葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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行動の早さが業績につながる

2011-04-25 17:09:48 | 経営
業績が伸びる会社ほど、行動量が多いことは以前にも書いたことがあるかと思います。
行動量が多いということは、つまりスピードが速いということになります。

この「行動の早さ」というのには、2種類のものがあります。

1つ目は、いわゆる「処理能力」の速さ。
例えば、何かツールを作るという一つにしても、普通なら1ヶ月かかるものを半月で終わらせることが出来る。

これであれば、他社よりも2倍のものが作れます。
また1ヶ月あれば2倍の内容のものを作ることが出来ます。


もう1つの速さとはなにか。
これは忘れられがちですが、実はこちらの方が大事だと思っています。

それは、「初動」の速さ。
つまり動き出しの早さです。

どれだけ早く「やること」を決めて、「やり始める」ことが出来るか。
1日、2日の差は実は大きな差です。

実際に私のご支援先の驚異的な初動スピードの話があります。

震災後、多くの会社では金融機関への交渉を行っていることと思います。
この会社の社長ももちろん行いました。

しかし、その交渉を行った日が他の会社とは違います。
この会社の社長は、次の日には行っていました。

思い出してみてください。
震災の翌日は、まだ被害状況もそれほど明らかになっておらず、原発の問題も大きくはない、停電についてもそんな話はありませんでした。

経済活動にどのような影響が及ぼされるかなど、まだわからない状態でした。

その中で、この会社の社長は先を読んで、翌日には銀行交渉。
最初は銀行もそれほど事態を重く見ていなかったといいます。

そして社長が予想したとおりのことがおき始めた。

こうなると、主導権は完全に社長にあります。
他社の先手を打って、交渉は主導権を持って行うことが出来ました。


特に時代の変化が早い昨今において、「初動の速さ」は重要なウェイトを占めるものになっています。



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