先日、とても風が強い日の出来事でした。
特急電車が駅を出発後、50mのところで強風のためストップしました。
すぐに動くだろうと思っていたのですが、なんとそこから2時間。
社内に滞在することとなりました。
さすがにその対応力には疑問を持ちました。
それだけの時間がかかっていたことがよくわかりません。
車内には、経過報告のアナウンスが何度か流れていましたが、
「隣の駅から応援のスタッフが到着するまでお待ちください」とのこと。
私を含め、ほかの乗客の方たちもクエっションマークでした。
結局、2時間後に一番前と一番後ろの操縦席のドアから、降りて線路を歩いて
ホームに向かいました。
そこで驚くべきことに気付きます。
なんと一番後ろのそのドアからホームまでの距離は10mもありませんでした。
「これくらい、いくら風が強くてもゆっくり動かせば移動できたのでは?」
とおそらく多くの人が感じたと思います。
そういう納得感が少ない状況なので、乗客の方はイライラムード。
乗務員さんと言い争いをしている人もいました。
振り返ってみると、おそらく「マニュアル対応」としては良かったように思います。
お客様の安全性を100%守るための手順だったのかもしれません。
判断も確かに難しいところということも理解できます。
相手は自然。すぐに風が止むかもしれませんので、しばらく待つという判断もわかります。
ただ、待つにしてもお客様に対して選択肢を与えた方が良かっただろうなと感じます。
20mでもバックすれば、その駅で降りてバスやタクシーで移動するという選択肢をとった
人はいたでしょう。
自分で待つという選択をした人は、2時間待ったとしても納得ができるはずです。
この20mバックするという選択が、マニュアルを優先するか、お客様を優先するかの
大きな違いなのでしょう。
マニュアル教育では、この20mバックという選択ができないかもしれません。
あくまでお客様中心主義、お客様にとって何がベストかということ、
理念教育を通じて、仕事のやり方ではなく、スタンスを伝えることの大事さを改めて
感じた出来事でした。
とはいえ、線路の上を歩くという出来事は、そうそうできることではないので、貴重な
体験が出来たことは、私にとっては嬉しいことでもありました。
本日もありがとうございました。
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●船井総研フューネラルビジネスチーム専用サイト
「葬儀経営.com」 http://sougikeiei.com/
●2代目、3代目葬祭業経営者向け勉強会『2世会』
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1293215469_0.html
●本ブログ経由限定。葬祭業経営者向け小冊子 無料プレゼント中!!!
『なぜ、あの葬儀社だけ業績が上がったのか』2009年発行
『葬祭業界向け 人材育成バイブル』2010年発行 2011年加筆修正
『船井流「地縁型葬儀社」の作り方』2013年発行
お申込はこちらまで(御社名、担当者名、住所をご記入し、ご送付ください)
ryomaeda@funaisoken.co.jp
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すぐに動くだろうと思っていたのですが、なんとそこから2時間。
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さすがにその対応力には疑問を持ちました。
それだけの時間がかかっていたことがよくわかりません。
車内には、経過報告のアナウンスが何度か流れていましたが、
「隣の駅から応援のスタッフが到着するまでお待ちください」とのこと。
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結局、2時間後に一番前と一番後ろの操縦席のドアから、降りて線路を歩いて
ホームに向かいました。
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なんと一番後ろのそのドアからホームまでの距離は10mもありませんでした。
「これくらい、いくら風が強くてもゆっくり動かせば移動できたのでは?」
とおそらく多くの人が感じたと思います。
そういう納得感が少ない状況なので、乗客の方はイライラムード。
乗務員さんと言い争いをしている人もいました。
振り返ってみると、おそらく「マニュアル対応」としては良かったように思います。
お客様の安全性を100%守るための手順だったのかもしれません。
判断も確かに難しいところということも理解できます。
相手は自然。すぐに風が止むかもしれませんので、しばらく待つという判断もわかります。
ただ、待つにしてもお客様に対して選択肢を与えた方が良かっただろうなと感じます。
20mでもバックすれば、その駅で降りてバスやタクシーで移動するという選択肢をとった
人はいたでしょう。
自分で待つという選択をした人は、2時間待ったとしても納得ができるはずです。
この20mバックするという選択が、マニュアルを優先するか、お客様を優先するかの
大きな違いなのでしょう。
マニュアル教育では、この20mバックという選択ができないかもしれません。
あくまでお客様中心主義、お客様にとって何がベストかということ、
理念教育を通じて、仕事のやり方ではなく、スタンスを伝えることの大事さを改めて
感じた出来事でした。
とはいえ、線路の上を歩くという出来事は、そうそうできることではないので、貴重な
体験が出来たことは、私にとっては嬉しいことでもありました。
本日もありがとうございました。
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