑をかっていたそうですが、本人は本気だったらしいです。
何十年もたちましたが、やはり、この人たちに憧れを持ちます。
『一本のローソク』の話しもすばらしかったです。
それにしても、『メリー!地蔵盆』なんてキリスト教と仏教を混ぜたお話を書きましたので、お叱りの言葉をもらうかと思っていたのですが、お盆をしているカトリックの坊さんもいたんですね。(-_-;)
さすがメーカーは一つですというだけの方だけあります。
イエスもユダヤ教徒ではない、サマリアの女に語りかけましたね。
ユダヤ教徒にとっては、敵のような人たちに……。
Index
ブルーの澄んだ目をした方だった記憶があります。
最後にお会いしましたのは、
ゼノ神父の誕生日会
私が小学生だったと思います。
すでにその時は、ほとんど日本語がでて来ず
お付の神父の通訳を介してお話した記憶があります。でも確かに愛に溢れた瞳だけが印象に残っています。
その修道院の近くにらい病の方々の街 全生園があります。あの中は宮崎駿さんのお散歩コースだったと聞いたことがありますが、
実は私もあそこが好きで、関係者以外立ち入らぬようたて看板がありましたが、度々入って遊んでいました。両親などからは、あの中に入らぬよう言われておりました。「感染」を気にしておりました。が、
幼い頃の私が考えましても、あの中に入って
患者さんと接して感染したシスターや神父の話は一度も耳にしたことがありませんでしたので
耳や鼻がなくなってしまう病気と聞いても
子供の私はなんとも思いませんでした。
しかし、あの中は千と千尋の世界を髣髴させるような(その頃そんなアニメはありませんでしたが今表現すると)魅力があり心地がよい場所でした。
多分ゼノ神父は、そこにも愛を注がれたことでしょう。