葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

価格の心理的ハードルを下げる言葉

2013-03-04 10:34:36 | マーケティング
昨年10月頃、扁桃炎で1週間ほど寝込みました。
仕事をはじめてから、1週間も休んだことがなかったので、正直体の衰えを
感じました。

それまでは、「気合と根性!」みたいなもので、すぐに回復できていたものが
できなくなっている。

しっかりと体のケアをしなければいけないとその頃から思うようになりました。

ジムに行く時間も作り、食事も気をつける。
そしてもう一つ、睡眠の質を上げるということも考えました。

睡眠時間もなかなか一定時間取れない中で、寝ている間の質を高めることは
体力回復に大きく貢献するはずです。

その頃から自分にしっかりとあった枕を用意したいと思い、先日やっと買いに
行けた次第です。

さて。そのオリジナル枕。
当たり前ですが、素材によって金額が変わります。

紹介してもらったものの中で最後に迷った2つの素材。

15000円と25000円。

1万円の差は小さくないです。


結果としては、25000円の商品を買いました。
そこには店員さんのいくつかの言葉が、その心理的ハードルを下げてくれたと
感じています。

25000円の枕は羽毛の枕なのですが、通常の羽毛枕の3倍の量を使っているという
価値部分はもちろん、何より大きかったのが「商品の持ち」の問題です。

15000円の商品は、少し柔らかく、結果として多くの空気も入っているため、
やはり形が25000円の商品よりは変形しやすいとのこと。

結局体に合わせて買ったオリジナルの枕の形が変わっては意味がありません。
1回の使用ではなく、何度も使うことを考えれば、今ここで1万円を抑えるよりは
いいものを買って、長く使ったほうがよいのでは!?

と考えたわけです。


もちろん、あまり誘導するような接客は行けないと思いますが、うまく価値の違いを
伝えたり、価格の心理的ハードルをさげるようなトークは、売上に大きく影響を与える
ちょっとしたひと工夫につながりそうですね。


本日もありがとうございました。


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