アカネさんシリーズ001 恋のタイムマシーン 001競馬場で大当たり タイム・マシンがあったら、あなたは何をしますか? 未来の自分を見たい。 そんなこともできるでしょうね。 新日本競馬場のVIP・ルームに上から下までブラウンド品でかためた西崎茜がいる。 「また、当たったわ!」 茜のとなりには、まるでケンタッキー・フラド・チキンの前に、立っているカーネルおじさんに瓜二つの外国人がすわっている。 着ている服といえば医者か研究者が着るような長い白衣を着ている。まったくこの場にふさわしくない恰好である。 「お嬢様、まことでござりましょう」 カーネルおじさんに似た男は、手をこすりながら、上目づかいで茜を見ている。茜は、鼻をつんとたてて、 「じゃ、次は万馬券ね」 などと言っている。 「さようでござります。オカネお嬢様!」 こびへつらった笑いをする。 その顔は、映画『ミセス・ダウト』のロビン・ウィリアムスのように、豊かな表情だ。
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面白そう♪
拝読させて貰いまっせぇ
ちょっと、頭へんなんじゃないか? と思う作品で。
そっちは好きなんですが、いきなり、それでは何だなあと思い、
一部を惰性でかきました。
Ra.は一部からはじめたのですが、あれも三部が書きたかったのですが、順番で書いたので、疲れる作品で今は無理です……。
歴史小説をしばらくは書いています。