古本屋
2012-08-25 | 日記
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昨日は、学校訪問で本郷三丁目に行った
時間があると必ずその交差点の近くの古本屋に行くことにしている
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そこは、もうなつかしいインク・紙のにおいがする
店主は老夫婦が交替で店番をしている
中に入ると、古い雑誌、岩波文庫、新書、専門書、歴史書、美術書などがある
自分が生まれ、物心がついた10代つまり昭和40年代(1960年代)の出版物もある
手に取ってみると、著者や出版社の熱意が感じられる
絶対に電子書籍ではわからない懐かしさや思いが伝わってくる
こういう日本の文化を絶やしてはいけないなと感じるし、
そういう店の博学な店主と会話をしてみたいと思う
なんか大きな森にもぐりこんでしまったみたいな空間
何時間も居てしまう空間
そんな空間があってもいい
写真は神田の古本屋が舞台のおすすめの小説「森崎書店の日々」(八木沢 里志著)だ
ふとしたきっかけで神田の古本屋の店番をやることになった主人公の女性が、
本を読むきっかけと人生の転機を迎え、自分を発見するという小説
第3回の「ちよだ文学賞」の大賞を獲得した
若い女性には是非読んでもらいたい1冊だ
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